忍者  何故か、懐かしい感じがするのだけれど…。 | 新・伝説のhiropoo映画日記

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映画が好きだ。ドラマも好きだ。
そして、イケてる面はもっと好きだ。

そんな好きなものが詰まった日記、読んでみるかい。


 

2004・日本・香港・中国     ★★★☆☆(3.2)

 

 

 

監督:ハーマン・ヤオ

 

 

出演:魔裟斗  ホアン・シェンイー  白田久子  ダヨ・ウォン  エディー・コー  ケン・ロー

 

 

夜の街を走り抜ける黒塗りの車…。  バックシートに座る男が指示を出す。

 

 

どうやら何者かに追われている様である。  男が大事そうに抱え持つ箱。

 

追っ手は、何と忍者の軍団…。  あの手この手で男の持つ箱を狙っている様である。

 

 

「真直ぐに突っ走れ」そう、指示を出す男。  だが、運転手が叫ぶ「壁にぶち当たります!」

 

「煙幕で幻を見せられているのだ、大丈夫だ。  真直ぐ突っ走れ」

すると車はスルリとレンガの壁と思われた所を通り抜ける。  と、同時に煙が舞い壁が消え去る。

 

が、次の瞬間一人の忍者が車の屋根に飛び乗り、天上から運転手目掛けて刀を差し込む…。

 

運転手は即死、車は壁に激突する。  慌てて、車から箱を抱きかかえて飛び出る男。

忍者は、刀を車から抜き取ると男の後を追う。

 

忍者は甲賀流忍者の虎大介(魔裟斗)。  やはり忍者達の目当ては男が抱えている箱であった。

 

大介が男を追い詰めたと思った時、男の味方が助けにやって来て大介に銃を構える。

男はしてやったりと、ニヤリと笑うのだが横に並んだ味方の男に刀で首を切られる。

男の手から箱が転げ落ち倒れる。  大介は男を切り殺した男に詰め寄る。

「何故殺したんだ。博士からまだ箱の開け方を聞き出していない!」…。

 

 

大介は世界征服を企むブライアンの元に、男の首と箱を届ける。

 

 

箱は、レザーを当ててもビクともしない。  様々な方法で箱を開けてみようとするが全く何の変化も見せない。

 

箱の中には、世の中のいかなるウイルスにも抵抗できる、奇跡のワクチンが入っているのであった。

 

このワクチンさえ手に入れれば、世界征服も夢では無いと考えるブライアンは、何が何でも箱を開けて

ワクチンを手に入れたいと躍起になっていた。


(世界征服を企てるブライアン)          (伊賀忍者のくノ一・響)

                

首を切り取られた遺体の指で書かれた血文字には「コピーを殺せ」とあった。

それを見た伊賀忍者の下人の響(白田)は、その言葉通りにコピー(ウォン)を殺すという任務を負う。

 

 

霧隠里と言う忍者の末裔や引退した忍者達がひっそりと暮す里がある。

 

 

其処に暮す、元伊賀忍者の中人の芭蕉と孫娘のシウリン(シェンイー)。  シウリンは一人前の忍者である。

芭蕉は、外のキナ臭い様子を察知し、シウリンに甲賀やブライアンからコピーを一足早く見つけ出し

里に連れて来る様に命じる。

 

ブライアンも博士の首からコピーと言う名の人間が箱を開ける鍵だと知り、大介を向かわせる。

 


       
箱を開けるたった一人の大事なキーパーソンとなったコピー自身は、全く何も知らずに何時もながらに

借金取りに取り立てにあう毎日であった。

自分の作った曲をフルートで吹いてみるが、誰一人聞いてくれる事も無い。

その上、酒が大好きで一時も離せなくなっている。

 

 

自宅に戻ってみると、緑の衣装を身に纏ったシウリンが早速コピーを連れに来た。

 

 

が、家から連れ出そうとした時…。  赤の衣装の響がコピーの殺害にやって来る。

シウリンが響と応戦している間に家を飛び出したコピーは、走って逃げるのだが、シウリンと響・

そして黒の衣装の大介までもが…。


 

何とか、大介をかわしコピーを里に連れ帰ったシウリン。  

 

大介との戦いで傷を負った響も助けていたのであった。

 

芭蕉から、説明を受けたコピーであったが何が何だか全く分らない。

 

そんな箱の事も博士の事すら知らないのである。  オマケにこの里には酒も無い。

ブライアンも黙ったままでは決してないであろう。


 

ブライアンの元にコピーが連れて行かれでもしたら、大変な事になる。

 

此処は響も一時休戦を申し出て、コピーを守る為にこの里で傷を治しながら滞在する事になった。

 

と、言うのも元は伊賀忍者の中人である芭蕉は、響からすると親方同然なのである。

 

そして、その奇跡のウイルスを15年も研究を重ねて生み出し、首を切り取られた菊池博士は

伊賀忍者の上人でもあったのだ…。

 

 

コピーをこの里で守り抜く事が出来るのだろうか?

 

 

そして、箱の空ける方法とは一体…?

 

響が心の中に隠し持っている、想いとは…?

 

 

 

 

《***》

 

 

 

「ありゃ?今日の記事はホリデイじゃ無いの?」と思われた方!  

このブログのツウですね!ぶはっはは! (だからと言って、何にもでないよ!ぐふふ) 

何時も何時も、ダラダラと長いだけのあらすじや、あ~でもないこーでもないと重箱の隅を突く様な感想を

読んで頂き、誠にありがとう御座います。

 

 

いえね!今日はこの「忍者」を観て来たんですがね。  劇場にで、ですよ!  

 

 

魔裟斗の主演という事で男前ですら「そんなモン、よ~~見るなァ~」と言う作品をね、

タダ券をポイしちゃうのが勿体無い為に(今月まで有効で今日からの作品)行って来たんですが

イヤイヤ思っていたより、まぁまぁ観れる作品でしたよ。

はい、「アルゼンチンババア」や「天使の卵」よりかは遥に面白かったっす!!(;´▽`A``


 

先ずは、一番不安だった魔裟斗からいきましょうか?

 

香港作品なので、多分(良く分んないけど)広東語だったと思います。

魔裟斗の台詞は全て吹き替えでした。  なので後は芝居の部分。  いや、これが殆ど無い。

アクションオンリーと言っても良いぐらい。  流石、上手く作ってるし演技力が分ってるね!監督。

そう、物思いにタダタダ耽るなんてシーンとかは、空をぼ~~と眺めているだけだし。  なので全く問題なし。

アクション部分は、結構カッチョ良かったスよ。  

もうちょっと刀のシーンじゃなくって戦う場面を見せて欲しかったけど。

 

美女のお2人のくノ一は、まぁまぁ合格点でしょうね。  

 

でもさぁ、幾らパッと見た目で分らせる為とは言え、真っ赤と緑の忍者の衣装ってDo~なの?

日本人女優の響役の白田久子さんは、今年のミス・インターナショナルの日本代表なんだって!

萬田久子と一字違いだけど、萬田も同じく準ミスだったよね確か!(スンマソン!全く関係ないけど)

 

それで、どっかで見たことあるんだけどと調べてみたら、此処にもチョクチョク出て来る

 

「完全なる飼育シリーズ」「秘密の地下室」に出演されていました。

この作品は他の飼育作品とはちょっと違っていて、飼育されている山本太郎が彼女を監禁しちゃう

みたいな作品で、結構出演者が豪華だったんだけどストーリーは全然面白くなかったのよ。

で、今日もう一度ざっと出演者をみたら「松山ケンイチ」だって!「うっそーん!」何処に出ていたのでしょうね?

全く覚えていませんが、R指定作品ですが気になる方はどうぞ~。

ハピネット・ピクチャーズ
完全なる飼育 ~秘密の地下室~

今日は、あっちゃこっちゃに飛びまくり本当にすびばせんねぇ~!

 

監督は、これまた何度も出てくる「人肉饅頭」の監督さんです。(;´▽`A``

 

アクション監督・編集等ジャッキー・チェン作品のスタッフが多数参加しているらしいっす!

 

ちょっとね、何処と無く古い感じも受けないでもないの。

 

やっぱり、もっとアクションが見たかったなァ~。  これでもかって言うぐらいね。

 

東京と大阪は本日から公開です。  後は愛知が5月に上映予定だけみたいなので…。

 

気になる方は、レンタルで良いんじゃ無い?

 

 

 

《+++》

 

 

 

え~~~!ホントボンヤリしていたら、明日から4月じゃんか!

3月は結構バタバタしたわりには、スクリーンで17本観る事が出来た。

これぐらい1ヶ月に観る事が出来ると年間200本劇場で観れるんだけどね。  どうなる事やら…。

 

今月は「モーツァルトとクジラ」を見損ねた。  「バッテリー」はまだやっているけどどうしようかな?

 

 

4月に見まっせ~~!と言う作品を…。

 

 

○ フランシスコの2人の息子 … 明日行こうか迷い中。  1DAYだけど日曜だし混むよね!

 

 

○ サンジャックへの道 … 「女はみんな生きている」の監督。 この作品が大好きだったので!

 

 

○ ブラッド・ダイヤモンド … 「ディパー・テッド」より見応えがありそうなレオ様主役作品。

 

 

○ プロジェクトBB … まぁ、観ておきましょうか?ちゅー感じ。

 

 

○ 神童 … 松山ケンイチ主演のコミックスの映画化作品。  気になっています。

 

 

○ 大帝の剣 … 堤監督×原作・夢枕莫=面白いだけで良いじゃん作品になっているらしい。

 

 

○ オール・ザ・キングスメン … ショーン・ペン+ジュード・ロウ+ホプキンス  何が何でも観るでしょう。

 

 

○ 13/ザメッティ … 一挙に行なう、謎の13人のロシアンルーレット。 モノクロ作品も気になるところ。

 

 

○ パリ・ジュテーム … 気にはなっているのだが、レンタルでも良いかもなァ~と迷い中。

 

 

○ サンシャイン2057 … いやぁ~~、予告が派手でメチャメチャ気になっています。 真田出演。

 

 

○ クィーン … 仮面の下の悲しみを演じていたからこそ、オスカー受賞したのでしょうな!

 

 

○ 勝ちこみ・ドラゴン・タイガー・ゲート … ニコラス・ツェーの最新作。  試写当たってマッスル!

 

 

○ ロッキー・ザ・ファイナル … それまでに5作品、纏め観出来るかしら?

 

 

○ あかね空 … 中谷主演は気になるけれど。  どんなものでしょうかね!


後、2本ばっか観る予定なのですが、タイトルが定かでないので、こんぐらいあげておきます。

 

あ~~、色々書きたい事一杯あるのに。  今日はさっきまで雷が鳴ってたのでパソを消しておりました。

 

来週は、ちょっと休憩しながら溜まりに溜まっているDVD作品も書かなくては…。  

 

明日はエイプリルフールだよん!  貴方はどんな嘘をつくのかしら?私は嘘の付けない人間なんで!では…!