春はアクション?  「デトネーター」 「VERSUS ヴァーサス」 | 新・伝説のhiropoo映画日記

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映画が好きだ。ドラマも好きだ。
そして、イケてる面はもっと好きだ。

そんな好きなものが詰まった日記、読んでみるかい。

【デトネーター】
2006・米     ★★★☆☆(3.4)

監督:レオン・ポーチ

出演:ウェズリー・スナイプス  シルビア・コロカ  ウィリアム・ホープ  マイケル・ブランドン



元CIA諜報員グリフ(スナイプス)は、最後の仕事と決めてルーマニアに向かった。

武器密輸組織の捜査の為に、ゲイを装い密売人に成りすまし潜入捜査をする。 

潜入する為に変装では無く、キャラを装うのも化けると言う点では同じ事だと思っている。

言わずと知れた、その道のプロなんだから…。  話は上手く纏まりそうだったのだが…。

何処からかの連絡で、グリフが警官だと言う事がバレて、銃撃戦になる。


潜入捜査だった為にグリフも地元の警察に捕まるという失態をやらかしてしまう。

しかもグリフは事件を解決して、とっととアメリカに戻って裁判に出廷しなければ刑務所送りが

待っていると言う出廷日が迫ってきている。

だが、地元の警察はグリフの言う事を聞いてくれない…。


少々焦りを感じていたグリフだったが、いとも簡単に釈放されてしまう。  怪訝に思うグリフ。

裏から手を回してくれたのは、CIAの元同僚。  奴がタダでグリフを助けてくれる筈が無い。

思ったとおり、条件を付けて来た。


組織の金を横領して殺害されたと考えられる会計士の妻・ナディア(コロカ)がアメリカに渡る為の

護衛を頼まれる。

どうせ、自分もアメリカに帰国するのである、女性一人の護衛などグリフにとっては朝飯前の仕事である。

と、思ったのだったが…。



ナディアを匿っている場所を尋ねてみると、たった一人の女性の為に大人数の捜査員が居た。

しかも、会計士の妻とは思えぬほどの美しさである。  この妻は只者では無い事に気付くグリフ。


どうやってこの場所を嗅ぎ付けたのか、組織の殺し屋が襲って来た。

あっという間にあの大人数の捜査員を全滅させてしまった。  プロなんだろう…。

ナディアを守りながら、たった一人でその場から逃げ切るグリフ。


命を助けてやったのにグリフに対して反抗的な態度を取るナディア。

敵もナディア確保の為に躍起になっている様である。  

しかも、どうやら内通者もいる様でグリフの行動が敵にバレバレである。



グリフは、無事にナディアを連れてアメリカに帰国する事が出来るのだろうか?

裁判の出廷には間に合うのだろうか…?  組織が躍起になるナディアが握っているモノとは一体?






《***》

久々にアクション映画らしい作品に出演のスナイプス。

3作品纏めて、「スナイプスの大運動会」等と名付けられている。  ダッサ~~!!


まぁ、最近はなかなかヒット作にも恵まれず、我儘邦題でスタッフ達からも嫌がられている等と言う

良い噂はちっとも入ってこない割には、何とか主役をはれる俳優なのである。


相手のナディア役のシルヴィアは、「ヴァン・ヘルシング」に出演していたお方です。

それにしても、「貴方、服持っていないの?」と言いたくなる位「ビスチェ」姿や「キャミソール」状態。

グリフを「お誘いですか?」って言う恰好しかしていない。  ボンドガールじゃ無いっツーの!

綺麗だし、スタイルも良いから良いけど…。



まぁ、時間のある時に気軽に見れて、それなりにアクションも楽しめる作品なんじゃ無いでしょうか?

もうちょっと、ドキドキ感が感じられたら良かったんだけど、今のスナイプスには上等な作品でしょうね。



視線が色っぽいので、私は結構好きなんだけどねぇ。  小気味の良いアクション作品が見たいよね。

やっぱ、どうしても「ブレイド」のイメージがついて回るよね。  「ブレイド」は大好きな作品です。





【VERSUS ヴァーサス(PG-12)】

                   
2000・邦画      ★★☆☆☆
         
          
監督:北村龍平
出演:坂口拓  榊英雄  松田賢二  新井雄一郎  松本実  大場一史

怪しい、妖気漂う森をひた走る2人の男達。  脱獄囚の2人は、仲間の待ち合わせの場所に辿り着く。

追っ付け仲間が車でやって来た。  

「早く逃げよう…」仲間の脱獄囚は言うのだが、「ボスが此処で待っていろと仰っている」と動く素振りを見せない。

何時、追っ手がやって来て刑務所に連れ戻されるか分らない。 次第にイライラを募らせる脱獄囚。


仲間の脱獄囚と一緒に逃げ出してきた男(坂口)。  名前など無い。 囚人番号KSC2-303それしか分らない。

強暴な男達の車には、一人の見知らぬ女が乗せられていた。

KSC2-303は、始めて会うその女に何処か見覚えがある。 が、何も思い出せない…。


何時まで経ってもボスと言う男は現れない…。  イライラがピークに達した囚人が男達に殴りかかる。

それを見たKSC2-303は、女を庇い隙を付いて銃を奪い見境のつかなくなった囚人を撃ち殺す。

仲間がやられて、色めき経つ強暴な男達はKSC2-303に一斉に銃を向けるのだが…。

その場に倒れて死んだはずの囚人が、ゾンビになり立ち上がりだす。

慌てた仲間達は、一斉に銃を撃ちまくり何とかゾンビになった囚人を倒すのだが…。



その隙に女を連れて逃げ出すKSC2-303。

同じ様に「貴方を何処かで見た事がある」とその女は謎めいた事を言うのだが…。

次々と女とKSC2-303を襲う、敵やゾンビ達。  一体、この森には何があると言うのか?


この女とは、一体何処で出会ったのだろうか?  そして、ボスと呼ばれる男の目的とは…?





《***》

北村龍平監督が作ったインディペンデント制作の作品。

2月12日に書いた「デス・トランス」の下村勇二監督が、この作品ではアクション監督を務める。


作品のレヴューは真っ二つに分かれる。  絶賛と最悪と…。

アクションだけを見るとなかなかイケテル作品なのかもしれないが、ストーリーや演技そのものが最悪。


私は、「デス・トランス」を観て「これを観なくちゃ始まらない」と言うレヴューを読んでレンタルしたのだが

応援するよと言っていた「松田賢二」がとんでもない役で出演していた。(泪)

イメージぶっ壊れでした…(泪)



まぁ、制作している人達は大層楽しんだのだろうなと言う所は、想像できますが。

この作品が下地になって「デス・トランス」も出来上がったんだろうと思うけれども。


北村監督って、凄いのだろうか?  私は、すんごく面白い監督作品には出合っていない気がするが。Do~?



もうちょっと、演技を勉強して貰いたいんですが坂口さん。

結構、雰囲気は良い味あるんだけれどもね。  


まぁ、でも見るとするならやっぱり「デス・トランス」をお勧めします。  

この作品は、映画学校の卒業作品って感じでした。(←お好きなお方は、此処は黙認してね!)



明日も纏めて書けると良いけどなァ~。  一応、3作書くつもりにしているけれど。分んない。

明日は、冬に逆戻りなんだって!  体調管理に気をつけましょうね雪