007 ドクター・ノオ   これってコメディか? 欧米か?  | 新・伝説のhiropoo映画日記

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映画が好きだ。ドラマも好きだ。
そして、イケてる面はもっと好きだ。

そんな好きなものが詰まった日記、読んでみるかい。

1962・英     ★★★☆☆(3.2)


監督:テレンス・ヤング

出演:ショーン・コネリー  ウルスラ・アンドレス  ジョセフ・ワイズマン  バーナード・リー



ある昼下がり、英国秘密情報部・支局長に定時の連絡が付かなくなる。  彼の秘書にも…。

彼の任務は、ケープカナベル基地から発射されるロケット弾道を狂わす電波発信地を突き止める事だった。

ロンドン本部は事件を重視し、直ちにジャマイカに背後関係追及の為に007を派遣する。

007とはジェームズ・ボンド(ショーン・コネリー)機密員のコードナンバー。

ボンドの任務は、支局長の足取りを洗う事。


支局長は、最近魚釣に興味を持ち島民のクオレルに頼み、連日の様に沖に出ていたと言う。

しかし、支局長は魚釣をしていると見せかけて、謎の中国人・ノオ博士の所有の島を探索していた事が分かる。

が、どういう訳か島に極秘に派遣されたボンドの事が敵にバレている様なのだ。

宿泊先のホテルでも、全てがチェックされている。  睡眠中には、毒蜘蛛がベッドに放たれる。


仕掛けられるばかりでは埒が明かないと、自らノオ博士の島に上陸するのだが…。

クオレルは、「恐ろしい島」と良い顔をしない。

島に上陸後、暫くすると全く島には似つかわしくない美女が、浜辺で貝殻を集めている。

彼女の名前はハニー・ライダー(アンドレス)。  ハニーの父親もノオに殺害されたと言う。



支局長が持ち帰った石には、放射能反応があった。  ロケット発射の妨害もここで行われていると推察される。

しかし、クオレルの怖がるのはそんな事ではなく、この島には目が真っ赤に光り、口から炎を吹いて進む竜が

いると言うのだ…。 

ボンドは「今の世の中に竜など存在しない」と言うのだが…。  ハニーも見たと証言する…。


ノオ博士はこの島で何を研究しているのであろうか…?

そして、恐ろしい竜の正体とは一体…?  

ロケット発射まで猶予が無くなったボンドは、事件を解決する事が果たして出来るのであろうか?





《***》

来年の正月映画の目玉とも言える「007 カジノ・ロワイヤル」の劇場版予告を見れば見るほど、見たさが

募って来ている。

全然、色っぽさが無いと文句を言っていた、新ボンドのダニエル・クレイグも「カッチョ良い」と思わせる予告。


ハッキリ言って、「007シリーズ」は嫌いでした。  何の何処が面白いのか、全然分からない。

でも、カジノ・ロワイヤルは見たいし「此処はイッチョ、ジェームズ・ボンドって何?」ちゅーとこから

知りましょうと第1作目のこの作品を見る事にした。


歴代ボンドの中でも、ボンド=ショーン・コネリーと返って来る位、ボンドの顔となっている。

第1作目のこの作品では、秘密兵器やらは何も無い。  手持ちの銃をワルサーに変更せよと言う指令ぐらい。

それにしても、ボンド=プレイボーイはお決まりの様で、ホンマに来るもの拒まず、女は皆ボンドにメロメロ。

え~~、メチャメチャ濃い顔でっせ!  しかも、何処までも続く眉毛。  私はヤダ!


40数年前なら、全ての作品がこうだったんだろうとは思うけれど、俯瞰で捉えた島の様子はミニチュアセット

丸出しで、思わず「かわいい~」と声に出して言ってしまった。

音楽の使い方も何処かコメディタッチ。  

毒蜘蛛に襲われかけて難を逃れたボンドの顔とコント終了って言う感じの音使い。(チャン、チャン♪)


ボンドガールのウルスラ・アンドレスは、流石のナイスバディ。  服を着ると俄然魅力が半減しちゃう。

ビキニ状態でいる方が絶対良いよ!



どこうどう見ても、カッチョ良いとはやっぱり思えなかった。  恐怖の竜も大爆笑!!



リバイバルの時にタイトルが変更になったみたい。  「007は殺しの番号」が一等最初の邦題。


ショーン・コネリーは今の方が絶対良いと思うんだけれども。

歴代ボンドを紹介しておこう。


               


初代   ショーン・コネリー  6作品 でも、今の方が渋くてカッチョ良い。 今ボンドをやっても良いのでは?

2代目  ジョージ・レイゼンビー  コネリーボンドの人気に押しつぶされて1作で降板。

3代目  ロジャー・ムーア  私の中のボンドのイメージは、何故かロジャー・ムーアなんだよね。


               


4代目  ティモシー・ダントル  2作品  記憶に無いわ!

5代目  ピアーズ・ブロスナン  4作品  記憶に新しい。  結構ボンド役に嵌っていたのにね。

新ボンド ダニエル・クレイグ   並べて見ると、やっぱちょっと違うよね。

                     非情な心を持つ、どちらかと言うと殺し屋タイプ。



まぁ、又機会があれば007シリーズ、手に取って見ることにしましょうか。




《+++》


「SAW3」の劇場予告を見た。  「SAW2」は悲しいぐらいただのホラー作品に成り下がっていたが

今回の作品は、犯人は最初から分かっている復讐劇の様だ。

しかも、処刑の仕方がかなり残酷。  楽しみじゃあ~~りませんか。

まぁ、予告倒れにならない事を祈る。



10月14日から大阪では「ファイナル・デッドコースター」が上映される。

これも待っていたんだよね。



明日は、ホラー関係を2本続けて見に行っちゃうかな?  アッチュー間ジャン、3連休なんかさ!

充実したお休みでしたか…?  山Pは京都にいるらしい。(ドラマ撮影の為。 要らん情報か?)