スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ  死語の世界にようこそ!(汗) | 新・伝説のhiropoo映画日記

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映画が好きだ。ドラマも好きだ。
そして、イケてる面はもっと好きだ。

そんな好きなものが詰まった日記、読んでみるかい。


2006・邦画     ★★☆☆☆(2.2)


監督:深作健太

出演:松浦亜弥  石川梨華  竹内力  斉藤由貴  窪塚俊介  長門裕之



その昔、学生でありながら刑事の仕事を請け負う少女がいた。  それから、数十年の歳月が経った。

その少女が母となり、5歳になった娘と夫と共にアメリカに逃げる様に渡って行ったのだが…。


母はアルコール中毒状態の上に、スパイ容疑でアメリカの司法当局に捉えられてしまう。

娘も不法入国で強制送還されるが、その時に相当暴れた様で、警官を何人も病院送りにした。

そんな、娘をたった一人で迎え入れる片足の不自由な吉良(竹内)。


母と同じ目を持つ娘に取引する吉良。  学生刑事となり吉良の仕事を手伝う事が条件。

かわりに母の刑について、司法取引すると言う。  この世で一番憎んでいるのが母親だと言う娘。

が、しかし、その昔娘の母が自分の母親を助ける条件に刑事になった時と同じ様に吉良の条件を飲む娘。  

暗闇警視の元、スケバン刑事・麻宮サキの名を受け継ぐ少女が此処に誕生する(松浦)。



取引の為に請け負った仕事は…。  聖泉学園に転校生として潜入捜査をする事。

聖泉学園は不穏な噂が絶えない。  

しかも、サキの前に潜入していた特命捜査官は、体に爆弾を巻きつけられて渋谷の交差点で自爆した。

警察当局が掴んでいるのは、「エノラゲイ」と言うアングラサイトが関係しているという事だけ…。


3日間で調べ上げ犯人を探し出せと言う任務を果たすべく学園に乗り込むのだったのだが…。

サキは、母を助ける事が出来るのだろうか…?




《***》

「何の因果で、今じゃマッポの手先…」懐かしい、お決まりの台詞は有ったものの決して麻宮サキが

帰って来たとは思わなかった。

勿論、初代麻宮サキの斉藤由貴が演じた時も「スケバン刑事を舐めんじゃね~よ!」と思ったのだが…。

その、初代麻宮サキの娘をあややが演じている。  母親役で斉藤由貴も特別出演。


これも和田慎二原作のコミックスの映画化なのだが…。

威張っていう事では無いが、全巻持っているし大好きだった。  今は、新しいシリーズも出ているようだが…。


兎に角、コミックスの中の麻宮サキは孤独で不幸な年齢的には少女なのだが大人の女の香りがする人であった。

それを映画やドラマ化した時には、何故か当時のアイドル達が麻宮サキに扮し、「なんじゃそら?」の

世界を作っていた。


さて、今何故に麻宮サキなのか? そんな事も全く分からないが、今までと同様にアイドル松浦亜弥が

麻宮サキを演じる。

歴代の麻宮サキの台詞のキレの悪さや何処かにアイドルを吹っ切れない演技等々を考えるとかなり上手く

演じてはいたと思う。

けれど、どうして今なのか?  映画の中でも「それってどういう意味?」てな台詞も出てきていた。

スケバンもマッポもヤキも既に死語では無いの?  若い女の子達が見たいと思うとは思えない。


実際に本日の劇場内、どう見ても不健康そうなオジサンに近い感じの男性達で溢れ返っておりました(泪)。


しかも、ストーリーが駄目駄目。  窪塚・弟も下手やなァ~。 不気味さが全然無い。

そんな中、意外とこれから先、頑張ったら花開くのは石川梨華だと思った。

あんなに可愛い顔なのに意外にヒールもやれるじゃん!  

でも、一つ間違ったらVシネマの女王になりそうなので仕事はちゃんと選んでね!


何でスケバンのスカートがミニなのか?  ラスト近くに着用するスーツがセーラーカラーがくっ付いているのか?

苦笑すら出来ない演出に見ているこちらが「参りました、勘弁して」と言ってしまいそうでした。


「そんなら、見るなよ」と言う声も聞こえてきそうですが…。  だって~~!(言い訳コーナーに続く)



あややって、常々おばちゃん顔だと思っているのですが…。(ファンの人にはスマンヨ!)

高田聖子に似てないかい?  高田聖子はサンドラ・ブロックに似ている。

と言う事はあややはサンドラに似てるって事かい?  (個人的に思っているだけの事ですので…)



ちょっと調べてみて、高田聖子とサンドラは同い年で、生まれた日も2日違いだった!

(だから、どうしたとは言わないでよ~!)



《+++》

昨日の記事でも書きましたとおり、今日は男前とお買い物デートで御座いました。

でも、映画の日でもある1日という事で、「映画も1本見ましょうよ」と話しておりました。

私としては、男前の好みの「涙そうそう」辺りはどうかと言ったのですが、男前は「スケバン刑事」の方が

観たいと言うのです。


思わず「歴代ウルトラマンが出る映画ぐらいの内容だと思われる」と言ったのですが、見終わった後に

男前は「それ以下やったかも…」と感想を述べていらっしゃいました。 (完全に後の祭りですわ!)


○|○|が大阪に始めて出来、その最上階にはシネコンも出来たのでそこにいっぺんと考えていたのですが

ミナミでもかなりのボロボロ映画館でしか、「スケバン刑事」は上映していなかったのでそっちに…。

まぁ、その後にちょっと立ち寄った○|○|は超混み混みで殆どの作品が完売状態になっておりました。


そんなこんなで、男前の意見で本日の作品選びとなりました。

昔は男前のお気に入りだったあやや。  今は好きじゃ無いらしい。

じゃぁ~、誰狙いで「スケバン刑事」が見たいねん?と聞きますと…。  「竹内力」と…。


哀川翔さん。  阿部ちゃん。  その上、竹内力かよ~~!  アニキの世界にまっしぐら?

まぁ、母はどんな嗜好でも許すがねラブラブ