２００２・米 ★★★☆☆（3.9）
監督：ラッキー・マッキー
出演：アンジェラ・ベティス ジェレミー・シスト アンナ・ファリス ジェームズ・デュヴァル
幼い頃から右目が斜視のメイ（ベティス）。 母親がメイの事を気遣って海賊の様な黒い眼帯を付けさせていた。
その眼帯が、同級生達に気味悪がれ友達も出来ないままであった。
唯一のメイの友人は、ママから貰った人形のスージー。 スージーには、メイの全てを話して過ごして来た。
けれど、スージーは繊細なお人形でガラスケースから出すことは出来なかった。
年頃になったメイ。 動物病院の先生の助手をする仕事に就き、洋服を作る事が趣味の女の子。
一人暮らしを始めても、やっぱり友達はスージーだけ。
ある日、そんなメイの前に完璧な男性が現れた。 斜視の為の眼鏡をやめコンタクトにした。
結構美人なメイなのであった。 彼は、自動車修理工。 彼は飛び切り美しい手の持ち主。
そんな手に恋してしまったのだ。 色々と声を掛けようと試みるメイであったが上手くいかない。
意を決して、同じカフェに入った。 近くのテーブルに座り、彼の様子を見ていたが彼は全く気付かない。
それどころか、テーブルでうたた寝をしだす彼。 彼に近付き自分の頬を彼の手に当ててみた。
トロケそうな時間を味わうメイ。 その後偶然コインランドリーで彼に会う。
彼の名前はアダム（シスト）。 結構美人のメイに惹かれるアダム。
男の人と付き合うのはこれが初めてだと告白するメイ。 アダムはホラー好きな青年。
動物病院で働くメイとは、結構話も合う。 アダムの自作のホラームービーも見せて貰った。
動物病院の受付をしているポーリー（ファリス）は、美しい首筋の持ち主。
彼女は、レズビアン。 メイの事も好きである。 ポーリーの誘いにも答えるメイ。
それまで人間の友人のいなかったメイに一挙に２人の友人が出来たのである。 が、しかし…。
人間の友達は思い通りにはいかない。 メイの異常な感覚に恐怖を感じたアダムはメイと距離を置く。
ポーリーは、足が物凄く奇麗な彼女を作って、浮気をしている。
バス停に座っていると腕に美しいタトゥーをしたパンク青年が話し掛けて来た。
その時、メイは気付いたのである。 「友達がいなければ、自分で作れば良いんだわ…」
自分の洋服を作る様に。 完璧に美しい友達を…。 スージー意外にメイに友達が出来るのだろうか？
《＊＊＊》
スプラッターホラーに入るのかもしれないが、そんな枠に収まる作品では無い。
監督は最小限の資金でこの作品を作ったらしい。 それが、多くの賞を取る作品と化けた。
本当に器用にミシンを掛けて自分の服を作るメイ。
デートの時間までにカタカタカタ…。 イッチョ上がりである。 しかも、結構キュートな出来栄え。
ママから貰ったスージーは、何処と無く不気味。 けれど、人形は動く事も話すことも無い。
ただひたすらに自分から話すメイ。 アダムに恋してからドンドン奇麗になって行く。
確かに突飛な行動を取るメイなのであるが、その気持ち判らないことも無い。 そして、切ないラストを迎える。
血まみれで、グロイ映像もあるのだがファンタジックな感じを受けた。
「サイコ２」を少々思い出す場面もあったのだが、メイ役のアンジェラ・ベティスが細いだけにメイの繊細さを
増長させる。
血を見るのが結構平気と仰る貴方、夏のホラー作品には一風変わったこういう作品は如何でしょ？
貴方は、体のどの部位が美しいと惚れちゃいますか？
私は、肘から手に掛けてでしょうね。 指が太くて短い人は嫌。
そう言う所は、結構メイに似ていたりして…。 え？友達もいない所も…。
いえ、私には友人と呼べるお人形もいませんから…！（汗）
《＋＋＋》
本日より「ドラゴン桜」の再放送が始まった。
言わずと知れたことだが「山Ｐ」も出演されている。 今日から録画しなければ…。
オンエアーの時は２～３話まで見た気がするが、何かつまんなくなって止めてしまった。
男前が、哀川翔さんと共に大好きな阿部ちゃんも出ているので見ていたのだが…。
そう言えば、男前は野郎は好きだが女子で好きだと言ったのは「あやや」ぐらい。
今は、あややも言わなくなったなぁ～。 何故ざんしょ？
この夏のドラマは月９の「サプリ」と土９の「マイ・ボス・マイヒーロー」を見ている。
夏のドラマはどれも低迷しているらしいが、「サプリ」何故に見ているのか自分でも分んない。
瑛太が一応でているけれどね。 主役の生活や台詞は、全く良くない。
脇の人達が何気に良かったりする。 佐藤浩一親子とか。 りょうの我儘不倫とか。
その後、１０時からは「ＥＲ」もあるしな。 月曜は何かとお忙しい。
秋ドラマに期待かい？
「ドラゴン桜」 「サプリ」の瑛太
「マイ・ボス・マイヒーロー」の長瀬