今年のお正月は、「巣ごもり」「実需」などとマスコミなどで様々取り上げられていたように、百貨店にとっては、逆風が吹き荒れたものとなりました。

しかし、こんな時だからこそ見えてくることもあります。

まず福袋。

最近の福袋は企画されたものも多く、また年末から予約をとるところも増えて、本来の「福を試す」お祭り的な意味合いは薄れています。

にもかかわらず、厳寒の暗いうちからお待ちいただいたお客様も多数おられた…ということはどういうことか?…もしかすると「お正月のお楽しみ行事」としての福袋の意味合いをもっと考えるべきかなとか。

福袋と並んで人気なのがクリアランス、初日は萎える程の結果でしたが、日を追うにつれ安定してきています。

その中で目を引いたのが、数千円に値下げになった子供服を5万、6万とまとめ買いされるお客様。普段は比較的高価なブランドに目立ちます。
これは、ある程度余裕のあるお客様も、価格に敏感になっておられると考えていいでしょう。

あと、異常な程好調な売れ行きのランドセルや、これだけ寒いのに、売れ行きが鈍いままの防寒衣料…いろんな予想外も垣間見れます。

この状況をただ物質的な対処だけでなく、原因を突き詰めることも、今後の好不調に必ず関わってくると思います。

今は真っ暗闇、でも出口は必ず見つかるはずです。
いつも拙いブログをお読みいただきありがとうございます。
内容はまだまだですが、僕にとって今や習慣となりました。
しかし、私事ながら少しお休みさせていただきます。
復活した時には、是非またお立ち寄りください。
お願いいたします。

「お客様の数は増えているが、商品は売れない」…いまの店の姿です。

担当売場で言えば、去年より飛び抜けて売れているのは「ランドセル」。
いままでのイメージは年明けからそろそろ準備するか…という動きでしたが、年々前倒しになり、今年は11月から本格的に動き出しています。特に、限定生産のブランドランドセルは10月早々に色切れを起こすほどです。

でも、その次に売れているもの…見あたらないのです。

逆に不振なのはたくさんあります。特にコート類。担当が子ども服なのですが、比較的ジュニアサイズは好調に推移しているのに対し、ベビー~トドラーサイズ(120cmまで)が動いていません。

お母さんにとってみれば「去年のが着られればいいよ。すぐ大きくなるんだから。」という考えがあるのかも知れません。加えて、日中の暖かさを考えればもう少し我慢して年明けのクリアランスを待つ、というのもOKでしょう。

従って、いわゆる「顧客さま」を除いて、消費は大きく抑えられている印象です。逆に言えば、「顧客さま」を大切にしているブランドはこの最悪とも言える景気の中でも前年を上回っています。

結局は、日々の積み重ねということです。