昨日の続きです。
自分が仕事で関わる業種を紹介しています。

【繊維】売上▲0.6%  経常▲14.4%と非常に厳しい業種。
1位 ワールド(358,276)
2位 オンワードホールディングス(287,032)
3位 蝶理(252,097)

・婦人服の低迷が大きく響いた業界です。
・百貨店、ショッピングセンターとも厳しい状況でした。
・最近の傾向として、百貨店一辺倒だった企業もショッピングセンターに食指を動かしていること、また両方に関わるところも、商品に明確に差をつけて取組みを進めていることが言えます。
・私が関わる「子供服」はさらに厳しく売上前年比で▲7.4%。勝ち組がない状況です。
・1位のワールドは売上7.5%増、経常19.9%と突出しています。業界でのワールドの評価は別格。特にそのマーケティン力、企画力は他社の追随を許しません。業界で独立し、成功している方のワールド出身者は特に多いと思います。

市場のパイが大きいだけに、世間に与える影響も大きいと思われます。
「がんばれニッポン」もだめかあ。

「お揃いの服を着ての応援」もダメ。
サッカーは?ああ、組織委に確認してるって。

え!? 傘もだめ?

鳴り物類、大きな旗、ライター、刃物、挑発的なヤジ…

まあ、解らないこともないけど、警戒しすぎじゃないのかなあ。
これだとおもしろくもなんともない。

五輪中、北京を訪れる日本人は5万人と予測されているようです。

暑い一ヶ月でした。
まさしく夏!って感じ。

しかし、店の売上はいまひとつ、いやいやいま三つ。
それも相当。

普通これだけ暑くなると夏物が順調に消化していくはず…

でも今年は違いました。

ひとつは、値下げを前倒ししたための売上の先食いです。

前年が6月30日にクリアランスを立ち上げたため、6月に実績ができちゃった。それをカバーするための値下げ前倒しだったわけです。


もうひとつは、クリアランス初日が平日だったこと。今まではほとんど土曜日もしくは金曜日に立ち上げて、勢いで売上を取ってきました。

しかし、今年は7月1日という「日(ひ)」に合わせちゃった。
この日は火曜日。
業界の読みでは、クリアランスの初日のパワーを過信していたところもあったのです。

でフタをあければ…
都心店・地域一番店など集客力がある店は健闘ましたが、郊外店・地方店はほんと厳しかったと思います。


最後は、これが真打ちですが消費性向の落ち込み。みなさん、ほんとに無駄遣いはなさらない。値段に関係なく「もう一枚!」「この際だから…」が出てこない。「笛吹けど踊らず(失礼)とはまさしくこの状態かぁ!」と膝を打ちたくなりました。


この厳しかった(もちろんこれからも)商戦、しかしながら前年を伸ばすショップもありました。それも二桁増。

特に旬ブランドでもないこのブランド、何が違うか…スタッフが違うのです。

どう違うのか?
まさしく「お客さまはどうすれば喜んでくれるのか」を実践しているのです。

one to one なのです。スタッフは5名足らず、対して稼動顧客数は2000を超えます。なのに、one to oneなのです。

いかにして彼女達はお客さまの心をつかんでいるのか?

長くなるので後日としますが、不景気になればなるほどスタッフの力量がモノを言います。

で、私が一番危惧するのは、それらショップ店長をマネージメントする力が今の百貨店のスタッフにあるのか…。

百貨店が凋落して久しいですが、有り難いことにファンのお客さまも多くいらっしゃいます。その間になんとかしなきゃ…痛切なる思いです。

長文、最後までありがとうございました。