稲盛和夫氏の心に響く言葉より…

 

 

 

《死ぬときまでにどれだけ人格、品性を高めたか、そのことだけが人生の勲章であり、事業で成功する、学問で博士号をとる、組織で高い地位に就くなどということはあまり価値がないのです。》

 

 

 

俗世間に生きていれば、そこにはさまざまな苦楽があります。

 

その一切合切を味わい、幸不幸の波に洗われながら、やがて寿命を全うするその日まで、一生懸 命生きていく。

 

この過程そのものを、自らの魂の磨き石と心得るのです。 

 

 

この魂というものは、その人の「生き方」次第で磨かれもすれば、曇ってしまうものでもあります。

 

いわば限りある人生をどのように過ごすかで、心は気高くもなり、卑しくもなってしまうものなのです。 

 

 

それは稲盛氏自身も例外ではなく、だからこそ自らを戒める「儀式」を日課としているそうです。

 

驕り高ぶって部下を叱った際、あるいは、調子のいいことを言ってしまったとき、自分の努力が足りなかったとき、こういったことを一日の終わりにホテルの部屋や自宅で、反省するのです。

 

もしくは翌朝目覚めて、昨日を振り返り、洗面所の鏡に映る自分の姿に向かって、「バカモンが!」と厳しく叱りつける。

 

自然と「神様、ごめんなさい」と反省の言葉が口をついて出てくる。 

 

 

稲盛氏にとって、働くとはこうした日々の反省とセットになっているのです。

 

これは日々、真摯に生きるということが、自らの人間性を鍛えるための修行であることをよく知っているからこそ、行える習慣だと思います。

 

 

《「この世へ何をしにきたのか」と問われたら、私は迷いもてらいもなく、生まれたときより少しでもましな人間になる、すなわちわずかなりとも美しく崇高な魂をもって死んでいくためだと答えます。》

 

 

稲盛和夫 魂の言葉108 (宝島SUGOI文庫)

稲盛和夫 魂の言葉108 (宝島SUGOI文庫)

 

 

 

 

 

 

我々がこの世に生まれてきた目的は、「お金持ちになること」や「大きな会社をつくること」、「高い地位や役職を手に入れること」ではなく、「有名になること」や「豪邸や高級車を手に入れること」でもない。

 

死ぬときまでにどれだけ人格、品性を高めることができたか、ただその一点のために生まれてきた。

 

自分の魂を磨き、高め続けること。

 

 

 

小林正観さんは、魂を磨くための砥石は3つあるという。(宇宙も神様もぜんぶ味方につける習慣/宝島社)より

 

ひとつは「家族と家庭」。

 

結婚とは、「夫という名の砥石(といし)」「妻という名の砥石」を手に入れたということ。

 

なかなか思い通りにならない子どもも「砥石」。

 

 

 

次は「仕事」。

 

どんなときにも怒らない、イライラしないということを求められて魂は磨かれる。

 

 

 

最後に、「他のすべての人間関係、交友関係」。

 

日常生活のすべてが「“私”を磨くための砥石」なのだ。

 

自分を磨いてくれる砥石に感謝し…

 

 

生涯、人間学を学び…

 

人格と品性を高め続けたい。

 

 

 

稲盛和夫 魂の言葉108 (宝島SUGOI文庫)

 

 

 

 

 

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