森信三師の心に響く言葉より…
同僚や先輩の中で、本当の生き方をしている人から謙虚に学ぶということです。
そして常に相談しては、 その人の指導助言を受けるようにするんです。
コップの中に古い水が入っていたら、ブドウ酒を注ぐわけにはいかんでしょう。
それらをあけてしまわなけりゃブドウ酒は注げない。
自分の心にある古いものを空けて心をからっぽにすることを「謙虚」というんです。
自分がこれまで持っていたものを捨てて、無にしてしまうんです。
それは人間は謙虚にならなければ、真理は学べないからです。
私がこの年齢になっても、まだ 日々学びつつあるのはそのお陰です。
それというのが、私くらいの年齢になりますと、自分より若い人から学ぶことが決定的に大切な心がけになるからです。
もっというと、私がかつて教えた人とか、また現在私の書物を読んだり、私の読書会に出てきているような人から、逆に学んでいるわけです。
ということは、それらの人々のやっている仕事から学ぶのです。
こうして人間もある年齢を過ぎたら、若い人から学ぶようにしないとだめになります。
若い人に学ぶようにならんと、もうその人の人生はとまるわけです。
『森信三 運命をひらく365の金言』致知出版社
世の中は常に変化している、特に昨今の変わりようはすさまじい。
とりわけ、AIやDXの分野は秒速で変わっている。
だからこそ、年配者は若い人から学ばなければ、あっというまに遅れてしまい、トンチンカンなことを言って若い人たちの足を引っ張るようになってしまう。
大事なことは、若い人たちの間に、すーっと入っていけるかだ。
普段から、若い人たちのコミュニティに出入りしている人は、それができる。
しかし、同世代の年配者とばかり付き合っている人は、ますますその知識や感性が固まってしまう。
自分のかつての肩書や、経験を振りかざす年寄りは嫌われる。
人から教わる態度ができていないからだ。
それが「謙虚さ」。
年を取れば取るほど、若い頃よりもっと読書を続けている人は、謙虚だ。
なぜなら、次から次へと新しい知識が入ってきて、昔のことを語っている暇がないからだ。
年を重ねれば重ねるほど…
「若い人に学ぶ」という言葉を胸に刻みたい。
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