順天堂大学医学部教授、小林弘幸氏の心に響く言葉より…

 

 

 

モヤモヤした気持ちを抱えたまま日々暮らすことほど自律神経を乱す生き方はありません。

 

今職場がイヤでイヤで仕方がなく「できれば異動したい」「転職したい」と思っている人もいるでしょう。

 

あるいは、まったく望まない部署に配属されてしまった人もいるかもしれません。 

 

 

そんなとき、思い切って会社を辞めるなど大胆な決断ができる人はそうやって自分で切り開いていけばいいと思います。 

 

でも、世の中そんな人ばかりではありません。

 

ここで大事なのは「流れに逆らわない生き方」。

 

 

私自身、多くの方から「医者として順風満帆ですね」といわれることがありますが、 決してそんなことはありません。

 

むしろ挫折ばかりの医師人生です。 

 

もともとは小児外科医だったので、その分野で高みを目指し、研究を進めることを志していました。

 

しかし私よりもはるかに優秀な医師を目の前にして「とても自分が突き詰められる分野ではない」と思い挫折しました。

 

 

それから医療訴訟の分野に携わるようになりました。

 

多くの医者が見向きもしないと考えられていたような分野です。

 

そんなことに従事しながら、私は医師になってからずっと続けていた研究の軸「自律神経」の研究をより真剣に継続するようになり、現在のような活動につながっています。

 

 

自分の希望からは外れて、外れて、外れた果てに今がある。

 

そんな感覚です。 

 

挫折ばかりの医師人生で、私が意識してきたのは「流れに逆らわず、だからといって腐りもせず、置かれた場所で咲こうとしたこと」です。

 

 

どんな人の人生も思い通りにいかないこと、望まない境遇に立たされることはしょっちゅうです。 

 

そんなとき、いつまでもモヤモヤを抱えて暮らすのではなく、スパッと気持ちをリセットして「流れに任せてみよう」と思い直して前を向く。 

 

しなやかで、悪くない生き方ではないでしょうか。

 

 

リセットの習慣 (日経ビジネス人文庫)

リセットの習慣 (日経ビジネス人文庫)

 

 

 

 

 

 

 

小林正観さんは「流れに逆らわない」についてこう述べている。

 

 

『ひと言で言うと、風が吹いているか、川が流れているか、ということです。

 

自分の希望を振りまわして、希望通りのものを探すのではなくて、なんでもいいから、とりあえず一生懸命やるぞという生き方を選ぶことです。

 

この風と流れに逆らわずに生きていく、ということ。

 

これを私は、「風流な人」と名づけました。

 

これはおまかせの人生です。

 

それで道が開けます。宇宙や神は、目の前にいつも楽しい人生を提示してくれています。

 

しかしそれを個人の好き嫌いで左右すると、そういう提示を止めてしまいます。

 

「せっかくいい出来事を示してあげているのに、自分の好き嫌いで選ぶんだなぁ。

 

乗っかってこないのだなぁ。だったら、教えてあげるのをやめよう」ということになるみたいです。』(豊かな心で豊かな暮らし /廣済堂文庫)より

 

 

 

好き嫌いで選ばず、目の前にやってきた風や流れに身をまかせる。

 

宇宙からのメッセージにゆだねる生き方でもある。

 

おまかせの人生だ。

 

 

流れに逆らわないで生きる人でありたい。

 

 

 

リセットの習慣 (日経ビジネス人文庫)

 

 

 

 

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