渡部昇一氏の心に響く言葉より…
《“小さな恍惚〟をいたるところで見出すことができる人は、
人生において、
しかし、小さな恍惚を感じる目を持っていれば、
松尾芭蕉の句に、「山路来て 何やらゆかし すみれ草」というのがある。
すみれ草は、
こういう「小恍惚」とも言うべきことが起こるときこそ、本当に、
ヴァイニング夫人の鷺や芭蕉のすみれ草のように、
ここで言っておかねばならないのは、
これは、
なぜ、こんな話をしているかというと、「努力は大事」
たしかに努力は大事だ。
ここを見誤って、
たしかに、求めるものに向かって一心に努力することは美しい。
ただ、「努力、努力」と思いつめるあまり、
それは、ある種の傲慢(ごうまん)である。
だから、ときには、受け身の姿勢になって、小さな恍惚を「
今日、
メーテルリンクの書いた「青い鳥」という童話がある。
チルチルとミチルという兄妹が、幸せの青い鳥を探しにいく話だ。
遠くまで探しに行くが、見つけたのは、結局は自分の家の中だった、という何とも幸せの本質をつく話だ。
「幸せ」はどこか遠くにあるものではなく、自分のまわりで見つけるものであり、感じるものである、ということ。
努力して、必死になって探しにいくものでもない。
「幸せ」は他の人から指摘されることでもなく、「幸せ」という現象があるわけでもない。
ただひとえに自分で「感じるもの」だからだ。
「人間の最大の悪は何か。それは鈍感である」(野村克也)
必死の努力をしてお金を稼ぎ、地位を築いたとしても、感じ方が鈍かったら、幸せを感じることはできない。
永遠に幸せを感じることはできない。
日々の日常の中に…
小さな幸せを見つけることができる感性を磨きたい。
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