精神科医、越智啓子氏の心に響く言葉より…

 

 

私たちは、「親」を選んで生まれてくる・・・「人生のシナリオ」で重要なのはこの点です。 

 

「自分で今の親を選んだなんてとても思えない!」 

 

親子関係がうまくいかず、衝突ばかりしている人は、そう反論したくなるかもしれません。 

 

 

幼少期に虐待された経験があったり、親との葛藤(かっとう)を抱えていたりする人にとっ ては、「自分が親を選んで生まれてきた」ということに、かなり抵抗感を覚えると思います。 

 

実際、私自身もずっと母との葛藤があったので、「親を自分で選んで生まれてくる」と知ったとき、自分があの厳しい母を自ら選んで生まれてきたとは、なかなか思えず、受けとめるのには時間がかかりました。 

 

 

しかし、焦らなくてもいいのです。

 

あなたもゆっくり時間をかけて、その時々の自分の感情を大事にしてみてください。 

 

いつか必ず“受け入れられるとき”が訪れます。 

 

自分はこの親がいたからこそ、ここまで成長できたのかもしれない・・・そんなふうに思えたら、感謝の気持ちが自然に湧いてくるようになるでしょう。

 

 

「私を産み、育ててくれてありがとう」と思えたら、そこが人生の大きな変わり目です。

 

すべては自分が選んできた」「自己責任なのだ」と腹をくくり、自分の人生をしっかりと受け入れられるようになるのです。

 

 

これまでは何かうまくいかないことがあれば、親のせい、まわりのせい、社会のせい・・・と自分以外の誰か、何かのせいにしてきたかもしれません。

 

そんな責任転嫁の姿勢をあらため、「今の人生は自分が経験したくて選んだのだ」と思うことで、「自分らしさ」「主体性」を取り戻せます。

 

すると、魂の輝きが強くなって人生のスイッチが切り替わり、「奇跡」が頻繁に起こるようになるのです。

 

 

自分のまわりに「ふしぎな奇跡」がいっぱい起こる本―――あなたの「魂の宿題」は何ですか? (王様文庫)

自分のまわりに「ふしぎな奇跡」がいっぱい起こる本―――あなたの「魂の宿題」は何ですか? (王様文庫)

 

 

 

 

 

医師、池川明氏の著書「ママを守るために生まれてきたよ!/Gakken」の中にこんな話があった。

 

 

『私の知人のお子さんに、りゅうのすけくんという男の子がいます。

 

りゅうのすけくんのお母さんはシングルマザーで、妊娠を知ったときにはとても困惑し、中絶を考えたといいます。

 

でも、悩んだすえに産むことに決め、そして生まれてきたのがりゅうのすけくんでした。

 

りゅうのすけくんは、ちょうど5歳くらいになったとき、私の講演会にお母さんと一緒に来て、後ろのほうで聞いてくれました。

 

そうしたら、トコトコと前に出てきて、「先生、ぼく、お話がしたい」と言うのです。

 

何を話すのかな、と興味津々で言葉を待ったら、「お空の上には虹があって、虹を食べてた」とか、いろんなことを話しはじめました。

 

そこで私が、「りゅうのすけくんは、どうしてお母さんを選んだのかな?」と聞いたら、「お母さんが泣いてて寂しそうだったから。ぼくが来たら笑ってくれると思ったの」そんなことを言いました。

 

このときお母さんは、後ろのほうで聞いていましたが、りゅうのすけくんの言葉に涙を流していました。』

 

 

 

池川氏はまた、こう語ります。

 

『子どもたちがお母さんを選ぶ理由は、それぞれ異なります。

 

「優しいお母さん」「かわいいお母さん」が人気ですが、「寂しそうなお母さん」「泣いているお母さん」を選ぶ子どももいます。

 

そういう子どもたちは、「ぼくが来たら、ママはさみしくないかなと思ったの」「ママに笑ってもらいたかったから」と、語っています。』

 

 

我々は、何かうまくいかないとき、親のせいにしたり、まわりや環境のせいにしたりにしたりする。

 

しかし、もし仮に、自分が親を選んで生まれてきたのだとしたら、本当は、誰にも文句を言うことはできない。

 

 

我々は「親を選んで生まれてきた」…

 

「今の人生は自分が経験したくて選んだのだ」という言葉を胸に刻みたい。

 

 

 

自分のまわりに「ふしぎな奇跡」がいっぱい起こる本―――あなたの「魂の宿題」は何ですか? (王様文庫)

 
 

 

 

★新・日めくりカレンダー「ヒロさんのつぶやき」できました!

万年日めくり カレンダー 人の心に灯をともす 「ヒロさんのつぶやき」 卓上カレンダー 壁掛けカレンダー

万年日めくり カレンダー 人の心に灯をともす 「ヒロさんのつぶやき」 卓上カレンダー 壁掛けカレンダー

 

 

■メルマガの登録と解除はこちらから

http://hitonokokoro.com/

 

■「人の心に灯をともす」のfacebookページです♪

http://www.facebook.com/hitonokokoro

 

■【人の心に灯をともす】のブログはこちら

http://ameblo.jp/hiroo117/

 

■Twitterはこちらから

https://twitter.com/hiroo117