白取春彦氏の心に響く言葉より…

 

 

 

誰でも自分のこれまでの人生を振り返って観察してみればすぐに気づくはずだ、いかに人生の要所要所においてさまざまな偶然が起きて今の自分をつくってきたかを。

 

まさにその多くの偶然はストーリーを織りなし、全体として必然となってきたのだ。 

 

この不思議さは説明がつかない。

 

ただ、奇蹟的な事実が人間の数ほどあるだけだ。 

 

 

あとから気がつくと、何もかもが絶妙にからみあい、全体を形成しているとわかるのだ。 

 

このことをはっきり自覚すると、いたずらな不安は消えて自然と楽観的になれる。

 

これからもそうであろうとわかってくる。

 

 

欲しいものはなんらかの形でいつか手に入り、おざなりにするものは失われていく。 

 

短い期間で見ると、人生は不条理に満ちているように見える。

 

しかし、どんな不条理も人生全体の観点からすれば必要な一点なのである。 

 

その場でよく見える偶然も悪く見える偶然も、結局は絶妙な配慮の手なのである。

 

 

だから、どうすればいい かわからない、今何をしていいのか判断のしようがないという事態におちいったならば、何もせずに待っているのも一方法となる。

 

何かが偶然に外から起きて、状況を変えるのを待つのである。 

 

また、たゆまずに考え抜くという一手もある。

 

いたずらに心配するのではなく、ちゃんと考えるのである。

 

考えても無駄だということはない。考えることによって 新しい偶然の一手を呼ぶこともできるのだから。

 

それは今は自覚できないけれど、 あとになってようやく意味が理解される不思議な手なのである。

 

 

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瀬戸内寂聴氏は「あらゆる偶然は、偶然ではない」という。

 

 

『人との出逢い、一枚の絵、一個の茶碗、あらゆる出逢いの偶然は、人の一生の終わったところからふり返るとき、決して偶然でも卒爾(そつじ)でもないことに気づくだろう。

 

編み物のひとつの目を外しても、その編み物が編みあげられないように、ひとつの出逢いが、過去に未来に、強いつながりと因縁をひいていく。』(生きることば あなたへ/光文社)

 

 

 

舩井幸雄氏は、目の前に起こるすべてのことは、「必然」であり「必要」であり「最善」であると言った。

 

 

ドミノ倒しのように、どんな小さなピース(牌)であろうと、それがなければドミノ倒しは途中で止まってしまう。

 

人生も同じで、目の前に起こるどんな小さな現象も、それがなければ人生は変わってしまう。

 

つまり、大事な人との出会いも、ただすれ違っただけのような出会いも、同じ大きさのピースだということ。

 

人との出会いには大小はない、ということだ。

 

 

人との出会いだけでなく、会社や仕事との出会いも、様々な頼まれごとも、すべては「必然」「必要」「最善」だということ。

 

「偶然の一手にゆだねよ」という言葉を胸に刻みたい。

 

 

 

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