佐藤伝(でん)氏の心に響く言葉より…

 

 

 

SNSでいつもより少ない承認しか貰えないと、なんだか心がザワザワして気分が落ち着かないという人がいます。

 

あるいは、ラインで既読スルーされると、ショックを受けてしまうという人も多いですね。

 

みんな、周囲から自分がどう扱われているかを気にしすぎている。

 

嫌われていないか心配しすぎている。

 

言い方を変えれば、「たくさんの人から好かれていないとマズい」と思い込んでいるのです。

 

 

でも、本当は多くの人から好かれる必要なんてありません。

 

今の二〇歳前後の若者たちに、人間関係を築く上で大事にしている基準はなにかと問うと、「バイブス(vibes)」という答えがかなりの確率で返ってきます。

 

バイブス とは、ノリ、テンション、フィーリングなどその場の雰囲気を表す言葉で、バイブレ ーション(vibration) が語源です。 

 

 

若者たちは、一緒にいて「なんか居心地がいい」とか、「自然でいられる」とか、「無理しなくていいからラク」とか、そうした感覚を最優先に友人や仲間をつくり、 そこで楽しく過ごしたいわけです。

 

私は、これほど理にかなった考えはないと思っています。

 

彼らは、自分と合わない人たちを排除しているのではなく、お互いの違いを認識し尊重し、いらぬ衝突を避けているだけです。 

 

 

ところが、ある一定の年代以上になると、そういう若者たちに対し、「気の合う仲間内でつるんでいるからダメなんだ」 「あえて苦手な人と付き合うことも必要だ」などと批判したりします。 

 

実は、その思考こそが自分たちを苦しめているのです。 

 

もちろん、中高年世代には、若者が見本にすべき美点がたくさんあります。

 

しかしながら、こと人付き合いに関しては、若者たちの「バイブス優先」から学び、マネをしてみることをすすめます。 

 

中高年世代は、SNSに縛られている人こそ少なくても、リアルな人間関係に振り回される傾向にあります。

 

たとえば、趣味の集まりなどでも、そこにいる人たちとどう平穏に付き合っていくかに頭を悩ませ、肝心の趣味に没頭できないなどということが起きます。 

 

 

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普段の自分、素(す)の自分をさらけ出しても、他人から好かれる人は、心底魅力ある人だ。

 

自分をカッコよくみせようとか、飾ろうとしていないからだ。

 

 

「成功する人は敵の少ない人ではない、味方の多い人だ」という、五日市剛氏の言葉がある。

 

 

我々はともすると、敵を少なくすることばかり考えて行動する。

 

嫌われないように、嫌われないように行動すると、どうしても自分を飾ったり、自分を盛(も)ってしまったりする。

 

しかし、「全員から好かれることはない」。

 

 

一緒にいて、「なんか居心地がいい」とか、「自然でいられる」とか、「無理しなくていいからラク」という感覚が「バイブス」。

 

自分をカッコよくみせようとか、飾ろうとしない人間関係。

 

 

「バイブス」が上がる人間関係は素敵だ。

 

 

 

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