樹木希林氏の心に響く言葉より…

 

 

 

「もっと、もっと」という気持ちをなくすのです。

 

「こんなはずではなかった」「もっとこうなるべきだ」という思いを一切なくす。

 

自分を俯瞰(ふかん)して、「今、こうしていられるのは大変ありがたいことだ、本来ありえないことだ」と思うと、余分な要求がなくなり、すーっと楽になります。

 

 

もちろん人との比較はしません。 

 

これはやはり、病気になってから得た心境でしょうね。

 

いつ死ぬかわからない。

 

 

諦めるというのではなく、こういう状態でもここまで生きて、上出来、上出来。

 

そのうえ、素敵な作品に声をかけていただけるのですから、本当に幸せです。 (「表紙の私 ありのままで」 2018年5月)

 

 

一切なりゆき 樹木希林のことば (文春新書)

一切なりゆき 樹木希林のことば (文春新書)

 

 

 

 

 

 

 

樹木希林氏は2018年9月15日に亡くなった。

 

75歳だった。

 

20歳のときに女優デビューし、ロックミュージシャンの内田裕也さんと結婚し、しばしば彼が事件を引き起こしたにもかかわらず、樹木希林さんは「救われたのは私のほう」だと言い切った。

 

別居生活は40年以上も続いた。

 

そして2004年に乳がんが見つかってから、亡くなるまで、全身に転移したがんをものともせずに生きた。

 

 

喪主(内田裕也・ロック歌手)の代理として、娘の内田也哉子さんが、告別式の挨拶をした。

 

その中で、母から言われた言葉として次のようなことを話した。

 

「おごらず、人と比べず、面白がって、平気に生きればいい」

 

 

おごらないこと、威張らないこと、偉そうにしないこと。

 

人と比べないこと、嫉妬しないこと、ねたまないこと。

 

面白がること、楽しむこと、好奇心をもつこと。

 

そして、平気に、一喜一憂せず、淡々と生きていく。

 

 

面白がって、平気に生きることができる人でありたい。

 

 

 

 

一切なりゆき 樹木希林のことば (文春新書)

 

 

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