平野秀典(ひでのり)氏の心に響く言葉より…
一般的には、「もったいない」という日本語を、「
「もったいない」を漢字で書くと「勿体ない」になります。
「勿体」の元の意味は、「物のあるべき姿、本来持つ価値、
つまり「勿体ない」とは、「本来の価値がなくなってしまう、
日本人のあり方の原点「清き明(あか)き心」
標準装備として受け継いできている本来の価値や本質的なもの(=
しかしこのような取りもどしたい日本人の感性は、
たとえば、本来の価値を再生する「もったいない」
欠けた食器などを漆で継ぎ、金などで装飾を施して仕上げる、
着物文化にもある、
この「仕立て直す」は、日本人が最も得意とする「熟練の技」
金継ぎは今、日本を越えて、世界的にも人気を博しています。
ハイエンドファッションブランドが、
これは、「再生」というテーマで、
一般社団法人日本金継ぎ協会は、「
そして次のような素晴らしいメッセージを伝えてくれています。
《人も器も不完全だからこそ美しい。 傷跡を隠すのではなく個性
日本人の心に眠る最高価値観 「清き明き心」は、現代においても形を変えて、世界 を魅了するジャパンセンスとして輝きを放っているのです。
『仕事と人生にドラマを生み出す感動知性~「ジャパンセンス」が世界を変える!~』かざひの文庫
日本人のあり方の原点「清き明(あか)き心」とは、
日本人は元々、きたないことを忌(い)み嫌う。
これは、清掃や掃除をするという意味だけでなく、
「きたないこと」を神道では「穢(けが)れ」という。
神道でいう「お祓(はら)い」は、自分についてしまった「
神社では、6月30日に「夏越の祓」という神事がある。
その年の1月から6月までの半年間に、
また、12月31日には「師走の大祓」があり、
「人も器も不完全だからこそ美しい」という言葉を胸に刻みたい。
仕事と人生にドラマを生み出す感動知性~「ジャパンセンス」が世界を変える!~
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