【「目標達成型」と「天命追求型」】
白駒妃登美 (しらこま ひとみ)氏の心に響く言葉より…
私は、目標をかかげ、そこにひたすら邁進していく、
受験勉強、就職活動、客室乗務員時代、そして子育て、
それなりに結果も出て、楽しかったのですが、でも、
目標を達成できないとき、サボってしまうとき、
目標が達成できたときも、満足したらそこで終わりと、「次は何?
また、マイナス思考になってしまう自分を許せなくて、
でも、そもそも日本人にとって、「成功」=「幸せ」
日本人の本来の生き方は、
そんなふうに感じていたときに、人間の進化には、
ひとつは「目標達成型」。
これは夢や目標を持ってそこに邁進していくタイプ。
もうひとつは「天命追求型」。
目の前にある課題に対して、
自分から目標に向かって行くのか、まわりから運ばれていくのか、
日本史を見つめ直したときに、「おかげさま」
まわりから応援されて運ばれていく、天命追求型こそ日本人の生き
無理やり目標を作らなくていい。
無理やり自分の人生を創りださなくていい。
ただ、いま目の前のことをひとつひとつ大切にしていけばいい。
そう気づき、なんだか、生きることに対して、
夢の背景には、実は、「こんな自分は嫌だ」
でも、 不満から発したものは、
人は不満をもっている人ではなく、
『人生に悩んだら「日本史」に聞こう 幸せの種は歴史の中にある (祥伝社黄金文庫)』
「天命追求型」
その代表例が「豊臣秀吉」。
もともと秀吉は「天下統一」など夢にも見ていなかった。
目の前の「雑用」を楽しんで、そのときそのときの立場で、
「今、ここ」に全力投球、の生き方だ。
そして、その結果として大出世し、太閤秀吉となった。
小林正観さんは、人からの「たのまれ事」を、気持ちよく、
それが、「天命」。
これは、秀吉の出世の過程とも同じだ。
その場その場で与えられた役職(役目)を全力投球で、
大事なのは、どんな役目を与えられても、文句を言ったり、グチ、
すると、まわりから引き上げられ、やがて運がめぐってくる。
まわりから応援されて運ばれていく「天命追求型」、
人生に悩んだら「日本史」に聞こう 幸せの種は歴史の中にある (祥伝社黄金文庫)
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