前田桂尚(かつひさ)氏の心に響く言葉より…
僕の経験上、中途半端に賢い人ほど、
でも、きつい仕事からしか得られないものは絶対にある。
特に20代のうちは、
理不尽な仕事だったとしても「この仕事をしないといけないのは、
今、「劣悪な環境で働いている」
ひどい環境を改善できれば、それはすごいノウハウになる。
その経験があれば、今の職場にとどまることもできるし、
ここでもうひとつ、伝えておきたいことがある。
それは、向き・不向きはあるにせよ、
なぜなら、
当たり前だが、人が嫌がるような仕事を引き受けたり、
特に頭のいい人ほどやらないことではないだろうか。
だって、勝算があまりないのだから。
でも、だからこそあえて飛び込んでほしい。
ラクできれいな仕事は、それしかできない人に任せておけばいい。
僕はそうした哲学のもと、雑用もめちゃくちゃやってきたし、
だからこそ、 「自分にしかない価値」が、 自然と確立されてきたのだと思う。
『凡人の戦術 天才にもエリートにもなれなかった僕たちが、 この世の中で勝ち残るために必要なこと』講談社
もし、自分は何の才能も取り柄(え)もない凡人だが、
常識を超えたハードワークだ。
今の時代、ハードワークと言ったらドン引きされる。
巷(ちまた)には、「スマートに効率よく、無理をせず、
しかし、実は、
才能のない凡人に残された道は、「カッコ悪くても、
これは、若ければ若いほど、言える話。
スマートにできるのは、
今一度、「凡人の戦略」を胸に刻みたい。
凡人の戦術 天才にもエリートにもなれなかった僕たちが、 この世の中で勝ち残るために必要なこと
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