前田桂尚(かつひさ)氏の心に響く言葉より…

 

 

 

僕の経験上、中途半端に賢い人ほど、きつい仕事や難しい仕事を嫌がる傾向にある。

 

でも、きつい仕事からしか得られないものは絶対にある。

 

特に20代のうちは、きつい仕事を積極的にこなすことで強みができるし、その経験を複数積めば、大きな価値になる。

 

理不尽な仕事だったとしても「この仕事をしないといけないのは、自分のレベルが低いからだ」と考える。

 

 

今、「劣悪な環境で働いている」と感じている人たちに伝えたいのは、自分の手でその環境を変えたらいい、ということだ。

 

ひどい環境を改善できれば、それはすごいノウハウになる。

 

その経験があれば、今の職場にとどまることもできるし、転職するときも引く手あまたな状態なるはずだ。

 

 

ここでもうひとつ、伝えておきたいことがある。 

 

それは、向き・不向きはあるにせよ、厳しい環境や他の人が避ける仕事のほうが、自分の価値がアピールしやすいということだ。 

 

なぜなら、そういった場所に飛び込んでいける人はあまりいないからである。

 

 

当たり前だが、人が嫌がるような仕事を引き受けたり、それを無事に着地させたりというようなことは、誰もやりたがらない。

 

特に頭のいい人ほどやらないことではないだろうか。

 

だって、勝算があまりないのだから。 

 

 

でも、だからこそあえて飛び込んでほしい。

 

ラクできれいな仕事は、それしかできない人に任せておけばいい。

 

僕はそうした哲学のもと、雑用もめちゃくちゃやってきたし、理不尽のようにも思える礼儀礼節にも従ってきた。

 

だからこそ、 「自分にしかない価値」が、 自然と確立されてきたのだと思う。

 

 

 

凡人の戦術 天才にもエリートにもなれなかった僕たちが、 この世の中で勝ち残るために必要なこと』講談社

凡人の戦術 天才にもエリートにもなれなかった僕たちが、 この世の中で勝ち残るために必要なこと

 

 

 

 

 

もし、自分は何の才能も取り柄(え)もない凡人だが、人より抜きんでたい、成功したいと思うなら、人の倍も3倍も働くしかない。

 

常識を超えたハードワークだ。

 

今の時代、ハードワークと言ったらドン引きされる。

 

 

巷(ちまた)には、「スマートに効率よく、無理をせず、好きなことをやって成功する」というベストセラー本があふれている。

 

しかし、実は、そんな夢のような話は現実にはほとんど起こりえない。

 

才能のない凡人に残された道は、「カッコ悪くても、人のやらないことをやる」「人が嫌がることをやる」「ただひたすらコツコツ地道な努力を重ねる」、そしてハードワークだ。

 

 

これは、若ければ若いほど、言える話。

 

スマートにできるのは、ほんの一握りの天才やエリートだけだからだ。

 

 

今一度、「凡人の戦略」を胸に刻みたい。

 

 

 

凡人の戦術 天才にもエリートにもなれなかった僕たちが、 この世の中で勝ち残るために必要なこと

 

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