中村天風師の心に響く言葉より…
《心を明朗に、一切の苦しみをも微笑みにかえていくようにしてごらん。 そうすると、悲しいこと、つらいことのほうから逃げていくから。》(心に成功の炎を)より
朝、気分よく目覚めると、その日はよいことが起こりやすく、一日を楽しく過ごせます。
反対に、イヤな気分でいると、ろくなことがありません。
出発点は「心のもち方」です。
楽しいことを浮かべることです。
すると、実際に楽しい出来事が起こります。
不快なことを考えると、敬遠したい出来事までが押し寄せます。
このように、心には同質のものを引き寄せたり、創造したりするという法則性があるのかもしれません。
心がマイナスの状態にあるとき、引き寄せなくてもいいマイナスが集まってきます。
プラスの材料ですら、わざわざマイナスの意味に置き換えて受けとめてしまいます。
そんなとき、プラス言葉の注射をすることです。たとえば、「心がどんどん明るくなっていく」と唱え続けます。
これが、微笑みに変えていく言葉です。
やがてこの言葉が効き始めて、マイナスのほうから逃げ出します。
心が前向きになるような言葉を唱え、自己暗示することが、プラス言葉の注射です。
副作用はありませんから、いつでも、どこでも注射してかまいません。
つらかったことも、プラスの観点から 受けとめられるようになり、微笑むことができる体験として受容できます。
(池田光解説)
『中村天風 折れないこころをつくる言葉』イースト・プレス
《自分の生きているあいだ、何ともいえない楽しさ、朗(ほが)らかさ、おもしろさの絶えざる連続だというような生き方にしなきゃあ。》(盛大な人生/中村天風)より
自分の生きているあいだ、「楽しさ」、「朗(ほが)らかさ」、「おもしろさ」の連続であるためには、いつも「ごきげん」でいることが必要だ。
「ごきげん」でいるために大事なことは、自分の機嫌は自分で取るということ。
まわりがどんなに不機嫌であっても、自分の機嫌は自分でとる。
「あいつがいるから気分が悪い」という「人のせい」にしているしていると、「ごきげん」には永久になれない。
「人のせい」にする人は、今日は雨が降っているから気分が悪いと「天気のせい」にしたり、「まわりの環境のせい」にしたりする。
この世には絶対的な「しあわせ」な状況というのは存在しない。
その状況を「しあわせ」と感じる人と、「ふしあわせ」と感じる人がいるだけだ。
どんな状態になっても、その中に楽しいこと、おもしろいことを探し出すことができる人は「ごきげん」でいることができる。
それが、自分の機嫌は自分で取る、ということ。
「心を明朗に」
毎日が、「楽しさ」、「朗(ほが)らかさ」、「おもしろさ」の連続でありたい。
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