萩本欽一氏の心に響く言葉より…
世の中のみんながいいと思っているような家族って、
それで、わが家の家訓はこれにしました。 「人生、無駄にこそ価値がある」
三人の息子たちにも、自由に育ってほしかったんです。
ところが長男は高校のとき、「大学に行って、
ふつうに考えれば平凡でいい子なんだけど、つまんないよね。
だからこう言ったの。
「大学へ行くのはいいけど、
そうしたら長男、「わかった」って素直に言って、
次男はおもしろかったですよ。
予備校に行ったあと、受験しないで就職しましたから。
「お父さんに言われたように、
三男はもっとおもしろくて、アルバイトでお金がたまると、
子供たち全員、やってきたことが無駄になるような人生送ってて僕
「うちの家族って、み~んな頭がどっかおかしい」って、
うちでは奥さんだけが、ごくふつうなの。
だから僕は、
『欽言力』日本文芸社
美術家、篠田桃紅氏は「一〇三歳になってわかったこと 人生は一人でも面白い/幻冬舎」の中でこう語っている。
『人は、用だけを済ませて生きていくと、
真実は皮膜の間にある、という近松門左衛門の言葉のように、
しかし、どこかにあります。
雑談や衝動買いなど、
無駄にこそ、次のなにかが兆(きざ)しています。
用を足しているときは、
無駄はとても大事です。
無駄が多くならなければ、だめです。』
もし仮に、
やることなすこと効率的に最短距離を行き、日の当たる場所や、
もしいたら、
人は、寄り道をしたり、道草をくったり、どん底を味わったり、
それが、「人生の余白」ともいうべき、
「人生、無駄にこそ価値がある」という言葉を胸に刻みたい。
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