リチャード・カールソン氏の心に響く言葉より…
現代人は、どの時代の、どの文明よりも、
その自由な時間をリラックスして楽しめばいいのに、
友人と、海外旅行に出かけることになったとしよう。
彼女は旅行の間、毎日毎日に、ぎっしりと予定を詰め込んでいた。
歴史的な建造物を訪ねた後は、博物館を見学し、
そして夜、ようやくホテルでくつろいでいると、
電話をかけたり、雑誌をめくったりと、
そして、口を開けば「次は何をしたい?」と聞いてくる。
そして、こちらが「別にどこでも」とか、「
それはまるで、
やることは多ければ多いほどいい、と思っているのだ。
結局、せっかくの休暇だったというのに、
旅を振り返ってみれば、
詰め込みすぎのスケジュールに、
それは何も、
今この瞬間に集中するのではなく、「次は何をするか」「
心がいつも未来に飛んでいると、いろいろな経験をしたところで、
覚えておいてほしい。
意識が「今」から離れるほど、あなたのストレスは大きくなり、
『読むだけで自分のまわりに「いいこと」ばかり起こる法則: 快適にポジティブに生きるコツ (単行本)』三笠書房
現代人は目的を持つことを重要視しすぎる。
目標や目的を持たない人は、まるで怠(なま)け者で、
そして、「やりたいことがわからない」「具体的な目標がない」
次から次へと色々なところを回る旅ほど疲れるものはない。
どこかを回ることが目的となってしまうからだ。
旅のだいご味は、道中をゆっくりと楽しみ味わうこと。
ぶらりとでかけ、調べもせず、目についた路地に入り、
そのときに偶然出会った「今」を楽しむからだ。
人生もまた同じ。
今を楽しむ旅を続けたい。
読むだけで自分のまわりに「いいこと」ばかり起こる法則: 快適にポジティブに生きるコツ (単行本)
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