脳科学者、中野信子氏の心に響く言葉より…
裏切られた、騙(だま)された、ひどい悪口を言われた.....
誰かから与えられた傷は、 自分自身が失敗するよりもはるかに深いものになります。
こんなとき、意志の力で「早く忘れよう」とすれば するほど、「やっぱり忘れられない」という矛盾に苦しみます。
こうした対立では、必ず意志の力が負けるのです。
そんなときは、
そのひどい出来事自体を変えることはできませんが、
「最悪」という評価に終始するのか、それとも「
評価を変えることで成長し、その後、
だから、忘れようとするよりも、
もちろん、
友だちに話を聞いてもらうなど、
《人間関係の傷を癒やすには、無理に忘れようとしないこと》
『感情に振り回されないレッスン』プレジデント社
何か嫌なことが起きた場合、「それは何の意味があるのか」
たとえば、知り合いから、〇〇さんがあなたに対して「
「嫉妬の対象になっているんだな、
と視点を変える。
また、釈迦のこんな話がある。
『あるとき、
わたしたちは、釈迦は偉い人であって、
しかし、それは誤解である。
釈迦のような人でも、ときには非難攻撃を受けるのだ。
だから、わたしたちが他人から非難攻撃されたとき、
どんな人だって、他人から悪口を言われ、
問題は、その非難攻撃に対する、こちらの応じ方である。
釈迦は、罵詈雑言をあびせるバラモンに向って、こう言った。
「バラモンよ、きみのところに客がやって来て、
「そりゃあ、もちろん、客人が食事を受けなければ、
「では、バラモンよ、わたしはきみの罵詈雑言を受けない。
脳は、主語を理解できないと言われる。
他人に言った言葉は、
他人に言ったつもりの悪口も、
つまり、釈迦のいう通り、悪口を受け取らないと、
だから、悪口を言われたとき…
「ああ、自分(言った本人)のことを言っているんだな。
そして、そこに、
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