テレビディレクター、マッコイ斎藤氏の心に響く言葉より…
お笑いの世界では、非常識なことをやって笑いを取ります。
でも不思議なもので、プライベートが非常識な人間は、
お葬式のコントもそうですが、「常識的にはこう振る舞う」
現実も同じで、「常識人」だからこそ常識を壊して、
常識というのはなんでしょう。
それは一つひとつの行動を丁寧にするということです。
人に会ったら挨拶をする。
ゴミが落ちていたら拾う。
お年寄りに優しくする。
小さい子供を助けてあげる。
遅刻をしない。
初対面の人に対しては目下の人でも、お店の人でも敬語で話す。
そういったごく当たり前のこと。
でも偉大な人ほど、そういう当たり前のことを徹底しています。
ビートたけしさんは、
ホリケンは、仲間の挑戦を応援してくれるし、
いくら毒を吐いていても、無茶苦茶なことをしても、「
地道に常識を積み重ねているからこそ、
常識的な人間にしか、常識は壊せない。
《ルールを破っても礼儀は守る》
『非エリートの勝負学 』サンクチュアリ出版
「利口ぶるよりバカになれ」という言葉がある。
自分に才能があるとカン違いして、
自分の成功談や自慢話ばかりするからだ。
しかし、本当に才能があって魅力的な人間は、
バカになれる人だ。
真の実力があるからこそ、その失敗談を笑える。
本当のバカだったら、だれもその話を笑えない。
狂気を持っている人間が魅力的なのは、普段は常識人だからだ。
ときとして、事を荒立てるような行動、ルールを度外視し、
狂気がなければ、硬直した既存の制度はぶち壊すことはできない。
だが、狂気しかない本当の狂人は、ただの狂人だ。
「常識的な人間にしか、常識は壊せない」
常識や礼儀をわきまえながら…
常識を壊せる人でありたい。
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