山崎武也(たけや)氏の心に響く言葉より…

 

 

けんかをしている場面を、まったく関係のない第三者として見たときは、どのように感じるか。

 

取っ組み合いをしていれば当然であるが、単にいい争いをしている場合でも、品のいい人たちとは到底思えない。

 

一般的に、けんかは低次元の行為であると考えている証拠である。

 

 

けんかはエレガントな振る舞いとはまったく相容れないものである。

 

見ていては見苦しいし、聞いていても聞き苦しい。

 

特に両者がいきりたっている場合は、その場から逃げ出したいと考える。

 

 

巻き添えを食いたくないという気持ちもはたらくからである。

 

争いにかかわり合うのは、自分の品位に傷がつくとも考えているのだ。 

 

けんかは下品なのである。

 

自分の品格を保つためには、けんかをしないことだ。

 

 

冷静になって自分の主張をしたり相手を説得したりする姿勢が肝要だ。

 

また、人がしかけてきたけんかも、受けて立たないようにする。 

 

売られたからといって買う必要はない。

 

 

売られたけんかを買おうとしなかったら、相手は「逃げるのか」などといって追ってくる。

 

そのような挑発的な言葉に乗せられてはいけない。

 

 

理不尽なことをいってくる相手を立派な大人だと思うから、自分も腹を立てる結果になる。

 

理不尽なことを平気でいってくるのであるから、大人ではなく幼児にも等しいメンタリティの人であるに違いない、と考えてみる。 

 

幼児といい争ったとしても、論理や常識は通用しない。

 

同じ土俵の上で対決する相手ではないし、それは時間とエネルギーの無駄となるだけだ。

 

 

したがって、適当にあしらって 逃げるのが得策である。

 

相手にするに価しないとして、「相手にしない」姿勢を貫く。

 

本気で争ったのでは、自分の格までも相手の次元に下げる結果になるからである。

 

 

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「感情的になったら負ける。冷静なヤツには敵(かな)わない」

 

野球のイチロー氏の言葉だ。

 

 

対人関係などで、怒りがヒートアップして制御できなくなった状態を「キレる」という。

 

「プッツンする」とか「ぶちキレる」、「逆ギレ」という言葉もある。

 

 

前後の見境なく激高したり、理性的でない反応をする人は、感情のコントロールができない。

 

冷静な判断ができない状態だ。

 

つまり、「けんか」がまさにこれだ。

 

 

どんなに挑発されようと、冷静でいること。

 

どんな「けんか」であろうと、買ってはいけない。

 

 

 

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