東海大学医学部教授、川田浩志氏(ひろし)の心に響く言葉より…

 

 

ロンドン大学のアンドリュー・ステップトゥ教授らの研究グループは、六〇歳以上の男女を対象に、生活や人生を楽しんでいる意識を調査して、それらと将来の身体機能との関連性について検討してみました。

 

彼らは、以下の四つの項目:

 

1.自分がすることを楽しんで行っている

 

2.他人といることが楽しい

 

3.振り返ってみると自分の人生は幸福だ

 

4.最近エネルギーに満ちているように感じる

 

について、「まったく自分にはあてはまらない」という場合を0、「ほぼあてはまる」という場合を3として、0~3の数字を被検者に選んでもらいました。

 

 

そして、 四つの項目について選んだ0~3までの数字の合計と、人々のその後の身体機能の変化との関係について、追跡調査を行いました。 

 

その結果、四つの項目すべてに3を選んだ(つまり合計が12) 「人生を楽しんでいる意識」の高い人たち(男性の二一%、女性のやはり二一%)は、数字の合計が9 以下であった、人生を楽しんでいる意識が比較的低い人たち(男性の二三%、女性の やはり二三%)に比べて、将来、身体機能になんらかの問題を抱えて日常生活に支障をきたす人の割合が明らかに少ないことがわかりました。 

 

つまり、人生を楽しんでいる人ほど健康寿命が長く、その分、人生をさらに長く楽しめる、ということが示されたのです。

 

 

医学データが教える 人生を楽しんでいる人は歳をとらない 』ディスカヴァー

医学データが教える 人生を楽しんでいる人は歳をとらない

 

 

 

 

 

論語の中では、「楽しむ」という状態をこう言っている。

 

子曰く、「これを知る者はこれを好む者に如かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず。」と。

 

孔子先生は言われた。「物事をよく知っているという人は、そのことを好きな人にはかなわない。また、それをいくら好きであっても、それを楽しんでいる人にはかなわない」。

 

 

「好きこそものの上手なれ」

 

とは千利休の言葉だとされているが、仕事にしても趣味にしても、それが好きだったら、必ず上達する、ということ。

 

 

そして、好きでやっている人より、それを楽しんでやっている人にはもっとかなわない、という。

 

たとえば、人生を「修行」だと思っている人は、困難や苦労に打ち克つと思っている。

 

だから、周りの人にも「苦労」や「困難」を乗り越えることが必要だという。

 

しかし、楽しんでいる人は、そもそも、苦労や困難を感じない。

 

 

楽しんでいる人にも、「嫌なこと」は山ほど起こる。

 

しかし、楽しんでいる人は、嫌なことや、困難なことを、ゲームのように面白いことに変えたり、笑いに変えたりして、楽しんでしまうことができる。

 

 

好きでやっている人は、他人へ影響力は少ないが、楽しんでやっている人は周りに大きな影響を与える。

 

あんなふうになりたいな、と。

 

好きは個人の感情だからだ。

 

 

どんな状況になろうと…

 

人生を楽しめる人でありたい。

 

 

 

医学データが教える 人生を楽しんでいる人は歳をとらない

 

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