齋藤孝氏の心に響く言葉より…

 

 

 

《賢者は狎(な)れてこれを敬い、畏(おそ)れてこれを愛す》(小学/内篇) 

 

 

『小学』は、中国の南宋(なんそう)の儒学者である朱子が編(あ)んだ少年のための修身作法書です。 

 

「馴染みの人であっても、敬意を持って礼儀正しく接しなさい。畏れ多く近づきがたい人であっても、親しくなれるように努めなさい」という意味です。 

 

 

よく目上の人には礼儀正しく振る舞うのに、年下には偉そうにしたり、呼び捨てにしたりする人がいます。

 

でも、 本当に賢い人は、自分のすることは結局すべて自分に返ってくることがわかっているので、慣れ親しんだ人や年下の人にもつねに礼儀正しく接しています。 

 

そして、逆にみんなから畏れられているような人に対しては、努めて親しくなろうと接しているのです。 

 

 

わかり合える間柄だけが、友人を指すのではありません。

 

親しくも、つねに尊敬の念を持って振る舞うこと。

 

そんな間柄の友人を「畏友(いゆう)」といいます。 

 

 

これだけは覚えておきたい心を動かす偉人の言葉 (カリスマの言葉シリーズ) 』セブン&アイ出版

 

 

 

 

 

 

小林正観さんは「荒っぽい言葉」について、こう語っている。

 

 

『荒っぽい言葉を使っていると、そのとおりの言葉に囲まれることになります。

 

投げたものが返ってくるので、何年かすると自分に返ってきます。

 

乱暴な、荒っぽい言葉に囲まれることになります。

 

「荒れた学校」のことを聞くことがありますが、もしかすると、その学校には、「おい」「おまえ」という言葉が飛び交ってきたのかもしれません。

 

国際神道学会の会長で、中央大学の中西旭(あきら)先生は、「神様は上に行けば行くほど、腰が低くなります。いばったり、偉そうにすることは絶対にありません。ほんとうにすごい神様は、とても腰が低いのです」

 

その話を聞いて以来、私は年下の男性に対しても、「さんづけで呼ぼう」と決めました。

 

「言葉を大事にする」ということの中に、「敬語」というものもあります。

 

中西先生は「敬語」の使い方が素敵なのです。

 

年下の教え子に対し、普通に何事もなく敬語を使って接しておられました。

 

会話の部分で丁寧な言い方をする。

 

そういう日々を続けていると、荒っぽい言葉を浴びせられることがなくなります。』(幸も不幸もないんですよ・マキノ出版)

 

 

 

小林正観さんは、「投げかけたものに囲まれる」という。

 

 

笑顔を投げかければ、笑顔に囲まれる。

 

荒っぽい言葉を投げかければ、荒っぽい言葉に囲まれる。

 

優しい言葉を投げかければ、優しい言葉に囲まれる。

 

 

 

誰に対しても礼儀正しく接する。

 

そういう日々を続けていると、礼儀正しい人たちに囲まれる。

 

 

 

これだけは覚えておきたい心を動かす偉人の言葉 (カリスマの言葉シリーズ)

 

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