みんとしょ発起人、土肥潤也氏の心に響く言葉より…
《場づくりをしたいと思っています。
「場づくり」には、ハードとソフトの二つの側面があります。
物件を買うか借りるかして、 固定の場所で始めるハードの場づくりと、
もしあなたが場づくりを一度も経験したことがないならば、
いきなり土地や物件を買ったり、
場づくりを進めていくには、
その想像力と対応力を養うためにはたくさんの経験を積むことが必
場づくりには常に想定外なできごとがつきまといます。
それが場づくりの面白さでもありますが、
自分が初めてハードの場をもったのは大学四年生のときでした。
焼津市からの委託事業として、
中高生世代の若者の放課後スペースとして、
この施設を運営するまでに、中高生世代の「やりたい」
こうした経験もあって、
もしソフトの場づくりを経験していなかったら、
そしていくらソフトの場づくりに取り組んでいたとしても、実際 にハードの場を開くと、
とくに中高生世代という未成年を対象にした場だからこその苦労も
場づくりと聞くと、
しかし場をつくることは必ずしもハードだけでなく、
今はオンラインで簡単に場をもつこともできますから、
またソフトの場づくりを続けることは、
何も活動をしていない人がいきなりハードの場を開いても、
赤の他人が場を開いたと聞いても、
しかしイベントのような場であっても、
そこからクチコミで噂が広まり、
ソフトの場づくりは、
『わたしのコミュニティスペースのつくりかた: みんとしょ発起人と建築家の場づくり 』ユウブックス
土肥氏の運営する「みんなの図書館 さんかく」には3つの事業の柱がある。
一つ目は、誰かと繋がる「みんなの図書館」の運営だ。
開館時間中であれば、自由に本を借りることができ、
二つ目は、まちの学びを自給自足すること。
さんかくを中心に様々な講座の企画を行っている。
三つ目は、小さな挑戦がたくさん生まれること。
何か一歩踏み出したい、そんなときに仲間が見つかったり、
一つ目の図書館は「一箱本棚オーナー制度」
月額2000円を出すことにより、
そして、本に囲まれた空間でお店番をする権利もある。
コンセプトは「市民がつくる公共スペース」だ。
「新しい公共」とは、「お上依存」
今後日本は人口減少がどんどん進む。
公共をすべて「官(お上)」に任せるのではなく、人も、団体も、
そして、大事なことは、すべてを面白がってやること。
「新しい公共」は結果なのだ。
「面白い人の集まる場所を作りたい」「面白いことをしたい」「
人が喜び、楽しんでくれる…
面白い場づくりをする人は魅力的だ。
わたしのコミュニティスペースのつくりかた: みんとしょ発起人と建築家の場づくり
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