レス・ギブリン氏の心に響く言葉より…

 

 

 

会話を通じて人望を集めたいなら、相手をからかったり皮肉を言ったりしたくなる衝動を抑えなければならない。 

 

多くの人が他人をからかって楽しんでいるのは、相手もそれを楽しんでくれていると勘違いしているからだ。

 

多くの夫は人前で妻をからかい、それを一種の愛情表現だと誤解している。

 

あるいは、自分の頭のよさを見せつけるために痛烈な皮肉を言い、相手がそれを面白がっていると信じている。 

 

 

しかし、からかったり皮肉を言ったりするのは、相手の自尊心を傷つける行為である。 

 

たとえ冗談でも、これは非常に危険なことだ。

 

皮肉は残酷な要素を含んでいて、相手をみじめな思いにさせてやろうという悪意が隠されている。 

 

 

世論調査の結果によると、人々はからかわれるのをいやがり、たとえ気心の知れた仲間でも、そういうことをしてほしくないと思っていることが明らかになった。 

 

しかし、多くの人は自分がからかわれるのをいやがっていることを相手に知らせたがらない。

 

そんなことをしたら気の弱い人間だと思われるのを恐れているからだ。 

 

 

からかいが快く受け止められることもまれにある。

 

ただし、それはごくささいなことについてであり、あまり辛らつでない場合に限定される。

 

相手と長年の付き合いで、自分に好意を持ってくれているなら、相手を少しからかっても許してもらえるかもしれない。

 

だが、その確率はあまりにも低いから、危険をおかさないほうが得策だ。

 

 

 

人望が集まる人の考え方 (レス・ギブリン) 』ディスカヴァー

人望が集まる人の考え方 (レス・ギブリン)

 

 

 

 

 

 

皮肉を言われたり、からかわれたりすると、たいていの人は表面的には笑う。

 

しかし、心の中では笑っているわけではない。

 

不愉快な気分になっているだけだ。

 

 

皮肉や嫌味を言う人は、自己顕示欲の強い人だ。

 

プライドが高くて、自分が上でないと気がすまない。

 

そして、相手のあら捜しをしたり、相手を小ばかにしたりする。

 

 

「いいご身分だね」とか、「頭がいいんだね」とか、「こんな簡単な問題を間違えるって、逆にすごいね」とか、「君が遅れてきたおかげでたっぷりと考える時間がとれたよ」とか…

 

 

意地の悪い人であり、相手の気持ちを冷やすシニカルな人のことだ。

 

シニカルの反対は、「ユーモラス」「面白味がある」「敬意がある(リスペクトする)」。

 

 

「和顔愛語 先意承問(わげんあいご せんいじょうもん)」という『仏説無量寿経』の中の言葉がある。

 

相手に笑顔(和顔)になってほしいなら、まず自分から笑顔を見せること。

 

相手に優しい言葉や思いやりのある言葉(愛語)をかけてほしいなら、まず自分から相手に優しい言葉や思いやりのある言葉をかけること

 

 

からかったり、皮肉をいうのではなく…

 

和顔愛語の実践をしたい。

 

 

 

人望が集まる人の考え方 (レス・ギブリン)

 

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