スコット・アラン氏の心に響く言葉より…
《感謝の心には、喜びをわき上がらせ、幸福感を高める強力な作用がある。》(エイミー・コレット/アメリカの作家)
感謝の心は日ごろ見過ごされがちだが、じつはとても大きな力を持っている。
もちろん、素早く動くための瞬発力や長距離を走るための持久力が得られるわけではない。
しかし、困難を乗り越える精神力、逆境をはね返す意志力、恩恵に気づく洞察力が得られる。
感謝の心を持つことは、幸福感を高め、挫折から立ち直る力をつけ、抑うつとストレスをやわらげ、愛する人たちとのきずなを深めるのに役立つ。
実際、これは多くの研究で証明されている。
感謝の心を持つと、大きな幸せに包まれ、人生の質が向上する。
また、免疫力を高め、睡眠を改善し、血圧を下げ、病気を予防することもできる。
さらに、他人に思いやりを持ち、寛大な気持ちで相手を許し、人生に満足して充実感を得ることができる。
感謝の心を持った瞬間、それまで見落としていた多くの恩恵に深い喜びを感じるようになる。
たとえば、高級車を所有していないことに不満を抱いていても、いつも運転している軽自動車のおかげで便利な生活を送っていることに感謝すると、世界中の多くの人が自転車すら持っていないことに気づくだろう。
感謝の心をはぐくむと、ふだんの生活の中で「持っていないもの」ではなく「持っているもの」に意識を向けるようになり、自分が受けている恩恵に気づくことができる。
そして、この気づきは生き方に革命的な変化をもたらす。
これは単なる理論ではなく科学的に立証されている。
『GRATITUDE 毎日を好転させる感謝の習慣』ディスカヴァー
小林正観さんは「感謝」についてこう語っています。
『「感謝」に関する考え方です。
仮に、世の中の現象をなるべくプラスに評価するとします。
そういう精神状態を深めると、「イヤなこと」だと思っていたことが、実は感謝の対象であった(それがなければ自分が成長しなかった)ことに気がつきます。
自分にとって必要なことしか起きていないのです。
そう気がついて一つひとつの現象を見ていくと、本当にそうなっていることを発見します。
いろいろなことに「感謝」できるようになります。
「感謝」できるようになったら、さらに意識を煮詰めてみる。
すると、「感謝」している自分だけでは不十分なことに気づく。
さらに、「感謝」される側にまわってみたらどうか。
そして、実践してみます。
すると、「感謝」され「喜ばれる」ことがこんなにも楽しくうれしいものだったのか、と気づきます。
自分にできることをし、その結果感謝される。
こんな「幸せ」なことはありません。』(この世の悩みがゼロになる/大和書房)より
感謝することが大事なことは言うまでもない。
しかし、さらに大事なことは、「自分が感謝される側」になるということ。
人に喜んでもらい、「ありがとう」と感謝されること。
すると、人生の究極の目的は「人に喜んでもらう」ことだということに気づく。
そのためには、言葉や笑顔を磨き、人格を高めること。
感謝の習慣を身につけ、さらに…
感謝するだけでなく、感謝される人でありたい。
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