堀江貴文氏の心に響く言葉より…
ブルーオーシャン戦略の基本は、差別化だ。
同業他社にはない魅力を持った売り物を、
一例として、僕の手掛けている書店ビジネスを挙げよう。
「SHIBUYA PUBLISHING&BOOKSELLERS」
内装は徹底的にハイセンスにこだわり、
蔦屋書店などよりも少し早く開業した、おしゃれ書店の先駆けだ。
本を売るだけではない。
店舗の裏に、月額制のシェアオフィスを組み合わせた。
本に囲まれたスペースで仕事したいという、
また、おしゃれな内装がファッション誌や女性誌からも人気で、
本に囲まれた空間を活かして、セミナーや限定のスナッ ク、トークショーなど、集客イベントでも収益を上げている。
レンタルボックスや、雑貨販売でも一定の儲けをキープできた。
書店ビジネスは、
リアルスペースを活かしたブランド戦略の構築で、
本を売る以外にお金を落としてもらえる方法を考え抜くことで、
お酒が飲めるトークイベントで集客に成功している書店は、
レッドオーシャンの中でも、
考えて、考えて、考え抜けば、活路は見えてくる。
「SHIBUYA PUBLISHING&BOOKSELLERS」
この時代には異例の成功のようで、同業者に驚かれた。
僕はこうして、
書店とは、本を売るだけの場所ではない。
書店の根源的な価値を、街の知的なハブ、つまり、
僕たちが参入した当時、そのような書店は稀少な存在だったのだ。
ビジネスの定義・設計ができていると、
水平展開のアイディアもどんどん出てくる。
そして、それらをスピーディーに実行していくことによって、
書店従事者のほとんどは、「書店経営では儲からない」
だが、僕はそうではないと考えている。
古くから業界全体が、自分たちを守る制度に甘え続けて、
これは書店ビジネスばかりでなく、
活路はいくらだってあるのだ!
従来の仕組みを再定義して、新しい価値を創造する。
魅力的なサービスづくりのために、 手を抜かない。
大事なのは有利な条件を追い求めることでも、
『やりきる力』Gakken
「SHIBUYA PUBL ISHING&BOOKSELLERS」のタイトルは「出版する本屋」。
スクールも開催していて、「編集」を通して世の中を面白くする遊びと学びのラボ(実験の場)を目指している。
本屋というより、本好きが集まるなんでもありの面白コミュニティだ。
藤原和博氏は、これからは3つのキャリアのかけ算をして「キャリアの大三角形」をつくることによって、100万人に1人の「希少性」のある人材になるという。
3つのキャリアとは、今の仕事とは異なる分野の専門領域を3つ持つことだ。
これは、仕事でも同じことが言える。
特にレッドオーシャンにあるオールド企業は、このことによって再生する可能性が高い。
いや、将来性がないといわれ、もう終わっているかような分野の企業こそ、新しく生まれ変わるチャンスがあるということだ。
なぜなら、皆がダメだと思って捨てているときこそ、そこに成功の芽が眠っているからだ。
本業に何をプラスするかで、まったく新しい事業体となる。
自分の事業領域を再定義することだ。
他にはない「レアな価値」を生み出せる人でありたい。
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