大久保寛司(かんじ)氏の心に響く言葉より…

 

 

 

ある企業研修で、幹部の方たちにお伝えしました。 

 

「皆さんの表情そのものが、部下のモチベーションに とても影響があります」 

 

皆、深く頷かれましたが、だからといって、いい表情ができるわけではありません。

 

なぜなら、人は自分の表情を見ることはできないからです。 

 

 

そこで、私は、提案しました。 

 

「皆さん、是非、机の上に鏡を置いてみてください。そして、 その鏡を時々見るようにしてください」 

 

 

数ヵ月後のフォローアップ研修で、私はお訊きしました。 

 

「皆さん、机の上に鏡は置いてありますか?」 

 

「はい、置いてあります」

 

 「見ていますか?」

 

 「見ていません!」 

 

 

実は、20人近くいた幹部の方々、全ての人が鏡の自分を見ていなかったのです。 

 

「なぜですか?」とお訊きしたら、異口同音に出てきた答えはなんと...... 

 

「自分の顔を見ると、憂鬱になるんですよ」

 

 

私は思わずお伝えしました。 

 

「皆さんは鏡を見なければ救われます。でも、皆さんの部下はその顔を見て仕事をしているのです」 

 

その時、私自身も気がついたことがあります。 

 

 

顔は自分のものです。

 

でも、表情は自分のためではなくて、実は 他人のためにあるんです。 

 

ですから、「私の表情はこんなものなので、しょうがないです」と言う人には、はっきりと伝えます。 

 

「それは、迷惑です」 表情が暗い人やしかめっ面の人は、ある意味、生きているだけで、 不愉快な菌をばらまいていることと同じです。 

 

表情は他人のためにあるのです。

 

 

明るい表情をして生きている人は、 それだけで周りの人を幸せにしています。 

 

ただいるだけで、ただ歩いているだけで、 周りの人を幸せにできる人間でありたいものです。

 

 

あり方で生きる』エッセンシャル出版社

あり方で生きる

 

 

 

 

 

 

 

『ほほえみ読本』という本の中に、「ほほえみを磨く」(ほほえみ練習法)という一節があった。

 

 

『●ほほえみは鏡のように、いつも磨かないと、すぐくもってしまいます。

 

●ほほえみはお湯のように、いつも暖めていないと、すぐ元の水になってしまいます。

 

●ほほえみは呼吸のように、絶えずつづけないと、すぐ詰まってしまいます。

 

鏡に向かってほほえみの笑顔をつくってみましょう!

 

 

そして、「ほー」唱(しょう)をしましょう。

 

微笑みの「ほ」を腹式呼吸の要領で息を吐きながら「ほー」っと、静かに口の中で唱えてみましょう。

 

次に「ほーほーえーみ」と唱えてみましょう。』

 

 

何かを習慣にするには、毎日ゼロから磨き直さなければならない。

 

どんなにいい話を聞いても、一晩立つとほとんど忘れてしまうからだ。

 

「笑顔」も同じで、毎朝、毎晩、繰り返し、鏡に向かって練習しなければ身につかない。

 

 

「表情は他人のためにある」

 

笑顔を磨き、明るい表情で、まわりの人を幸せにできる人でありたい。

 

 

 

あり方で生きる

 

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