リチャード・テンプラー氏の心に響く言葉より…
ラッシュアワーの道路で、誰かが割り込んできた。 急いでいるときに、誰かから道を尋ねられた。
みんなが見ている前で、上司に「バカ」と言われた。
あなたは、こんな場面でどんな選択をするだろうか。
私たちは毎日、無数の選択にさらされている。
すべての選択は、突きつめると「天使の側につくか、それとも悪魔の側につくか」に分類できる。
あなたはどちらの選択をしているだろうか。
ほとんどの選択においては、“天使の選択”をするほうが困難だ。
しかし、人生で成功したいのなら、天使の側につくことを意識的に選ばなくてはならない。
ここで確認しておきたいが、成功とは金持ちや有名人になることではない。
満ち足りた幸福感にあふれた人生を手に入れることが成功だと私は考えている。
天使と悪魔の区別は誰にも教えてもらえない。
両者を分ける基準は、あなた自身が決めなければならないが、たいていの場合は、以下の質問をすれば答えは明らかになるはずだ。
●その選択は、誰かを傷つけるだろうか?
●その選択であなたは「世界をよくする人」になるだろうか、それとも「世界に問題を増 やす人」になるだろうか?
何が天使で、何が悪魔なのかは、あなたの基準だ。
あなたは自分だけの力で、状況ごとに正しい答えを出さなければならない。
他人の選択に対して、「それは悪魔の選択だ」と指摘してもしょうがない。
それも、その人自身の選択だからだ。
もちろん、完全な第三者として、他人の行動を観察することはできる。
「私ならあの行動は選ばないだろう」「ああ、あの人は天使につく側を選んだんだな」 そう心の中だけで考えればいい。
そして、自分の意見は自分の中だけにとどめておくことにしよう。
『できる人の人生のルール The Rules of Life Rulesシリーズ』ディスカヴァー
天使の選択とは、その選択をすると天使が喜ぶような選択。
「うれしい」「たのしい」「感謝してます」「しあわせ」「ありがとう」を言い、「笑顔」「上機嫌」の人。
悪魔の選択とは、その選択をすると悪魔が喜ぶような選択だ。
「ついてない」「不平不満」「グチ・泣き言」「悪口・文句」ばかりを言い、「怒鳴る」「怒る」「仏頂面」「不機嫌」の人。
天使の喜ぶような選択をずっとしている人は、天使が友達になってくれる。
悪魔の喜ぶような選択をし続けている人は、悪魔が友達になる。
小林正観さんは、『宇宙を味方にする方程式/致知出版社』の中で、占いをする人には、「楽しい予言」をする人と、「悪しき予言」をする人がいると述べている。
「悪しき予言」とは、「〇〇をしないと何年か後に死ぬ」とか「大病する」とか「交通事故に遭うぞ」というような人。
「悪しき予言」をする人は、「自分の信用のためにそれが実現してもらわなくてはいけない」とその実現を祈り始める。
つまり、悪魔が喜ぶ予言。
反対に、「楽しい予言」は天使が喜ぶ予言。
「あなたはどんどんよくなるよ」「その良き習慣を続ければ、運がどんどんついてくるよ」「世の中は、毎年毎年必ずよくなっているから大丈夫」というような予言。
明るくて、人の心に灯がともるような素敵な言葉を使い、笑顔で機嫌よく…
天使が喜ぶような選択をし続けたい。
できる人の人生のルール The Rules of Life Rulesシリーズ
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