セス・ゴーディン氏の心に響く言葉より…

 

 

 

映画『明日に向かって撃て』に、ブッチ・キャシディとサンダンス・キッドがチャー リー・シリンゴや探偵たちから追われ、バッドランズ地方を逃げ回るシーンがある。 

 

このときブッチは、丘を目指して進み続け、どんどん険しい地帯へと分け入っていく。なぜなら、見通しのいい平地では、ブッチもサンダンスも、逃げきれるチャンス が少ないからだ。 

 

行く手には丘が立ちはだかるが、ふつうなら登れないようなその丘を乗り越えないかぎり、追っ手をまく術はない。

 

道のりが険しければ険しいほど、ブッチたちにとっ ては好都合だった。 

 

 

ところが追っ手たちもなかなかしぶとい。

 

やがてブッチとサンダンスは、絶体絶命 のピンチを切り抜けて、なんとか逃げきることができた。

 

 

これは映画の中の話ではあるが、現実の市場でも、いつでも競争が繰り広げられて いて、大勢のライバルたちが毎日のようにピンチを切り抜けている。 

 

その中で、「とても耐えられそうもない」と思うような難関(そう、運命の谷だ) をしのぎきると、ライバルたちを引き離すチャンスが開ける。 

 

大勢がしのぎを削っている状況なら、むしろ逆境は味方になる。

 

その逆境が大きけ れば大きいほど、ライバルたちに水をあける可能性は広がるのだ。 

 

けれども、自分まで逆境に負けてしまったら、元も子もない。

 

 

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ダメなら、さっさとやめなさい! ~No.1になるための成功法則~

 

 

 

 

 

 

コロナ禍がおよそ2年続き、そして今年に入っていよいよ第6波が始まった。

 

飲食やホテル、観光業者にとっては、「どこまで続くぬかるみぞ」と暗澹(あんたん)たる気持ちになる。

 

しかしながら、「逆境が大きければ大きいほど、ライバルたちに水をあける可能性は広がる」という。

 

 

コロナ禍は、当事者にとって、平等に訪れる逆境。

 

これを「チャンス」と捉えらえることができるか、それとも「もうダメだ」とあきらめてしまうか、そこに大きな差が生まれる。

 

 

「言うは易(やす)く行うは難(かた)し」で、道のりは険しい。

 

しかし、嘆いたところで、状況はなんら変わらない。

 

ならば、道なき道を進み、危険な絶壁をよじ登り、運命の谷を乗り越えるしかない。

 

行動してみなければ、結果は誰にもわからないからだ。

 

 

とても耐えられそうもない「難関」を乗り越え…

 

逆境を味方にできる人でありたい。

 

 

 

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