ゆうきゆう氏の心に響く言葉より…
世の中の娯楽は、3つに分けられます。
ここでは、上からランクをABCと分けましょう。
まず、3つある中で、一番下。
もっとも幸せ度が低い娯楽こそが、
C「たいして質が高くないものに接すること」です。
ネット上で、誰かの書き散らしたコメントを読む。
あまり面白くない映画を見る。
週刊誌で、誰かの悪口を読むなどなど...。
とにかく「何もしていないよりもマシ」な娯楽こそが、これです。
僕は、決してこの娯楽に否定的なわけではありません。
無人島にいるとつらくなるのと同じで、人は刺激が何もないと、どんどん苦痛を感じていきます。
「刺激」という意味では、とにかく「誰かと接する」「誰かの作ったモノに、何でもいいので接する」というのは、喜びやエネルギーになりえるのです。
そして、その次の二番目の娯楽が、
B「誰かの作った、素晴らしい作品に接すること」です。
偉大な芸術家の絵を見る。面白い本を読む。
もしくは、面白いマンガを読む。
何でも構いません。
それこそ、大自然が作った「風景」などでも本質的には変わりません。
とにかく「これは面白い!」「これは素晴らしい!」という、あなたが劇的に楽しめるものと接することです。
これは絶対基準ではありません。
たとえ世間的に売れてなくても、もしくは評価されてなくても、あなたが「いい!」と思えば、それは幸せなことなのです。
とにかくあなたが「読んで良かった」「見て良かった」というものに接すること こそが、何より重要なのです。
これが、上から二番目の娯楽です。
では、一番上の娯楽は何か分かりますでしょうか。
それこそが、 A「あなたが、何かを作ること」です。
今までに述べたすべてのものを、逆にあなたが「作る側に回る」こと。
生み出すこと。
これこそが、何よりも素晴らしい、極上の娯楽なのです。
作った作品の、評価の善し悪しはあるかもしれません。
しかしどんな作品であっても、あなたが夢中になって「作る」こと。
これこそが、何よりも上質な快感と幸せにつながります。
もちろん、仕事や作品でなくても構いません。
新しい企画書を作る、ブログを書 く、小説を書く...などなど、何でもOKです。
あなた自身が、新しい何かを作る。
それこそが、世の中で最大の快感だと言えます。
これ、同意してくださる方も多いと思いますが、中には、「今の自分の仕事は、そこまでの域に達してない...」「自分はそうは思えない」という方もいるかもしれません。
もしそうだとしたら、ただ知っておくだけでもOKです。
少なくとも自分自身は、「何かを作ることこそが、世の中で最大の幸せで娯楽だ」と思っています。
そういう考えもあるんだと思ってください。
今、そう思えないなら、「いつか、そういう『作るモノ』を見つけられれば、それだけの幸せというものを得られるものなんだ」と考えてみてください。
「寝たい!休みたい!」 「なんか面白い本ってないかなー。最近、つまらないものばかりだから...」「海外旅行に行きたい!海外に行けば、すごく幸せだろうなぁ...」 こういう気持ちは、確かに分かります。
しかし「何かを作る」ことは、それよりもはるかに激しい快感です。
ただ、あなたの世界が「味わう」ことだけなら、それはまだ、 C「たいして質が高くないものに接すること」 B「誰かの作った、素晴らしい作品に接すること」 の、どちらかということです。
「まだ、『作る』という快感があるんだ」 という考えを知っているか知らないかで、大きくあなたの人生は変わってきます。
『やりたいことをぜんぶ実現する方法』海竜社
昔、繁盛店を見学に行った後、私のメンターに、そのときの感動を綿々と報告したことがあった。
それをじっと聞いていたメンターは、「それで、君はどうしたいのだ」と厳しく問われた。
「経営者(起業家)が感動ばかりしてどうするのか、どうして自分がそれをやる方法を考えないのだ」、と言うことだった。
もちろん感動が悪いわけではない、しかし、感動することはどこか他人事だ。
自分事となったときだけ、行動につながる。
繁盛店に行くのも楽しいが、繁盛店を経営する方が数段面白い。
これは、あらゆることに言えること。
素晴らしい講演会に行くのも楽ししいが、その講演会を主催する方がもっと面白い。
楽しいイベントに参加するのも楽しいが、そのイベントを主催する方がもっと楽しい。
要は、主催者か、観客か、ということ。
それは、人を楽しませる人か、自分だけ楽しむ人か、ということ。
多くの人を楽しませることこそ、楽しいことはない。
「この世の最上の娯楽とは?」
人を楽しませることができる人でありたい。
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