順天堂大学医学部教授、小林弘幸氏の心に響く言葉より…
ここでひとつ、
それは、「選ばないで済む」「探さないでいい」
「選ぶセレクト」「探す=サーチ」といった行為が、
アメリカのコロンビア大学で心理学を教えるハーバーソン博士は、
みなさんもきっと、どれにするかが決まらなくてイライラしたり、
日々をふつうに生きていれば、「選ばなきゃならない機会」
たとえば、何から手をつけようかとか、
また、何かを「探さなきゃならない機会」
たとえば、机の上に置いたはずのスマホが見つからなかったり、
こういったことが積み重なって、
私たちは日々、
そして、こういう「迷い」や「焦り」が、
ですから、仕事やスポーツなどで、
アメリカの前大統領、バラク・オバマは、
「
私はいつもグレーかブルーのスーツしか着ないことにしています。
選択肢をわざと狭めているのです。
私にはもっと重要な決断が他にたくさんあります。
何を着 るか、
このオバマ前大統領の記事を読んだとき、
なぜなら、 さすがアメリカの大統領ともなれば、
私の場合はスーツではなく、着るワイシャツを「白」
ワイシャツ には、ストライプ、青、グレーなどがありますが、
だから、いちいち 迷わないで済むように、「ワイシャツは白1色にする」
また、ついでに紹介しておくと、私の場合、財布は「白」や「
なぜならば、明るい色にしておけば、
黒や茶色だと、カバンの奥に入り込んでしまうと、
だから、暗いカバンの中でもパッと目につくような色 にしているわけです。
おそらく、みなさんの中にはそんな小さなこと、
しかし、こういう「どうでもいいこと」や「小さ なこと」をきちんとしておくことこそが大事なのです。
スーツにしてもワイシャツにしても財布にしても、
ところが、「選ばないで済む状態」「探さなくていい状 態」にしておけば、何も煩わされることなく、
いわば、「いちいち意識しなくても、
そして、こういう「いちいち意識をしなくても、
だから、一流のアスリートやビジネスパーソンには、
すなわち、小さいことやどうでもいいことは、「自分のルール」
《「選ばない」し「探さない」から、 よい結果を生み出せる》
『「意識しない」力 うまくいくときは、結局みんな、自然体』文響社
イチロー選手が現役だったころ、
毎朝、カレーを食べる(その後、現在はそうめん)。
試合前のストレッチ、
試合後に自分の道具を磨く。
ウエイトトレーニング後、マッサージをする。
また、スティーブ・ジョブズの黒のタートルネックも有名だ。
日本でソニーの工場を見たときにその制服が気に入り、
それでは、自分だけでもと、毎日、
黒のタートルは三宅一生に頼み、
日常の生活をストレスを極力少なくして過ごすには、
些末(さまつ)なことに煩(わずら)わされなくなるからだ。
すると、ここぞというときに力を発揮できる。
うまくいくときは、誰でも「自然体」になっているという。
自然体とは、特別に意識しない状態であり、肩の力を抜き、
意識すると、体も心もぎこちなくなる。
柔道では、どこにも余分な力が入っていない姿勢を「自然体」
それが最も安定した姿勢であり、
結局、柔道に限らず、
つまり、無意識の力が目覚める。
ここぞというとき、最高度のパフォーマンスを発揮できるよう…
些細なことをルーティン化し、余計なことにとらわれない人でありたい。
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