岬龍一郎氏の心に響く言葉より…
《熟練工は「できない」ことをあまりに多く知りすぎている。》 ――アメリカの自動車王ヘンリー・フォード
豊かな経験や知識は仕事の武器であるとともに、
ある自動車メーカーの海外工場では、
売れ行きが伸びたため、
仕方なく車づくりの未経験者を雇い、
本来はできるはずのことさえ、過去の経験や先入観が、「
20世紀初頭、
彼は、新しい仕事を始めるとき、
たとえば自動車に使う板ガラスは、
ガラスの専門家は 「過去に試みたが、実現は不可能である」
そこでフォード はガラス工場で働いた経験のない人たちにこの課題を与えたところ
フォードは、熟練工の助けが必要なときはもちろん求めるが、
なぜなら彼らは「できない」ことをあまりに多く知りすぎており、
ソニー創業者の井深大(まさる)さんが、
「技術者として、本田さんと私の間に共通していたのは、
もちろん二人ともすぐれた技術者なのだ。
ただ、技術から発想するより、「いままでにない、
技術が先にきて、「できる」「できない」
技術者でありながら「素人的な発想」ができたからこそ、
《ミスでダメになるのではない。ミスを恐れてダメになる。》
『いい言葉は、いい仕事をつくる 成功する人はいつも気高い「言葉の灯」をともしている (PHP文庫)』
融通のきかない熟練工や専門家は、多くの「固定観念」や「
先入観とは、先に知った知識に基づいた、
大人になればなるほど、固定観念や思い込みは増えていく。
今までの経験から「それはできない」「無理だ」「
それは、「アンコンシャス・バイアス」と同じだ。
「アンコンシャス・バイアス」とは、「〇〇はこうすべきだ」「
狭い分野しか知らない人、同じ仕事しかしてこなかった人、
多様性というダイバーシティに欠けている人でもある。
先入観や固定観念を壊すには…
●新しい技術を使う(コラボする)
●まったく違う分野の異業種の人と協業する
●違う世代の人と接する
●素人(子ども)のように考える
●多様性(ダイバーシティ)を認める
そして、さらに…
●付き合う人や環境を変えてみる
●様々なジャンルの本を読む
●海外等の異文化に触れる
新しいことを始めるときは…
先入観や固定観念を壊し、自分の見方や考え方の枠を広げることが
いい言葉は、いい仕事をつくる 成功する人はいつも気高い「言葉の灯」をともしている (PHP文庫)
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