月行大道氏の心に響く言葉より…
「あの人は器が大きい」とか「彼は社長の器ではない」と言います。
一般的に「人の器」とは、その人の才能や能力を表しています。
器とは、「運を受け取ることのできる大きさ」という意味です。
器は大きいほど、運がたくさん入ります。
今、自分がどれだけの器を持っているのか、器の大きさを知りたければ、「成果」ではかることができます。
たとえば、日本語だけしか話せなかった人が「世界を舞台に活躍するビジネスパーソンになりたい」と思って英会話をマスターしたとします。
すると、あなたが運を受け取る「器」は広がったことになります。
なぜなら、バイリンガルになったほうが、グローバルな仕事をつかむチャンスが広がるからです。
さらに、中国語をマスターしたり、外国人とのコミュニケーション術を身につけたりすれば、どんどん器は大きくなり、世界で活躍するチャンスは増えていきます。
世の中には、自分がレベルアップしない限り、出合えない運がたくさんあります。
逆に言えば、自分がレベルアップさえすれば、それだけ出合える運も増えるのです。
天からの恵みの甘露(=お釈迦様が生まれたとき、お祝いとして龍神が降らせたとされる水、運)を受けようとするのなら、小さなお茶碗よりも、大きなタライのほうが、断然多く受け取れます。
甘露が降ってから、大きなタライを作り始めても間に合いません。
自分が好きなことや、やりたいことのために、常日頃から努力して器を広げておけば、いつどんなチャンスが訪れても、逃すことはありません。
「自分の好きなこと」を実現するための努力を「苦労」と言いいます。
運気を上げたいなら、苦労はどんどんしたほうがいい。
そして、好きなことのためなら、どんな苦労であれ乗り越えられるはずです。
もし、努力を苦痛と感じ「乗り越えられそうもない」ときは、自問自答してみてください。
「私は何のために、この苦労をしているのだろう」
どうしても乗り越えようとする気持ちがわかないとしたら、その目標は、本当にやりたいことではない可能性があります。
それならば、続ける必要はないかもしれません。
壁にぶつかったら、常に、自分と対話する習慣を身につけましょう。
繰り返すうちに、あなたが本当にやりたいことが見えてくるはずです。
「人の器」は運を受け取るためにあるという。
ということは、器を広げるための勉強や実践は、運を多く受け取るためのものでもある、ということ。
《器の大きい人》
●ピンチのときもどっしりと構えていて動じない人
●小さいことをいちいち気にしない人
●多少のことで怒ったりしない人
●自分の非を認めることができる人
●他人の失敗を許すことができる人
●何事においても余裕がある人
●違いを受け入れることができる人
●言い訳したり、責任逃れをしようとしない人
●どんな人の話にも耳を傾けることができる人
《器の小さい人》
●気に入らないとすぐに不貞腐(ふてくさ)れたり、不機嫌になったりする人
●自分を大きく見せようとして見栄(みえ)をはったり、自慢話が多い人
●すぐに怒ったりイライラしたりする人
●人の成功やよかったことを一緒になって喜べない人
●人をほめることができない人
●人の手柄を自分のものにしようとする人
●いつも損得で動く人
●自分で責任をとらず、人のせいにする人
●ささいなことや、もう終わったことをいつまでもネチネチという人
●いつも、不平不満や文句や批判ばかり言っている人
《器を大きくするには》
◎まず、実践して経験を増やすこと。
◎読書や人の話を多く聞いて、自分の見方や考え方の幅を広げること。
◎笑顔と愛語(愛ある優しい言葉)の実践。
◎どんなときも感謝の実践。
日々、自分の器を大きくする努力を重ねたい。
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