筑波大学名誉教授、村上和雄氏の心に響く言葉より…
何が人を新しいことに挑戦させるかといえば、外から絶えず入ってくる刺激です。
精神的に守りに徹していたのでは、決して新しいものを取り入れることができません。
「守り」の姿勢が遺伝子をオンにすることは、まずありません。
守りとは現状維持であり、いま働いている遺伝子だけで十分事足りるということだからです。
眠っている遺伝子は強く必要とされなければ目覚めてくれません。
だから、「守り」ではなく「攻め」で新しい刺激を求めていくことが大切なのです。
また、よい遺伝子をオンにするために強調しておきたい知恵の一つには、何かに取り組むとき、それがプラスかマイナスか、できるかできないか、効果的かどうかなどといった評価は後回しにして、とにかくやってみるということがあります。
挑戦することを先送りにしていては、決して大成できません。
完璧な見通しなど絶対にないのですから、まずは頭の中で考えるより先に「やってみる」ことが大切なのです。
失敗はそれまでの努力を無駄にするものではありません。
それどころか、新しい発見のもとになる貴重な体験なのです。
『スイッチ・オンの生き方』致知出版社
このコロナ禍は、人の姿勢を大きく二分させた。
それは「守り」の人と、「攻め」の人に分かれたことだ。
「守り」の人は、コロナを必要以上に怖がり、家から一歩も出ず、マイナスの情報ばかり見続けた人だ。
「攻め」の人は、コロナの対策はしっかりとしながらも、適宜状況を見て情報をとり、次の一手を探すために動き回った人だ。
動き回るというのは、何も物理的に遠くに行くということではない。
リモートを使って新たなプロジェクトを立ち上げたり、リアルだったら今まで会えなかったような人たちと知り合いになったりすることだ。
これがもし経営者だったなら、「守り」の人の会社は、確実に衰退や倒産の道に向かって進んでいるということになる。
このコロナ禍の一年間、何をしてきたのか、次のステージに向けてどんな手を打ったのか、それが今年の後半には明確な差となって表れてくるはずだ。
現状を嘆いてばかりいる人は、挑戦をしない人だ。
そして、そういう人はまわりを暗くする。
反対に、未来に向けて何らかの挑戦をし続けている人は、まわりを明るくする。
挑戦するとは、アウトプットをしまくるということだ。
アウトプットすればするほど、新しい情報や刺激が入ってくる。
インプットだけしている人は、失敗もしないかわりに、挑戦もしない。
アウトプットするのに一番大事な言葉は、まずは「やってみること」。
頭の中だけで考えていても、それはアウトプットされない限り、誰も分からない。
準備ばかりしている人もそれは同じ。
いつになったらスタートするのか、と。
「新しい刺激を求めていく」
このコロナ禍、しっかりと対策を取りながらも…
心の中はアグレッシブで、ファイティングポーズをとる人でありたい。
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