コロナ記【ホテル篇3・ごはん】 | フーテンひぐらし

フーテンひぐらし

永遠の放課後。文化祭前夜のテンションで生きたい。なかなか大人になれない。

さらにつづきます。

 

★食事がつらい
ごはんは三度三度しっかり出る!自宅にいたら外にも出れず食事に困る人も多いだろうからすごいありがたいことだと思う。
ただ、無症状&軽症者の設定なので、病人とか元気ない人用の食事ではない。滞在者を見てても圧倒的に20〜30代男性が多いので(なぜだろう、女性の割合はかなり少ない)、メシはひとことで言うと「がっつりコンビニ弁当」である。

私は朝ごはんをすべてスルーしたので昼と夜しか頂いてないけど、ざっとこんなかんじの見た目。



米!揚げ物!肉!イエイ!(泣)
 

サラダも毎食用意されてるけど、ほんのすこしのキャベ千にプチトマト1こつき、という感じ。いやーこれが毎日毎食なの、ババアにはまあまあしんどかったよ。
毎回、中華風とか洋食風とか工夫はこらしてくれてる感はあるのだけど、時折揚げ物と肉のいためものが並んだりすると「ウウウ」ってなる。なので後半は申し訳ないけど完食をせず調整した。だって全く動いてないからおなかすかないんだもん…。
事前に見たサイトでは「野菜ジュース」「(食欲のない人向けの)おかゆやゼリー飲料」「インスタント食品」などがある旨かいてあったけど、それらはついぞ見かけなかった。おかゆやゼリー飲料は申請したらくれるのかもしれないけど。

飲料も水とお茶だけだったので、とにかく野菜と果実への渇望がすごかった。特に柑橘系の何かを飲みたくて食べたくて仕方なかった。私は「ハイレモン」(ヨーグレット系列のレモン味タブレット)を命をつなぐようにして大事に大事に食べてました。たまたまリュックに入ってた大粒のラムネもすごく命綱だった。
甘酸っぱいお菓子やゼリーや飴、そういったものはたくさん持ち込むべきだったな…。
唯一救いだったのは、毎回デザートがつくこと。杏仁豆腐とかあんこ入りの饅頭みたいなものとか、カステラとか。甘味めっちゃありがたかったです。

ジュースとかお菓子とかマイ枕とか(笑)、家族や友人に差し入れてもらおうかな…と何度も考えたのだけど、まず肝心の夫は私がホテルに移送された日に発熱してそこから死んでるようだし、友人にわざわざここに持ってきてもらうのも申し訳ないしって思ってしまって、結局お願いしないまま過ごしてた。(ちなみに生ものや冷えものなど温度管理が必要なものはNGだし、スタッフが中身をチェックする必要があるので宅配便もNG)


今後もし私の友人がホテル隔離になったら、気安く欲しいものを届けにゆくぞ!!絶対いろいろ欲しいものあるはずだぞ!!と思っているので、友人の皆さま私に頼んでくださいね。