いつでも大黒柱。 | フーテンひぐらし

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永遠の放課後。文化祭前夜のテンションで生きたい。なかなか大人になれない。



すんごいお金持ちの男性とつきあっていて、
彼と結婚しようと仕事をやめて同棲した途端、
彼が詐欺容疑で逮捕され実刑をくらい(仕事がらみで、結婚詐欺ではない)、


お腹に赤ちゃんができてしまったので獄中の彼と結婚、


「仕事もやめちゃったし妊娠してるしで、
 彼を待つ間、さてどうやって暮らしてゆこう…」


そんなふうに困っている女友達がいるんだ、と先日、友人が語った。


すごいはなしである。



独身であるその友人は言う。


「私それ聞いてつくづく思ったの。
 どんなにこの先、お金に困らなそうでも、
 仕事はやめちゃいけないって…」


「そのとおり!」と私は思わず言った。



もちろん、個人個人、生き方は違うしそこに正解などない。


私は専業主婦なんてむしろ最高にグレイトな仕事キラキラだと思ってる(いやほんとマジ)し、
やめたくないけどやめざるを得ないひとだっているのも知っている。


だからこれは、あくまで私個人の人生を考えたときの
自分に対してのはなしとしてお聞きいただきたい。


そうでない生き方を否定するはなしでも、

女はそうすべき、というはなしでは、決してありません



私の母は専業主婦で、私はそのおかげで
たくさんの恩恵を受けてきたし、さみしさもなかった。


でも、母がいつも大好きだったその仕事を懐かしそうに語る姿や、

夫婦喧嘩したときに出て行きたくても子供もいるし稼いでいないから
そのままぐっと我慢するしかなかったと
さみしそうに語る姿を見続けてきたのも確か。




そして
私も昔、裕福な彼氏とつきあった経験がある。
彼との暮らしで私自身までセレブになったような錯覚が起こり、
でも別れた途端それらは消滅し、自分自身は決して何者でもなかった、
そんな当たり前のことを思い知らされてしょんぼりしたし
色々と金銭的にも困った。



ゆえにその後、私が結婚の条件として
自分自身に課していたのが



いつ別れても困らず暮らしてゆける金を稼ぎ続ける


ことだった。



ラブラブだろうが、結婚していようが、
他人同士なんだからいつどうなるかは分からない。
いま大丈夫でも、変わることはあるのだ。


私の中で、この思いはかなり強固である!



ふたりの気持ちが変わらずとも、
冒頭のはなしのように、
環境のほうが変わってしまうことも
今の世の中、じゅうじゅうありえるから。



そして実際に結婚した今、ハードルはさらにあがった!



自分自身と子供ひとりくらい、
余裕で養える金をコンスタントに稼ぐ


である。



離婚して子供を引き取ったとしても、
困らないだけの財力を持つ妻でありたいのだ。



別に離婚する気があるわけでは全くないんですがね…汗



それがあれば、別に離婚という事態じゃなくても、
ダンナや親が万が一病気をしたり、
失業して新しい仕事まで間があったとしても、
どうにかなるだろう。



もちろん、男は女よりお金は多くだすべきと思ってるし

男性にオゴッてもらうの大好き、
男性に貢ぐ気は一切ない、イヤーな女なのだが
(バブルを経験した女はだからいやだとよく言われる…)



・ダンナの稼ぎを自分の人生の計算に入れておかない


・じぶんひとりで大黒柱になれる心構え



それだけは、人生の中で守りたいオイラであった。


だからまだまだ足りない。

もっと、がんばらねばーーーーー!


むう




でも先日、


「もし妊娠しても、紙とペン…つうかパソコンさえあれば
 どこでも仕事できるから安心だね♪ばりばり稼げるね!」 


と、ダンナに言われたときは


「ぅオイ!お前があんま安心するな!」と思ったけど…笑