ちわス
今日、半年ぶりに円錐手術後検診に行きました。
2008年5月に手術してから約2年。
おかげさまでこれまではクラスⅡくらいで安定。
でも念のため、また折を見てウイルスチェックはしないとと思ってます。
さてさて、昨年12月に「子宮頸がん予防ワクチン」が
日本でも打てるようになりましたね。
ブラボウ
私の周囲を見ても、健康診断などで「子宮頸部の異形成」の診断が出る
女子がここのとこマジで急増しており、それが独身、既婚まったく関係ないので、
今は現代女性ならば特定のパートナーがいるいないに関わらず、
誰しもが無関係じゃないなあと痛感しています。
でも
健康診断の細胞診
↓
「あなた異形成かもよ(疑陽性)」の診断
↓
精密検査(組織診)
↓
結果(クラスⅠ~Ⅲbまでの診断、またはガンのステージ)
の手順はどうしても時間がかかり、
その間のココロの不安感はとてつもなく、
しかも結果はもはや結果ですからやはり、後手後手なのですよね。
だから、ワクチンで先手打って予防できるというのは
ほんとうにいいことだと思います。
前にも書きましたが、
子宮頸部を異形成にする(わるさをする)ウイルスは何種類もあるのですが、
いても特に問題ない温厚なやつから、デンジャラスなやつまでさまざま。
その中で「最悪」といわれるのは「16型」と「18型」のふたつ。
多々あるウイルスタイプの中でも、発がん性の高い2トップです。
実際に子宮頸がんになってしまったひとのほとんどから
このふたつのどちらかの型が発見されているそうです。
私はがんにまで発展していない「高度異形成」だったのですが、
発見されたウイルスは16型でした。だから手術をしたのですね。
で、このたびのワクチンは、この16型と18型に対して効くものであり、
これを打てばほぼ100%、この2つの感染を防ぐことができるそうです。
すでに海外では10年前から処方されているんだって。
日本、遅すぎ…。
(※あくまでも予防なので、現在すでに感染しているウイルスを
消したり、異形成を治癒するちからはありません)
今日、S先生のとこでもワクチンの紙が貼ってあり、
すぐ打てるということなので、早速打ってもらいました。
このワクチンは計3回打ちます。
2回めは初回から1ヶ月後に、
3回めは6ヶ月後に。
「筋肉注射だから痛いですよ」と言われたのですがまったく痛くなく、
「数時間後に筋肉痛か打撲のような痛みがくる」といわれたのにまったく来ず、
あたしゃ相当ニブいことが判明しました。
「痛みに強いんですね私なんか打ってすぐ痛くなっちゃいましたよ~」と
看護師さんに感心されましたがまさか
と し だ か ら … ?
子宮頸部の検診は、婦人科検診の内診がある健康診断で
毎年チェックできているから平気よ、と思うひとも多いかもですが、
細胞診は見逃し確率も多い上、
性交経験さえあればどんな人でも可能性がある昨今、
このワクチンは受けておくに越したことないと思う。まじ。
(実際、10歳以上から受けられる)
ちなみにワクチンは自己負担なので
1回にナイスな金額がかかりますが、
S先生とこは他に比べてだいぶリーズナブルだったよ
※きになる方はプチメくだせえ。
あ、私、別に回し者でも何でもないよ
あの一連の経験と精神的負担を考えたら、
これがもっと早く日本にあれば…とすごく残念なので
いま問題ない方にはいまのうちぜひ、と思ってるだけ
受けられる病院はたくさんありますので、
子宮頸がんやワクチンについて詳しく知りたい方は
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