お互いの関係の終わりについて…

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９月に入りましたが残暑が厳しいですね

９月の個別コーチングスケジュールを出したことで「私もコーチングを受けてみたい！」という方のお申し込みを頂きありがとうございます

明日からボランティア活動に参加します

その模様をツイッターでつぶやきますのでお楽しみに～

『５章　恋愛感情はどこからくる？』
【お互いの関係の終わりについて…】

素敵な関係は急いで育むものでも、終えるものでもありません。

一生涯の伴侶を見つけ永遠の恋人をしてお付き合いすることは、この世界において最も素晴らしいことの一つだといえます。

しかし、明らかにお互いの成長にもならず、お互いの悪いところばかりを見ようとした
り、お互いの悪いところばかり引き出される関係なっているカップルも多いようです…。

自分に相応しくない相手と付き合い続けることは「最大の時間の無駄」でありますし、人生の中に多くの悲劇をもたらすことでしょう。

今あなたがお付き合いしている相手と、別れることが見えているなら引き延ばす理由もないでしょう。
恋人同士でない方が良い関係になれることもあるのです。

あなたには「新しい愛を生活に迎える準備」は出来ていますか？
結婚とは答えがあるようで、無いものとも言えます…

 皆さんは出会いの中で、紹介やパーティーやお見合いなど”お付き合い”するまでの事は色々な分野で学べます。

しかし、きれいな関係に終わらせることについて誰一人学ぼうとしないのです…。

それは”恋に落ちる事”より”恋終わらせる事”の方が難しいがゆえに誰も学ぼうとはしないのです。悲しい経験は誰だってしたくないものです…。

別れは悲しい事ばかりではなく「次の新しい自分につなげるバトン」なのです

そのバトンの”受け渡し”が上手くいかないと、新しい自分はいつまでも次の恋に走りだせないのです。

綺麗な関係に終わらせることについて誰一人学ぼうとしないのです。それは恋に落ちる事より難しいがゆえに…学ぼうとはしないのです。

人はギャップを感じたり、ギャップを見る事を嫌う方が多いのではないでしょうか？
しかし、人は『ギャップを埋めようとする生き物』なのです。

悲しい経験は誰だってしたくないものです…
別れは悲しいことばかりではな”次の新しい自分につなげるバトン”なのです。

「そうか…そのバトンの受け渡しが上手くいかないと、新しい自分はいつまでも次の恋に走りだせないとはこ事なんですね！」

「恋が終わる時に『綺麗に終われるかどうか…』が『これからの自分』に大きな”気づき”になるかもしれません…。」

愛するということとは、相手の成長を望むことであり、お別れした後でも、相手の成長を望み続けることが大切だと思います。

「別れた人とは友達でいることは難しくないのかな…？」

「そうかもしれませんね。別れた人に対して『その人との関係はこれっきり』また『もう会うことはない…』と”一生の別れ”ぐらいの覚悟の方もいるようです。」

「確かにそう思っています。」（私もそうしてきたもの…。）

自分の中の愛の源があるならば、相手の幸せを望み続けるはずですね。
相手の今後の成長を妨げるような事はしないことです。

そして、相手の評判などに害を与えるような言動や行為は厳禁であり最低の行為なのです。

「私を振った事を後悔させてやる！」

「あの人は自分より他の人を選んだ…許せない！」

「彼に仕返ししてやるわ！」

「私以外の男と付き合おうものなら『その女』を懲らしめてやる！」

そのような行為をしてしまう人は「愛のテロリスト」になってしまうのです…。

「愛のテロリスト？インリン・オブ・ジョイトイのことですか？」

「違います！」

愛は痛みの原因になることがあってはならないのです…。
相手の幸せを思えばそんな行為が無意味なことは誰だってわかることですね。

愛が終わる時、今までの思い出を大切にして、お互いにその思いを抱くことができた日々を大切に胸の中に残しておいてください。

人が人生に痛みを感じることは、全ての物に永続的であって欲しいという気持ちを抱いているからです。人にも、物にも、関係性には寿命があるのです。これは自然なことなのです。

あなたは客船で大海原を航海しているとしましょう。
航海の旅の途中で色々な人が乗り込んで来ますし、途中で客船を降りる人もいます。
あなたと一緒に旅を楽しんで、窓から見える美しい景色や荒々しい嵐も共に楽むことでしょう。

しかし、あなたと目的地や降りる港が違うこともあることですね…。
途中で乗り換えることもあるし、別の目的地まで一緒に旅をする人もいるでしょう。

全てこれは喜ぶべきことなのです。
人生に一環性があると言えるし、自然なことでしょう。
愛を感じる機会もあるでしょう。

私たちの歩む人生は”旅路”そのものと言ってよいでしょうね。

冬の季節が来たからっと言って、夏を憎む必要はないのです。
旅に終わりがあるからと言って、旅路を憎む必要はないのです。
恋愛に終わりが来たからと言って相手を憎んだり悪く思う必要はないのです。
その理由が別れることであったとしても…。

「恋愛の後に友情なんてあり得ない！」そう言う方もいるでしょう。

そう思っている人はエゴが強い人でもあると思います。
それは悪いことではないのです。私はただ”もったいない”と思うのです。

以前ある女性が私の元へ相談に来た時の話をしましょう。
彼女は自分を振った彼に対し”怒り”と”許せない”という気持ちに支配されていました。

「彼は私より他の女を選んだのよ！だから許せない！」

「あなたは彼のことを愛していたのですね。」

「私は彼を愛したわ！だから私の事も愛して欲しかった…」

「彼はあなたを愛していなかったから許せないのですか？」

「そうよ！そんなこと決まっているじゃないですか！」

「彼はあなたに何と言ってきたのですか？」

「彼に

『お前のは俺が居なくたって平気だよ。今までありがとう…』って言われたんです…。」

「他には何て言われましたか？」

「彼は私に

『お前には幸せになって欲しい』って…。」

「彼はあなたを愛していなかったのでしょうか？」

「…。私から彼を捕った”相手の女”が許せないんです！」

「もし、あなたが願う『彼の幸せ』があるとしたらそれは何でしょう？」

「それは…彼が幸せに幸せになることよ。」

「では、彼が願う『あなたの幸せ』とは何なのでしょう？」

「そんなの分からないわ！考えたくもないです！」

「そうですか…もし、分かっていたら何だと思いますか？」

「それは『私が幸せになる』ことよ…。」

「あなたが『幸せ』になることによって、彼の『幸せ』を願うことで何が”変わる”としたら…それは何なのでしょう？」

「私は彼に下心があったのね…、彼がいなくなったことで『私のニーズ』を満たされなくなった…。だから、彼が私から何かを奪ったと勘違いしていたのね…。いや『彼が私から何かを奪った』と思いたかったの…。」

「彼はあなたから『何か』を奪ったのでしょうか？」

「いいえ、むしろたくさんの思い出をもらったわ…。私から何も奪えるはずもないものね…。」

「彼からの『愛のギフト』が受け取れなくなるからといって、今まで彼から受け取ってきた『愛のギフト』を拒否することはないと思います。」

「そうね。彼との思い出は私の『宝物』だわ！」

「相手の態度はどうであれ、出来ることなら彼と友達でいることです。彼の悪口を言わず、相手を尊重し接することです。」

「何だかスッキリしました！新しい私に”次へのステップへ進むためのバトン”を渡せます

」

「良かったね！これからどんな楽しい事が待っていると思いますか？」

「そうね…

」

もしもあなたが”今の関係”にお互い未来が見えない関係だとしたら…

『申し訳ありません。あなたをこれ以上その様な関係として、付き合うことができません。今まで本当にありがとう。あなたと出会えたことに感謝します。今までありがとう。』

そう言って、キレイに別れるのです。

「僕は『別れ』は怖いものと考えていました。もう会えないし、関係が持てない、ある意味『死』と同じ位の感覚を持っていました。その恐怖から相手を傷つけてしまったり、忘れようとしたり…。」

「そうね…。『別れ』があり『出会い』があるのよね。私たちは無意識に『別れ』に対して恐怖心があるのかも知れないわ…。それは『別れ方を知らない』からなのかもしれない…。」

「そうだね。『知っている』ことであれば不安に思うことは少ないでしょう。『良い経験』は何度でも味わいたいよね。でも『嫌な経験』は二度と繰り返したくない…。観たくもないし、感じたくもないし、考えたくもない。だからこそ体験したくない。経験値がない…。すなわち『知らない』ということだけで”恐怖”を感じてしまうのですね。」

皆さんに知っておいて欲しいのは人は「失敗した経験」は一生忘れないのです。二度と同じ失敗はしないのです。

なぜなら一度経験したことは『知っている』からです。知っているとギャップは軽くなります。

『人はギャップを埋めようとする生き物』とお話しましたね。

人間は『ギャップ』が無くては成長がありません。男女関係や人間関係もそうです。

出会いも別れも”感謝の心”で接してあげると『ありがとう』の一言がポロッと出ることでしょう。
その時一緒に涙もポロッとでることもあるでしょう