愛の源（みなもと）を持つ者とは？

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『一章　源から生まれる愛』　”愛の源（みなもと）を持つ者とは？”

源（みなもと）と聞いて何を想像するでしょうか？

♂「源？」

♀「『みなもと』って水源ってイメージがあるわ！」

私「そうだね！源とは源泉に例えるとイメージしやすいかな？」

♂「それが男女関係と何の関係があるんですか？」

私「良い質問だね！」

温泉の源泉からは常に温泉が湧きだしています。途切れることがなく、溢れ出してきますね。あなたはの中にも温泉の源泉のようなものがあると知っていますか？

♀「源が私の中にあるの？」

私「そうだよ…」

源には底がないのです、ですから分け与えても溢れてきます。

♂「温泉の源泉もそこ尽きたら困るよな…」

マザー・テレサは溢れる愛の源を持っていました。
多くの人々に愛を与え続けました。それは「◯◯してあげたい」という思い、つまり「やりたい」から来ているのです。

もし、あなたが「やらないと…」または「やらなくちゃ…」と思った瞬間にあなたの中の源が一瞬にして乾上がってしまいます。そう、源が乾上がってしまいます…。

♀「確かに『やらないと…』と思うとやる気が出ないわ…」

私は以前、リッツカールトン東京で働いていました。最高のサービスでお客様を心からおもてなしをしていました。

♂「リッツカールトンって五つ星ホテルでサービスが素晴らしいホテルんんですよね！」

♀「私も行ってみたいわ！いつか連れてってね！」

♂「そのうちね…」

心からのおもてなしは「やりたい」から来る心なのか？それとも「やらなくてはならない」と思ってやるのか？

私は心の底から湧き出る「◯◯してあげたい」という思いで最高のサービスをしてきました。

この世界に「やらないといけないもの」などは無いのです。つまりは自由なのです。
もし、あなたが「やらないといけない…」と思った時に「私らしい」か「私らしくない」かを考えてみてください。

♂「僕らしいって何だろう…」

しかし、あなたが自分らしいと思うことも、実は「他人や社会や環境との関わり」から生み出されていることも事実なのです。

♀「難しくて良く分からないわ…」

私「あなたは何がしたいのか？あなたには何が出来るのか？あなたらしさとは何なのか？あなたが恐れから行っている事は何なのか？あなたにはそれらを手放す勇気を持っています。何故ならあなたは「源」なのですよ。」

♂「手放す勇気を持っているって？」

私「源は”やりたい”と思う心、つまりは『奉仕』の心から来ています。」

自由になったあなたに、愛や自由の源が溢れて来ます。

なぜなら、強制力から来る”恐怖”は何も生まれない事はあなたが一番良く知っているからです。

♀「そっか…何かを無くしたり、壊れたりするのは確かに怖いわ…。」

あなたには愛の源は「◯◯してあげたい」（やりたい）の心から来るのです。

聖書にもこうあります。

『自分自身を愛するように隣人を愛せよ』と。

♂「自分を愛せないと他の人も愛せないということか…」

♀「自分が元気じゃなかったら、他の人も元気にしてあがられないものね！」

私「そう！マザー・テレサは愛の源を持っていたんだね。自分を愛しているからこそ、他の人にも愛を与えることが出来たんだね。」

スターウォーズでダースベーダーが登場してきますね。

♂「知ってます！」

♀「黒くてスーハースーハー言ってる人？」

♂「スーハーって…おいおい。」

ダースベーダも子供の頃は可愛い少年でした。

♂「アナキン・スカイウォーカーでしょ？知ってますよ！」

♀「可愛い男の子じゃない！」

彼もいつしか暗黒面に引き込まれて行きましたね…。

人は『許せない』という思いを持ってしまうと、スルスルと暗黒面に引き込まれてしまいます…。

♂「え！？暗黒面って本当にあるの？」

私「暗黒面は比喩の表現として言っているだけですよ！」

『許せない』という思いや気持ちは『恐怖』と『強制』から来ます…。
「◯◯を許せない」と言っている人がいればその人は『自由』ではないのですよ。

何故なら相手の行動や言動により自分自信の『気持ち』や『時間』もその人に使っているこのになるのですから…。

『呪い』もその一つと言われています。

斉藤ひとりさんが言っていたことで「呪いがかかるには百年かかる…」と言ってます。

♀「百年！？」

♂「本当に呪いがかかるのに何年もかかるのですか？」

私「なんでも『呪い』（鈍い）らしいです…」

♀「それってダジャレですか…？」

私「私が言ったんじゃなくて『斉藤ひとり』さんが言っていたんですよ…」

そのような人は「自分が傷付けられている」ことを見せることで、相手を自分の思い通りにして、愛をもらおうとする時があります…。

♂「そんな人がいるんですか？」

♀「え…酷い。」

私「私のクライアントの話をしましょう」

彼女が努めていた会社の社長に実際に受けた出来事を紹介します。

その会社の社長が言いました。

社長♂「給料を上げも良いと思っている、私の言う通りにすれば…」

彼女はそんな社長の言動に困っていました。
彼女に『この事』を教えました。

すると彼女は社長にこう言ったそうです。

クライアント♀「もちろんお給料はいただきます。そういう契約ですからね。私がこの会社で働くのはお給料だけが目的ではありません…。この会社で働いているのは会社のビジョンや思いに共感しているんです。私の能力を多くの方々に捧げる機会だと思っています。社長…共に頑張りましょうよ！」

その社長からセクハラ紛いのことを受ける事は無くなったそうです。

♀「彼女、良かったわね！」

♂「その社長は男として情けない社長だ！」

お互い自由同士の関係はとても気持ちが良いです。
そこには『恐怖』『強制』『支配』が働かないからです。

常に相手を操ってきた人は『自由な人』を見ては怒りや恐怖を覚える人もいるのですよ…。

そのような人は相手が本当に自由なのかを試そうとするんです…。

♂「そうやって試そうとするんでしょうか？」

♀「聞きたいような、聞きたくないような…」

「あなたが正しいって事を証明してよ！」

「あなたは運が良いのよ！」

「私はあなたよりどれだけ苦労していると思っているのよ！」

「あなたは無責任なのよ！」

でも、身体も心も自由だと色々都合がいいです！
何より相手の要望やニーズに応えることが出来ますからね！

♀「確かに相手の顔色を気にしていては本当のことを言えないわね…」

♂「仕事の契約が破棄されたらどうしよう…なんて思いながら本当のことなんて言えないよな…。」

学校の先生も「生徒に嫌われたら…」「生徒の親に嫌われたら…」「教育委員会で問題になったら…」なんて考えていたら、悪い事をしたら『叱る』ことも一貫性が無くなってしまうでしょうね。

♂「今じゃ先生が生徒を殴ったら大問題なんだろ？」

♀「先生も大変ね…」

ライト兄弟も『空を飛びたい！』その気持ちが『飛行機』を作らせたのですよね？

ライト兄「めちゃめちゃ空飛びたい！」

ライト弟「あー空飛びたい！！！」

今や日本かニューヨークまで１２時間３０分で行けてしまいます。

　　
「月に行く！」とジョン・F・ケネディーが言いました。

誰かがジョン・F・ケネディーに「頼んだ」のでしょうか？

♂「誰も頼んでないと思うな…。だって行きたかったんだからさ。僕はそう思う！」

♀「そうだね！これらは手がけた人たちの『やりたい』という気持ちが行動させ成功させたのだと思います。」

これらの偉業は『自由な思い』から生まれてきたのでしょうね。

♂「そこには制約も規則もない！だからこそ自分の使命を信じて行動できるんだ！」

♀「私も愛の源を持ち、与えるわ！そして喜んで愛を入れるわ！」

私「いい感じだね！『強制』や『恐怖』に負けず『やりたい』ようにすると源から答えや力が溢れて来るんだよ！」

あなたがそうして行くことで、周りの人にもたくさんの笑顔をもたらすことでしょう。

次回もお楽しみに