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「すが」のブログ

映画とJAZZ、最高に楽しい!



2025.7.29 渋谷公園通りクラシックス

山口廣和g 落合康介b ヤヒロトモヒロper


山口さんリーダーのヴォルテックスボックス、いつもはサックスが入ったカルテット編成ですが、この日はトリオのアコースティック編成でした。


会場の公園通りクラシックスは年内で閉店するということで出演するミュージシャンも名残惜しい気持ちになりますね。こちらのお店は他のジャズハウスに比べて、アーティスティックというか音楽性を重視するミュージシャンが多く出演する異色な場所でした。来店するリスナーもなかりマニアックな人たちが多い印象あります。


これまでリリースした2枚のアルバムと新曲も含めたセットリスト。無国籍な音楽性、あえて言うと中央アジアの雰囲気を醸し出す山口さんオリジナルの曲たち。モンゴル好きな落合さんの馬頭琴の演奏あり、ヤヒロさんの独特なパーカッションプレイスタイルもこのバンドの特徴です。



山口さんのリュートと落合さんの馬頭琴、この楽器のコラボレーションを聴くことができるのは世界中でこのバンドだけ。落合さんは大きさの違う2本の馬頭琴を披露してくれました。


アンコールは1stアルバム収録の「ロプノール」。昔、彷徨える湖と呼ばれたロプノールは現在は干上がって水はないらしい。ロプノールへのロマンが見える演奏で終了。


1st

春雷 ※

Sting

Transience (New)

Lop ear

馬想曲 (feat馬頭琴)

2nd

Improvisation 

Ruto song

おとぼけカピバラ

Not all dogs go to heaven ※

Journey ※

(en) Lop nur 

※2nd “Compass”収録曲




2025.9.21 南青山バルーム

福盛進也ds 藤本一馬g 市野元彦g

西嶋徹b 須川崇志b,vc James Macaulay tb

CDリリース”Orbital Resonance”


すみれさんが企画したここ5年くらいのキャリアの集大成的な大々的なイベント。場所はブルーノート東京にほど近いオシャレな南青山です。会場のホールは円形で、座席はステージを約260度丸く囲む型になっています。



2021年から始動したバンド”Remboato”は福盛、藤本、西嶋、栗林の4人編成。エスペラント語で「手漕ぎ舟」を意味するバンド名、エスペラント語を使うというのが国籍を飛び越えた音楽性を指向しているようですね。「舟」がこのライブの一つのキーワード、ラスト全メンバーで演奏された「同じ船に乗る」という栗林さんのオリジナル曲が約5年間、仲間と舟を漕いできた彼女の結論というか決意というか、気持ちを表したものになっていました。そしてこの日集まったすみれさんを応援しているオーディエンスを含めて同じ船に乗ってこれからも走っていくよという緩めの決意です。


新しいアルバムはピアノ中心というわけではなく市野さんのギターが印象的で、そこにニラン・ダシカのトランペットが絡み合って優しい音を広げています。栗林さんはオーガナイザー的な位置付けです。この日のライブではニランのパートはトロンボーンのジェームズが担当してました。


ライブの演奏はメンバーが入れ替わり立ち替わり、たくさんのパターンで段取りが大変そう。すみれさんも手元に進行表を置いて確認しながら進めていました。

すみれさんにとってはこの5年、困難なこともいろいろあってけして順調ではなかったけれども、着実に信頼できるミュージシャンと作り上げてきたサウンドをライブで見せてくれました。

すみれさんを初めて聴いたのは2013年6月だからもう12年経ちました。これからも彼女の歩みを見守って行きたいと思います。


1st

風は唄う (Remboato-藤本)

星を漕ぐもの (Remboato-西嶋)

Even in darkness (Remboato-福盛)

The way to come back home again 2B

Tides of blue

Road ※ (feat市野)

2nd 

Family ※ (w市野DUO)

七夕song ※

Autumn sketch 

Dividing wall  - By All

スケッチNo2〜同じ船に乗る ※ - By All

(en) おかえり

※”Orbital Resonance”収録







2025.8.19 阿佐ヶ谷ハーネス


昨年の札幌で夏と冬の2回ライブを見た寺田町さんは全国放浪、吟遊詩人のようなアーティストさん。めちゃ暑かった夏の阿佐ヶ谷まで聴きに行きました。


共演のお相手はベチコさん、寺田町さんのCD「ブロンドはリズムにゆらゆらとゆれていた」に参加している昔からの町さんの仲間です。栗林すみれさんとの共演もしていて面白すぎる性格は知ってましたがライブを見るのは初めて。


ヴァイオリンとアコースティックギターのしゃがれヴォーカルのデュオ、どんなライブになるのか想像つきません。ベチコさんのヴァイオリンはオールマイティーな面白さ、誰とでも一緒にやれそうです。


この日の町さんが歌った曲は札幌で中島弘惠さんとやったものとはまた別物で長いキャリアを感じさせます。そして曲作りを頼まれてしまう人間性がある寺田町さん。2ndの2曲目、演奏の前に曲の説明は町さんの名古屋時代の話から。名古屋にあった地域の文化拠点だった本屋さん「ちくさ正文館書店」の店主を偲ぶ歌。2023年7月に閉店した書店は地域で愛されていて町さんも若い頃お世話になっていたと。


ベチコさんはアンコール前にフランスのヴァイオリニスト、ジル・アバップへの惜しみない愛を溢れ出してイベントの宣伝。これだけ推しを語るミュージシャンは見たことありません。9/26にベチコプロデュースのイベントは無事終了。今回は行けませんでしたが次のチャンスが有れば聴いてみたい。


最後はヴィオラ麻陽さんもシットインで盛り上がった阿佐ヶ谷の夜でした。


1st

ハードタイムス

あの川のほとり

英雄のような風

アナログレコードのブルース

人魚に恋した男の話

2nd

(俺たちはまたここに帰ってきて)

ヘムレンさんの本屋さん

雨の日のブルース

夜は優しく

風の歌を聴く人

(アンコール)リリアン


明日10/5は札幌から中島弘惠さんがやってきて寺田町さをホームの鎌倉でライブ。楽しみですね。