「すが」のブログ

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映画とJAZZ、最高に楽しい!



2026.6.4 吉祥寺サムタイム

天野丘さん63歳誕生月ライブ

w/ 伊藤勇司b 本田珠也ds


3月に2枚目のソロギターアルバムをリリースして精力的にライブ活動している天野さんのライブです。いろんなユニットでライブをやっている天野さんが「メンバーそれぞれの自由度一番高いバンド」と言う男くさい硬派なユニットです。


なんと言っても豪快な珠也さんと老練な天野さんの絡み合いが面白いです。若手の伊藤勇司は2人のバランサーのようなポジションで。


1stセットは天野さんが他のユニットでもよく演奏する1stアルバム(2004)からの2曲。天野さんが昔ボーヤをやっていた三好サン吉さんのバンド”Guilty Physics”がどんなバンドだったか話をしてトリビュートします。天野さんの作る曲はいつも誰かに捧げがちです。

この演奏がめちゃカッコよかった。途中でジェフベックが弾くGoodbye pork pie hatのようなフレーズが出てきたり、変幻自在なジャズロックサウンド。このトリオならではの演奏でした。


2ndセットはこれもよく取り上げるジョンスコフィールドの曲からスタート。こちらもストレートジャズとはちょっと違うクセが強いやつです。


終盤になって、それまで珠也さんからすると抑えめだったかもしれないドラミングからパワーアップ。力強いスティックさばきに見惚れます。そしたらなんと〜演奏中にスティックが折れて飛んだ!初めて見ました。


衝撃的な折れたスティックが転がってる写真


そして客席を離れて踊り出す年配のジジイが出てきたりでカオスな世界に突入です。


チャレンジングなリーダーライブをやらかしちゃう天野さんが最高です。


1st

Bill Evans 

M ※

The legend of guilty physics ※

Swallow’s tale

Playin’ in the yard (S.Rollins)

2nd

Wabash (J.Scofield)

食中毒

It never entered my mind ※※

(en) Charles baby

※    A sweet delution 収録

※※ Celestine 収録



株式会社アスコム 2017年3月発行

日本ジャズ界のレジェンド、クラリネット奏者の北村英治さん著のCDブック。


まだ北村さんのライブは行ったことはないのですが当然知っております。1929年生まれの97歳の現役プレーヤーです。この本を読むとアメリカの有名なジャズミュージシャンとの交流の裏話が書かれていてすごい人だったんだとわかります。

モンタレージャズフェスティバルにも1977年から19回も出演しているのはたぶん日本人では北村さん一人でしょう。すごいです。


今月、ジャズギターのレジェンド中牟礼貞則さんがお亡くなりになりました。北村さんの4歳下で93歳まで現役プレーヤー。今週のFacebookではみなさん惜しむ声が並んでいました。サックスの渡辺貞夫さんは93歳で今もコンサートツアーをやってます。90代レジェンドのみなさんにはずっと活躍できる共通の秘訣があるように思います。


北村さんのホームページ見ると今月も来月も老舗銀座スイングに2回リーダーで出演するスケジュールになっていて驚きます。ジャズミュージシャン現役最高齢、お元気です。ジャズクラリネットというそんなにメジャーじゃない楽器で長年活躍されているということにも驚きます。


生で話を聞いてみたいですね。誰か北村さんのドキュメンタリー映画を撮ってくれないかな。北村さんの経験を映像作品に残してほしいです。


付属CDに収録されている”A train”は1998年リリースの”Jazz Party”の一曲。LAレコーディングでベースにはなんとレイ・ブラウンが参加してました。これは貴重な音源ですね。








2026.5.24 池袋インデペンデンス

今田学vo 伊藤駿介p 越野振人b 鈴木梨花子ds


ほぼ同年代の4人のユニットは男性ヴォーカルが入ったちょっと珍しい編成のカルテット。インデペンデンスをホームにしてライブを重ねています。初めて聴きに来ました。


セットリストはメンバーみんなが持ち寄るスタイル。スタンダードからブラジルもの、北欧もの、けっこう自分好みの選曲で楽しいライブになりました。


MCで気になった梨花子さんセレクトの”Believe…”の隠しトラックの話。この曲はライブで何度も聴いてるおなじみの曲ですが、オリジナルアルバムには隠しトラックがあると初めて聞きました。e.s.tアルバム”Seven days of falling”のラスト”O.D.R.I.P”の後に”B.B.B”に歌詞をつけジョシュヘイデンが歌った”Love is real”が収録されていると。梨花子さんがやってみたかってと言ってましたが、これ、なかなか素晴らしいんじゃないかな。


ゆったりめのナンバーが続いた1stセットのラストは刺激的なアレンジの”Black Nile”、この曲は山中千尋さんがアレンジしてCD収録している演奏が好きなんですけど、この日のブラックナイル同じくらい良かったです。


2ndではピアノの伊藤さんアレンジのI’ve never..、チェットベイカーのヴォーカルで有名な曲ですが今田さんの優しいソフトな歌で聴かせてくれました。

フレッドハーシュの”Valentine”も大好きな曲でしたし、アンコール含めて14曲全部楽しませていただきました。


1st

How we love

Obsession 

Smile

You’ve changed 

Believe, beleft, below

Nobody else but me

Black Nile

2nd

Bud Powell 

A time for love

Benny’s tune

I’ve never been love before (ar. Ito)

Valentine

Come along with me 

(en) September in the rain