2026.8.11 彩の国さいたま芸術劇場
芸術監督クロストーク夢の人に逢う Vol.11
今年95歳になる山田監督が埼玉まで来ていただけるということで映画ファンは行かなきゃいけない劇場からのプレゼント企画。料金は500円也。山田監督はさいたま芸術劇場のことは知っていたようですが初めて来たとのこと。
芸術監督の近藤さんが公開対談する企画の11回目、対談者から話を引き出すのがほんとにお上手です。まずは「Tokyoタクシー」を見た感想と山田監督への質問から。ロードムービーは面白い、途中から主人公のすみれ(倍賞千恵子さん)が寅さんに見えてきたと。近藤さんが実は隠れ寅さんファンで、と言うと山田監督から「隠れなくていいよ」とツッコミあり。フェデリコ・フェリーニの「道」の話になって、山田監督が学生のときに見た作品でアンソニー・クインの逸話を語ってくれました。
そして山田監督の松竹入社からの半生を写真見ながら話を進めていくスタイルで、いろんな話が聞けました。入社試験のことや、助監督時代のこと、30才で監督デビューした当時の話などなど。もちろん寅さんの話もあって、14作相合い傘の「メロン騒動」の撮影秘話も。寅さん映画の中でも一番有名なエピソードのこの裏話が聞けて、ここに来た価値があったなと。
あとは高倉健さんのエピソードとか、田中泯さんのエピソードとか、貴重な話もたくさんありました。山田監督が演技者を見る目、役者の存在感という話は70年以上の映像のキャリアで人と関わってきた深さが感じられました。







