最近の子は・・・ | 国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

これは、私の過去の記録(日記)です。
イギリス人の夫と国際結婚 
中東で海外生活を経て
やっと日本に戻ってきた。。
海外でも日本でも何故かいつも微妙に波乱万丈をしている
2児の母です。

最近。。

赤いシソのジュースにハマってる

ヒロでございます。。

我が家の近くで

おばあちゃんが売ってるのですが

酸っぱくて美味しいです。。

 

疲れてるのでしょうか。。。汗

 

残暑が厳しいですよねえ。。

 

福岡は35度前後をうろうろしてて。。

夜も蒸し暑くて最悪です。涙

 

ちょっとバタついてて

数日スキップしてしまいましたが!

 

早速続きを。。

 

 

義父の畑に行き

多くの野菜をみて

感動はしたものの

暑さに負け

体力に限界を感じた私は

すぐさま畑より退散した。

 

まあ、なんといっても

長旅の次の日なんでねエ。。

貧血がなくても

直ぐ疲れると思うのですが・・・笑

 

一人で家に帰って

家の中でぐったりしていた私。。

 

こんなんで

フランスの滞在は大丈夫なのだろうか?

 

そう思うとちょっと不安になる。

 

一時横になった後

リモートで仕事をすることにした。

 

誰もいないので

仕事がはかどる。。爆

 

 

そうこうしてるうちに

夫と子供たちと義父母たちが帰ってきた。

 

バケツに一杯

野菜を抱えて。。

 

そのバケツの中には

大きな葉っぱがあった。

実はそれが

ほうれん草。。

 

義父のほうれん草はなぜか大きくて

一つの葉っぱが

50センチ以上ある。。

 

なんと経済的なほうれん草。。

 

だから、日本みたいな束だと

とてつもない大きさになり

きっと10人はほうれん草だけで

お腹いっぱいになるほどの量になるのだ。

image

写真とるのを忘れたのですが

写真左下のワサワサ生えてるミ緑の葉っぱが

義父のほうれん草・・

 

とにかく葉っぱが10枚もあれば

6人全員分の料理ができちゃう。

 

私は義父に

立派なほうれん草だとほめちぎった。。

すると・・・

 

「そうなんだよ。

美味しいよ。

なのにさ。。なかなか作らないんだよね。

まあ、最近は怠けてるのか

本当に何もしなくなった。。」

と、いきなり義母の文句を言い出す義父。

 

いやいやいや

義父も動けなくなったと

自分でぼやいてたのだけども

同級生の義母も

もちろん同じだって・・・

何で気づかないんだろう。。。汗

 

「お義父さん。

お義母さんはあの年にしたら

とてもよく働いてますよ。

 

お義父さんだって

動けないこと多いんだから、

お義母さんだって、同じですよ。」

と私は笑いながら言ったが

内心はキレていた。

 

こういうところ、

うちの夫とそっくり。

 

自分は頼んでもないことで

あたふた忙しくして

本当に必要なことはしないくせに

やたら自分はやって

お前はやってない、みたいなことを平気でいう。

 

義父母の場合

義父は自分の好きな畑をしてる間

面白くもない家の掃除や

面倒なことをすべて義母にさせてるのだけども

それを当たり前と思っているのが

本当にそっくり。

 

家の状態見れば

義母がやってるのはよくわかる。

 

もう75歳なのだ。

出来なくても仕方ないことは

どんどん増えていく。

義父もそうだが義母もそうだ。

 

義父は自分ができないことを

最近実感し始めたけども

それは自分のことだけで

他人にはそう思わない。。という

正に夫と同じメンタルなことに

「ああ、私も望み薄いのね・・・」

と思った。。

 

義母は義父のためには

料理しないようだが

私のためには料理してくれるという。。

 

「私が編み出した

ほうれん草料理を食べさせてあげるわ」と

義母が私を抱きしめて言う。。

 

「お義父さん、

お義母さんは私のために作ってくれるそうですよ!」

と勝ち誇ったようにいうと

「ヒロがいてくれてよかった。。

アレは美味しいから食べたかったんだよ。」

という、、

まあ、義父の性格を考えると

義父が畑で育てたものを

料理として使ってほしいというのは

わからんでもないけども

それでも、年齢的体調の悪いときもあるから

作りたくない気分の時がある義母の気持ちはよくわかる。

 

ここにいる間は

2人っきりではないから

ワンクッションあって

イライラも軽減されることだろう。

 

私は体力が回復してたので

義母のお手伝いをした。

 

義母はほうれん草を茹でて

水を切り

それをトレーに入れて

卵、チーズ ナツメグなどを入れて

オーブンにいれた。。

キーシュのような。。

でも、圧倒的に卵やチーズより

ほうれん草が多い感じ。。

 

 

これとお肉とポテトで

この日の夕食は完成。。

とても美味しかった。。

 

あまりに美味しくて

お代わりをした。

義母の料理では初めてのこと。

 

体が鉄分を欲しがっていたのもそうだが

それ以上に味が美味しかった。。。

 

 

次の日。。

また義父の畑に行くことになった。

 

今回はミッションがある。

 

それは・・

草刈り。。

 

義父は草刈り機の車を持っている。

これを息子に運転させるという。。

 

面白そうだと

息子はやる気満々。。

 

この義父の提案に

義母は驚いていた。

「あの草刈りの車を

他の人に触らせるのは

初めてだわ、、、」と。。

 

この草刈り用の車はとても高かったようで

誰にも触らせてなかったようなのだが

義父をかいがいしく手伝う息子に

信頼を感じたのか・・・???

 

私だったら

怖くて息子には触らせないけどもねえ。。

 

事故とかじゃなくて

壊しそう。。

 

我が家のミスターランボー(乱暴)なので。。

なんでも直ぐ壊す。

 

まあ、息子が自分で得た

義父からの信頼なので

私は息子が我が家のミスターランボーなことは

黙っておいた。。。

 

畑に着くと

息子に芝刈り機の運転の仕方を教えてた。

どうも、ブレーキがないらしく

けっこうややこしい

操作らしい。。

 

初めは色々質問していた息子。。

ある程度納得したところで

息子は芝刈りを始めた。。

 

驚くことに

今まで車の運転をしたこともないのに

ものすごーく上手に

芝を刈っていく息子。

 

芝を刈って

一杯なると

刈った草を指定の場所に持っていき

バックで付けて・・

芝刈り機の籠の中を空にする。。

 

一連の難しい操作も

問題全くなし。。

ある一か所を除いては。。。

 

 

この問題のある一か所は

義母がどうしても残しておきたかった

枝・。。

その枝が低い位置まであって・・

丁度息子の胸のあたりまで伸びている、

芝刈り機で通るたびに

息子は顔を枝で叩かれるような状態になる。

 

こんなことを言っては

いけないのだろうけども

まるでコント。。。

 

この枝のところ

通るたびに

息子は芝刈り機の上で

ずっこけるように

後ろにのけぞる体制になる。

 

正直、そんなに立派な枝でもなく

そんなにカッコいい枝でもないので

切ればいいのだが・・

こういうよくわからないこだわり方が

うちの夫そっくり。。

 

義母のよくわからないこだわりのせいで

枝に何度も頭をぶつけてる息子が

おかしくもあり

気の毒でもある。。笑

 

とはいえ、とても上手に

芝を刈っていく息子に

私は感心していた。

 

全ての芝刈りが終わると

義父は息子に

「初めてで操作が難しかったろうに

とても芝をきれいに刈ってくれた。」と

感動していた。。

 

息子に

「車とか運転したことなかっただろうに

うまいこと刈ったよね。

何でそんなに上手にできたの?」

と私が聞くと・・

「ゲームだよ。お母さん。

車のゲームと同じだから

さほど難しくなかったよ。」という息子。。

 

なるほど・・・笑

 

最近の子は

ゲームみたいなシュミレーションを

やったただけで

これだけできるのね・・・

 

と感心した私なのであります。。