訪問者2  | 国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

これは、私の過去の記録(日記)です。
イギリス人の夫と国際結婚 
中東で海外生活を経て
やっと日本に戻ってきた。。
海外でも日本でも何故かいつも微妙に波乱万丈をしている
2児の母です。

以前「訪問者」という内容で

アメ限で書いたのですが

今回は一般公開できる内容なので

ここに書こうと思います。。。

 

家で作業をしてると

見知らぬ人がやってきた。

 

「こんにちは。。」そう言って

家の門をくぐってきた

おじいさん。。。

 

我が家の近くは

老人が多い。。

 

この人もきっとご近所さんなのだろうと

最初は思った。。

 

まあ、怪しい宗教団体の可能性もあるけども

宗教団体の場合

直ぐに見分けがつく。。

 

だいたい、2人で行動しているし

異様な感じに笑うので

まあ、感がいい私は

すぐに察知する。。

 

このおじいさんは

そんな感じではない。。

 

「私はこの近所に住んでるんだけど。。」と

いきなり話し始めたお爺さん。。

 

「おたくは・・・

国際結婚?」といきなり聞いてくる

おじいさん。。。

 

「ええ、まあそうですけど。

何か?」と私はちょっと

構える。。

 

 

国際結婚という言葉を使うということは

ここに何かしらの感情があり

その感情をぶつけられる可能性がある。

 

そう思った。

 

 

国際結婚がどんなふうに見られてるかは

人によって違うとは思う。

 

良いイメージの人ばかりではない。

そんなことは百も承知。

 

だからこそ

こういう人を相手にしなければいけない状況は

緊張もし

面倒な気もする。

 

国際結婚してる私からすると

まあ、多少の異文化系のイライラはあるにしろ

そんなに他人の結婚と大差ないと思ってるんだけど

他人はそうは思ってくれない。。

 

とりあえず

放っておいてほしい。。

 

これが私の本音。

 

海外に住んでいた時

自分の結婚がそこまで特別とは思ってなかった。

なぜなら、自分の周りにも沢山

異国同士のカップルがいたからだ。

私もその中の一人だった。

 

日本に帰ってくると

当たり前のように自分が違うことを

他人の目線や態度で

気づく。。

 

最初は仕方ないしなあ。。

と思いつつ行動していて

そのうち気にならなくなって

普通に過ごしていると

たまにこういう出来事に出くわす。

 

そこでまた思い知る。

ああ、普通ではいられないのだと。。

 

普通なら

自分の結婚相手を理由に

知らない人が訪ねてきて

話を始めることはない。

 

これをプラスに捉えれば

誰でも友達ができやすいと考えるべきなのだろうが

気分的にそうじゃない時もあり

この日がまさにその日だった。。

 

 

「私の妹の親戚の娘がオーストラリア住んでてねエ。。」

と始まった。。

 

 

妹の親戚の娘・・

めちゃくちゃ遠いな。。

 

国際結婚してる人あるあるなのかもしれないけども

知らない人が

自分の親戚、しかもめっちゃ遠い親戚が

海外に住んでることをいきなり話し出す。。

 

 

もうね。。こういうの50回くらいあったかも。。

 

これに対して

私は何を言えばいいのか。。汗

 

知ってる人ならともかく

この人さっき会った人だ。。

 

「その娘が、オーストラリア人と結婚してねエ。。」ときた。。

 

やっぱりその展開か。

そして。。。。

 

「でも、すぐ別れたのよ。3年かな。。」とな。。

 

ほらきた!予想通り。

 

私が日本で聞かされる身の上話の

約50%の国際結婚の人は

別れてるねエ。

 

このおじいちゃん、

別れた話をあちこちにして回ってるのか・・

その娘さんも

日本のこんなところで

カミングアウトされてるとは

おもってなかっただろうけども・・・。

 

「大変ですね。。」と私

他にいいようがない。

 

間違っても

「やっぱり」とか言えないし。。

 

「旦那さんと

合わなかったんだろうねえ。。

でも、離婚しても仲良しみたいだよ。

やっぱりあっちは違うねエ。。」とな。。

 

「まあ、でも、別れても仲がいいなら

よかったじゃないですか。。」と私。。

 

これも、他にいいようがないので。。

 

 

 

「それで・・あなたのところは・・・」

と始まった。。

 

でた!

この話の流れで

必ず行きつくお題。。

これが本当に効きたかったことなのねエ。。

 

「あなたのところは、どんな?

どうやって知り合ったの?」と

根掘り葉掘り聞きたいおじいちゃん。

 

 

「うちは職場です。

面白もなんともない普通のやつですよ。」というと

「へえ、ならあんたも英語話せるとね?」とな。。

そこかい!

と思いつつ

「ええ、一応なんとか話せます。子供もいるので。」

というと

「へえ!子供もいるの?

それ今の旦那さんの子供?」と

なぜか子連れ再婚ありきで聞いてくるおじいちゃん。

 

遠い親戚が痛い目にあった

その先入観が止まらない様子。

「ええ、うちの夫との間にできた子供です。」と

なぜか、このじいちゃんに説明しないといけない

このよくわからない感情。。

 

この人が若かったら適当にあしらって追い払うんだけど

見た感じのよぼよぼのいお爺ちゃんなので

追い返すにも追い返せず

話は延々と続いてしまう。。

 

「旦那さんは優しい?」と

心配してくれるおじいちゃん。

 

だから、無視はできないけども

何気に失礼でもあるので

どうしようもない。。

 

「優しいと言えば優しいですが

喧嘩もしますよ。

普通の家庭と同じくらい喧嘩すると思いますよ。。」

と真実を言う私。。

 

 

すると

「やっぱり・・・」と

なぜかマイナスに捉えられてる表情。。

 

いやまずいな。。。

ただ普通ってことをアピールしたかっただけなんだけど

なぜか、すぐに離婚しそうなのね・・・的な意味に捉えたらしい。

 

やっぱり

国際結婚→喧嘩→離婚

みたいなループは

頭から離れないらしい。。とほほほ。

 

「お子さんはどっちが引き取ると?」と

聞いてくる爺ちゃん。

 

いや、離婚確定かい~!?

って突っ込みそうになる私。

 

「喧嘩はしてるけど

まだ離婚してないんで。。笑

まあ、でも別れたら引き取りますよ。

子供たちも私についてくるだろうし。」と

離婚ありきで強気な姿勢の私。

 

 

しかし、まてよ。

このまま会話が終われば

きっと町中で噂になる。。

 

そのこの国際結婚の夫婦は

離婚するらしいみたいな・・・

 

 

 

そんな噂流されそう・。

 

ここは何とかせねば。。

 

そう思いつつ

夫を呼びつけ英語で早口で状況を説明。

「ハイ、ハニー」と言わせつつ

肩を抱かせて

仲良しアピール。。。

 

「今は考えてないですよ。

仲はいい方なので。」と私は自慢げに言ってみた。

 

 

するとこのじいちゃんは

「ほう、そうね。。。

そりゃよかったね。

でも、国際結婚は長くはもたないから

気を付けないとね。」と

立ち去り際に言っていた。。

 

 

まだ、離婚確定なのかよ?

 

 

そう心の中で突っ込みつつ

じいちゃんが去るのを見ていた。

 

一体何が言いたかったのか?

 

 

私にそれが理解できる日は

来ないのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

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