アメンバー限定の記事に
たくさんのコメントをいただきまして
ありがとうございました。。
残念ながらこのままコメントが増え続けると
対応しかねるので記事を閉じさせていただきました。
その点ご了承ください。
さて・・・
今日の話は妹との会話の続きです。。
先日、妹と長電話してた時のこと。。
妹はこの時、一人オンライン飲み会を
実施中。。。
もちろん、飲んでるのは妹。。
実はこれ、このコロナ騒動前から
私たちにはよくある飲み会・・・。
積もる話があったのか
たくさん愚痴を言った後に
「ねえ、姉ちゃん、
この前さ・・
電話した時に
お母さんになにか言ったよね?」という。。
私は首を傾げながら
前回の会話を思い出す。。
「ああ。コロナ対策ね。
外に出ない。
外に出たなら、他人と距離を2メートルとる。
マスクつける。
帰ったら
風呂に入って洋服も即洗濯・・のこと?」
と。私がいうと
「そうそれ!
そのせいで、最近お母さん
『姉ちゃん(私)の言い付け守ってる!』って
自慢してたよ。」という妹。。。
「そうね。
守ってるなら良かった。。」と私がいうと
「前は、もう年なんやから
死んでもいいからとか言ってたけど
姉ちゃん達が10月に帰ってくるって知ってから
死なれんと思ったらしいよ。
最近、姉ちゃんのいうこともちゃんと聞いて
他人に会うのが怖いとか
ものすごく周りを警戒してるよ。
よっぽど死ぬのが惜しくなったんやね。。」
と妹は笑いながらいう。。
「そうね、そりゃ良かった。
帰ってきたわいいけど、
感染して死んでしまったら
葬式にも出られんとか
マジで嫌よね。。
ちょっと警戒するくらいでちょうどいいね。。」と
私がいうと
「それ!やっぱり、姉ちゃん達に会いたいんやね。。」
と妹がいうので
「まあそうやろうね。。
子供達には特に会いたいやろうね。。
子供達も会いたがってるもの。。」
と私がいうと
「婆ちゃん好かれて良かったね。。。」と
ほろ酔いの妹はしみじみ語る。。
「でさあ。。」と妹
「もう一つ姉ちゃんママに言ったよね?」
と急に声のトーンが変わる妹。。
「何を?」と私。。
「暇やったらマスク作れって
言ってしまった?」と妹がいう。。
私はちょっと考えて
「ああ。多分言ったと思う。。
ボケんように手を動かすのに
ちょうどいいと思って。。。」と言うと。。。
「姉ちゃん!そのせいよ。
これは姉ちゃんの責任やね。。
どうするつもりなん!」と
さっきはおだてた癖に
急に責め出す妹。。
「何が?」と私が言うと
妹はおもむろに説明し出す・・・
知らない人のために・・
私の母は手先が器用なので
革で色々なものを作れる。。
しかし・・・
年だからなのか
思いつきや発想はイマイチなので
母は実働部隊であって
デザインは私や妹担当。
妹が展開図を作り
それに沿って革を切り縫い合わせるのが
母の分担。。
さて。。そんな母が
やってはいけない
禁断のデザインをしてしまったよう。。。
しかも、革で作ったものが・・・
マスク😷
革で作った・・・らしいマスクで
息できんのか?って
突っ込みたい気持ちになったが
妹の話の続きを聞いてみた。。
すると・・・
母は思いの外うまくできたと思い
それをつけてお出かけしたそうな。。
まあ、息ができないだろうけども
それと同時にウィルスを吸い込まないと言う点においては
まあ、あり・・・なのか???
で・・見た目はどんな仕上がりかと言うと。。。
母が自分で自分を見た感想を
「私。。トランスフォーマーみたいだった」と
言ったそうな。。
なんだそのファッション。。
トランスフォーマーなファッションの70歳。。
そして、そのトランスフォーマーなマスクは
やはり息がしづらいようで
息するたびに
「ヒューゴー ヒューゴー」と
まるで
スターウォーズのダースベーダーのような
音がしたらしい。。。
まあね。考えればわかるよね。。
マスクに空洞があるから
そこに空気が溜まって
顔の横から抜ける音・・なんだろうね。。
この見た目はトランスフォーマーで
音はダースベーダー状態で
なんと
母は警察署に申請に行ったそう。
(なんの申請かは覚えてないけども)
どこからどう見ても
不審者であろう
革のマスクをした
変な音を立てる70歳。。
いきなり警察署に現る・・・。汗
想像しただけで
身内はゾッとする状態。。
妹が母に
「警察署で(不審者と思われて)何も言われんかった?」と
聞くと
「何も言われなかったよ!」
と自信満々に答えたそうな。。
「でも、私のマスク一生懸命に見てたのよ。
これ、売れるかね?」
と母。。。
いや〜
売れんやろ。。汗
話聞きながら
私も妹と一緒に合唱。。
マジでセンスが・・・涙
って言うか
センスもだけども
機能性もね。。
マスクの内側がジメジメして
革に臭いがぷ〜んってするのよ。。
一回使ったら。。
洗うのかな?
革だから洗えないし。。
拭くのか?
でも、内側は拭けないよね?
しかも、ダースベーダー音を発しつつ
トランスフォーマーデザインなのよ?
誰が買うの?
と妹と大爆笑。。
しかし、思いの外
母にとってこれは成功した感じがあったよう。。
なので、売ることを諦めてないらしく
次のデザインを検討中。。
私は妹に
「なんで止めないの?」と言ったら
「今はさ・・・なんでも好きにさせてやらんと。。
どこにもいけないんだから
やりがいのあること見つけたなら
それが間違ってても
言えないよね・・。
私は言えないわ。。
って言うか、
もともと姉ちゃんのせいだからね!」と妹。。
「まあ、確かにマスク作ったらとは言ったよ。
素材も指定しなかったよ。うん。
でもさ・・・。
普通マスク作るって
言ったら布でしょ?
まあ、普通じゃなかったから
革で作ろうと思ったんだろうけどね。。」と、私。
「私もね。。
言えなかったけど
一言アドバイスはしたよ。。
『明るい色がいいんじゃない?』ってね。。
あの時の私の精一杯の静止よ。。」と妹がいう。。
「何が静止よ。。
薄い色で作れって
促してるじゃないの!!」と私がいうと
「はい。ということで
次回日本上陸の際は
革のマスク持参しますんで・・・
必ず着用のこと
これ必須事項です。」と妹はいう・・・
「ええええ
そのマスク私のなの?」というと
「いや、多分、お母さんのことやけ
家族全員に作るよ。。
なので、お姉ちゃん一家は全員
トランスフォーマーで
福岡上陸
お願いします。。
なんなら、ウニ(犬)のも作るよ!」と
余計な気を回す妹・・・
まあ、何はともあれ
母が元気なのはいいことなのだが・・
変なものを作って
情に任せて
着用を義務付けるのだけは
マジでやめてほしい・・・
と真剣に思う私なのであります。
やっぱり母にはデザイン任せられないな。。汗