雲行きが怪しくなってきた・・・ | 国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

これは、私の過去の記録(日記)です。
イギリス人の夫と国際結婚 
中東で海外生活を経て
やっと日本に戻ってきた。。
海外でも日本でも何故かいつも微妙に波乱万丈をしている
2児の母です。

タイトル通り

かなり雲行きが怪しくなってきました。。

 

夫。。。

 

あれ以来大家は

満足したようで

何も仕掛けてきません。。

 

この件を収めた

貢献者こと同僚のオマーン人。。

彼に夫は必要な人だと言われたことで

ちょっと嬉しかったよう。。

 

まあ、私からすると

お世辞でもなんでもなく

本当に夫いないと全然回らないのは

明らかなので、

それを言ったまでなのだと思うのですが

言われた本人は

気持ちいい。。

 

そして、彼に恩義を感じて

会社をさることを念頭に置くことに

ものすごく罪悪感を持ち始めた。。

 

そして・・

頭の中が混乱し始めたよう。

 

日本に帰ったら貧乏になると

勝手に決めつけて

ここでの収入を維持できないことを

ものすごーく心配し始めた。

 

夫は元会計士のくせに

自分の計算になると

全てどんぶり勘定。。

 

人のことは

細かく見えるのにね。。

 

で・・

私が説明する。。

 

収入が大きいのは事実。

教育の仕事をして

この額をもらえることは

他の国ではないだろう。

 

だけど

あなたは勘違いしている。

 

入ってくるお金も大きいけれど

出て行くお金も半端ない。

 

子供達の学校の費用 

家の家賃     

食費諸々 

合わせて月々80万前後。  

 

こんなに出て行くのに

いくらもらったって

残りはたかが知れてる。。

 

日本では確かに

同じ額稼ぐのは

容易ではない。

特に教育に携わる職種なら

今と同じ額がもらえることは

日本ではまずない。

    

それでも日本では

ここでの食費の3分の1以下だし

外食も安いし

日本で家買うつもりなら

家賃はかからないし

学校はタダだし。。

 

今出て行ってる80万円が

10万以下に抑えられるだけで

全然違うのに。。

 

そんな簡単なことを説明するのだが

全く理解できてない。。

 

さらに子供達のホームスクーリングにも言及。

やっぱりここにいる間は

子供達を学校には通わせたいと。。

 

この話を受けて

前に話した内容と

全く違うことを言い出したので

私はかなりムカついた。

なので

いっとき無視をしていたが。。

腹が立ちつつも

よく考えてみた。

 

私が今、夫に迫ってることは

夫の仕事を辞めさせること。   

 

夫がこの仕事に

やりがいを持ってることは

十分知っていた。

 

確かに愚痴は多いが

夫の周りには

夫を理解し

夫についてきてくれて

サポートしてくれる人が沢山いる。

つまり

仲間に恵まれてるのも事実。

 

それを夫から引き裂こうとしたのだから

こう言う反応があって

当然と言えば当然。

 

いくらここ数ヶ月で

夫が逮捕の危機に2回も遭遇したからとて

本当にそうなったわけではないのに

過剰に反応したのは

私が悪いのかも知れない。。

 

でも。。。

頭ではそれがわかっていても

心ではもう理解できないのだ。

 

ただ、私だけの気持ちを

押し通して

夫の気持ちや

夫の環境を変えることを

ごり押しするのは

果たしていいことなのだろうか?

 

夫にも

夫の考えがあり

夫が納得した形で

離れた方がいい。

 

前回は私が弱っていたから

お得意の私に合わせた言葉を

言っただけなのだろう。

本心は

自分が立ち上げた学校が

ちゃんと軌道に乗るところを見たいのかもしれない。。。

 

そして。。。

本当は夫はやめたくないとしたら。。。

私はどうすればいいのだろう。

 

本当に私は夫を置いて日本に帰って

夫は大丈夫なのだろうか?

 

たった4ヶ月私たちが離れた状態で

ものすごく辛かったと言う夫なのに。

 

そう考えると

夫の気持ちを無視して

仕事を辞めさせることも

夫を残して日本に帰ることも

どちらも正しくないのかも知れない。

 

そんなことを考えるようになった。

 

しかし、帰りたい。

ここはもう嫌だ。

でも・・・

 

と私まで混乱し始める。。

 

 

私は無視していた夫のところに行き

話し合いをすることにした。

 

夫いわく

ホームスクーリングは

日本語の部分に焦点を当てると

理にかなっているが

英語の部分に焦点を当てると

いい案とは言えない。

 

特に息子は最近難しい言葉を使うようになってきた。

私では到底追いつけない。

歌を聴いても

歌詞を理解し、その意味を考えたり

自分ならこんな言い回しをすると言ったり・・

そんな年頃になった。

 

学校の先生や友達

いろんな人に刺激を受けながら成長し

今まさにやっと

波に乗ってきたところなのに

これを今止めることに

夫は疑問を感じると言うのだ。

 

その話を聞いて

私は猛烈に反省した。

 

自分が帰りたいばかりに

勝手に子供達の環境を変えようとしたことを。

 

今までの苦労を

何も考えずに。。。

 

娘はまだ

軌道に乗ったとは言えない状態。

それでも、前よりずいぶんよくなった。

 

2人とも

学校から遠ざけるのは

やっぱり得策とは言えない。

 

放課後の時間を

効率よく使って

日本語を勉強させるしかない。

 

日本語習得の時間は減るけども

今できている英語を潰さないためには

ホームスクーリングではない方がいいだろう。

 

夫の話を聞いて

私も夫の意見を受け入れた。

 

そして。。

私が2年後に帰ると勝手に決めていた期間は

もうちょっと長くなるかも知れない。。

 

その間にもしかしたら

違うところで仕事のオファーがあるかも知れないし。

中東以外の場所なら

とりあえず頑張れるし。。

 

本当は日本に帰りたい。

でも、それは

夫のことを考えると

子供たちのことを考えると

私一人のわがままだったのかも知れない。。

 

そう考えるようになった。

 

頭では。爆

 

心は

思いっきり反対している。

 

学校のことは心でも納得した。

でも、日本に帰るか

なんだか怪しい感じになってきたことには

やっぱり納得はいってない。。

 

すると夫が

「今年のお盆、

日本に帰ってみよう!」と言い出した。。

 

大家に金を返してもらって

行くはずだった日本。。

 

しかし、大家に金を返してもらえないので

日本への帰省は諦めていた。

 

父の初盆。。

母の体調不良。

 

どちらも私にとっては

大切で。。

帰りたかったのだ。。



しかし、そんな金は我が家にはない。



「お金どうするの?」と私が言うと

「年に1回のフライトをこれに使おう」とな。。。

 

夫の会社は

年に一度イギリスへいく航空チケットが

もらえるのだ。

家族全員。。

 

まあ、里帰りチケットみたいな。。

 

で、今年はクリスマスに

イギリスに行くと

不吉なことを義父母に漏らしていた夫。。

 

だから、このチケットは

クリスマスに使う予定だったのだ。。

 

しかし、このチケットを

日本に使うと言う。。

日本へのチケット代は出ない。

しかし、イギリスへのチケット代は出る。

これを現金でもらい

日本のチケット代に当てると言うやり方を

すると夫は言う。。

 

これで、

私は嬉しくなった。

 

とりあえず帰れる。。

日本に。。

お盆に帰ってあげれる。。

 

諦めていただけに

本当に嬉しい。。

 

「一旦日本に帰って

気持ちをリラックスさせよう。

そして、これからのこと

焦らずに

じっくり計画していこう」

そう夫は私にいった。。

 

そうだな。。

そうしよう。

まだ焦ることはない。

 

夫も日本に帰らないと

いってるわけではないんだから。

今は夫に従おう。

 

いっときは険悪だった私たちは

今日とりあえず仲直りをした。

 

でも。。

絶対に諦めない。

ただ少しやり方を変えるだけ。。

 

と、したたかに

日本への完全帰国を狙う

私なのであります。。