慣れてるはずじゃ? | 国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

これは、私の過去の記録(日記)です。
イギリス人の夫と国際結婚 
中東で海外生活を経て
やっと日本に戻ってきた。。
海外でも日本でも何故かいつも微妙に波乱万丈をしている
2児の母です。

何かと思ったら

トピックに上がったのですね。。

沢山の方に読者登録していただきました。

ありがとうございます。

最近また一気に読者の方が増えたので

毎回なんですが説明をしたいと思います。。

 

初めましての方に自己紹介いたしますと。。

イギリス人と結婚して10年目。

なぜか

サウジ→バーレーン→オマーンと移り住み

気づけば今年で8年目・・・・

いまだに中東地獄めぐりをしている最中の

ヒロと申します。

 

ブログにも書いてますがトラウマがあり

イギリスには住みたいとは思ってはないものの

中東にも住みたいとも思ってない。

できれば日本に帰りたい

海外生活をあまりエンジョイできてない国際結婚組でございます。

 

従って本ブログは私の海外生活&家族の愚痴を中心としており

決して人様の役に立つような内容の

ブログではございません。。

 

ただ、失敗を含めた私生活を

ありのままに書いてます。

 

ですので、読んでる方からすると

若干モヤモヤする部分もあるかもですが

書いてる内容は全部「終わってしまた過去」のものですので

まあ、「変な奴だな〜」と割り切って

読んでいただけたら幸いです。。

 

さて、前置きはここまで

続きを書いていきます!

 

 

喧嘩しつつも

次の目的地マシーラアイランドに行くために

5時間以上の長いドライブを経て

ようやく船着場に着いたのに

チケットが買えないという自体に

遭遇する。。

 

係に人曰く・・

チケットは原則前日までに購入しないといけないらしく

当日は販売しないのだとか。

 

なんという。。

役立たずな。。

 

しかし、ごねても仕方ない。

ここで手を打つ必要が出てきた。

 

選択肢は2つ。

1行先を変えるか

2明日まで待って島に行くか・・。

 

義父は島で是が非でも魚釣りがしたい。。

他の人も島に行くことは諦めないようなので。。

2番。朝まで待つということになった。。

 

早速この日、

明日朝の1番のチケットを購入することに。

朝1番のもの。

7時出発の予定。

 

私たちはチケットを買う前に

トレーラが心配だったので

乗れるのか?どうすればいいのか?

など色々話を聞いてみる。

 

すると

この受付のおっさんは

「今までもいろんな人が

トレーラーを船に乗せたことがあるので大丈夫。

みんな慣れてるから。」と

なんでもないかのように話す。。

 

よかった。。

そう思った私たちは

早速チケットを買うことにした。

 

そして

この受付のおっさんは

「早めに並んでた方がいい。

トレーラーがあるから」

そう、アドバイスをくれた。

 

さて、今度は寝る場所を探さなければ。。

 

チケット売り場の近くをよく見ると・・

いくつもテントが張ってある。。

あれ?もしかしてこれ・・

同じ理由なのか?

 

大して綺麗でもないし

いい場所でもないのに

こんなにたくさんの人がテントを張り始めたのは

私たちと同じ理由に違いない。。

ならば・・・

 

と私たちも便乗することに。。

 

正直、今までキャンプした中で

一番最悪な環境。

人がウロウロしてるし

海もそこまで綺麗な感じもしない。。

 

しかし、船を待つだけだから

文句は言えない。

 

この日、急いでテントを張り

夕食の準備をする。。

この日は簡単なパスタ。

もちろん、インスタント!爆

絡めたらいいやつね。。

 

美味しくはなかったけども

まあ、腹は膨らんだ。

 

この日は早く就寝した。

 

次の日の早朝。

 

起きてすぐに

テントを片付け

出発準備をする。。

 

受付で言われた通り

早くから船着場で

車に乗ったまま並んでいた私たち。。

先頭から2番目。。

 

このフェリーは車を運ぶ。

トレーラー付きの車は私たちのみ。。

 

結構長い。。

 

出発の時間5分前に

フェリーが到着。

 

早速乗り込むぞ〜!と思ったのだが・・

船のスタッフから

「待て」の合図。。

 

??

言われるがままに

私たちは待った。

 

スタッフは

何やら話し合い

とりあえず真ん中の列に入れよう。

ということになったらしい。。

トレーラーがあるので

仕方がない。。

 

真ん中は

1番最後の順番らしく

次々に他の車が入っていく。。

 

そして、途中から車がバックで入り出した。。

 

???

普通、車を乗せるフェリーといえば

前方、後方どちらも開くシステム。

つまり、頭から突っ込んで駐車し

着いた時はそのまま出る・・みたいな。。

 

この船も両あき用に作られてる。

 

なのに、バックで入れる必要あるのか?

 

そう思い、夫が尋ねる。

「なぜ、バックで駐車するのか?」と。。

 

するとこのスタッフ曰く

「船長が下手で

両方の入り口を使えないので

片方のみの開閉・・・」

なのだとか。。

 

なんという。。。汗

下手って。。

大丈夫かよ。

 

と一抹の不安がよぎる。

 

しかし、もし、そうなら大変だ。

トレーラーをつけたままのうちの車は

バックするのは難しい。

 

トレーラーは真っ直ぐに後ろには下がりにくい。

いや、夫はまだ慣れてない。

しかも、船に入る時は坂道を登るのだ。

。。

しかも、ガタガタしていて。。

 

絶対に真っ直ぐにバック駐車なんてできない。

 

私と夫は急いでこのスタッフたちに

「私たちの車はトレーラーを付けてるので

バック駐車できない。」と説明。。

 

するとまた

スタッフ集まって相談。。

 

いやいやいや。

チケット買った時

散々トレーラのこと聞いたけども

受付のおっさんは

大丈夫だって言ってたよ。

そういうの慣れてるとも。。。

なんで、今更特別ケースみたいな

雰囲気なの?

 

スタッフたちが真剣に井戸端会議をした結果。。

私たちは最後の最後に乗ることになった。。

 

最初から2番目だったのによ。ううう。涙

 

そして、最後。。

残り5台入るか入らないか。。

そんな状態の中

やっと我が車は呼ばれ。。

夫は頭から突っ込むことに。。

 

そのまま駐車か?

と思いきや

またまた

スタッフ全員集合!

 

今度は車からトレーラを外し

スタッフ全員で押して

半回転!

 

なるほどトレーラーと切り離して

バック駐車ね。

 

そして、夫は一旦船から出て

バックで駐車し直す。。

これで、形は

バックしたまま駐車。。

 

なるほど。。

でもさ。。

正直いうと

いいやり方ではないよね。。

 

最初の車は船の中でUターンできるほど

余裕があるわけよ。

実際半分の車はそうしてるからね?

だったら、私たちもUターンすれば

こんなに面倒なことしなくても

よかったよね?

どうせ、私たち先頭にいたんだし・・・

 

そう考える人いなかったのかな?

こんなに人いるのに。。

 

と、あまり賢くない方法で

解決したことに(待たされたし?)

若干のイライラを感じたが

まあ、解決したのでよし。

 

しかし、この男はそうは思ってなかった。

義父。

このやり方が

あまりにもダメダメだと

怒りをあらわ。。

 

まあまあ。

いいじゃないの。

 

となだめながら

船に乗り込む。。

 

すると・・・

こっちは女性。

あっちは男性。

家族なのにバラバラにされる私たち。。

 

カタマランという形態の船なので

両端に客室があり

真ん中が車を運搬する場所という

デザインなのだが。。

 

その両端が男女で区分されてるのだ。

 

ああ、この感じ。。

サウジを思い出す。。

 

サウジに行くと

こうやってはっきり男女に分けられたな。。

レストランとか

フードコートとか。。

 

まあ、家族スペースがあるだけ

サウジの方がマシか?

なんて思いながら

女性の客席に。。

 

するとほぼ満員。

座るところなし。

 

義母と娘と私。

3人一緒に座れる場所がない。

 

仕方ない。。

私は義母と娘を一緒に座らせ

私一人だけ

違う人と相席をする。

 

私の隣にいたおばちゃんは

いかにもオマーン人という女性。。

肝っ玉母ちゃん系。

 

何人もいる子供に

色々食べさせていたのだが

ふと私が気になった様子。。

決して

私がジロジロ見てたわけではないのだが

どうも気になった様子。。

 

そしておもむろに

パンを差し出し

「食べなさい」と言わんばかりに

勧める。。

 

「いやいやいや

いいですよ。。」

と断るも

ニコニコしながら勧めるので

なんだか断るもの

申し訳ない気がしてきて

遠慮なくいただくことにした。。

 

「ありがとうございます」

そう言っていただいたパンを

私は娘に渡した。。

 

するとこのおばちゃん。。

私に家族がいることを察して

今度は家族分のパンを差し出す。

「いやいやいや

娘だけで十分です。

ありがとうございます」というものの

英語が通じないので

なかなか上手くい断れない。。

仕方がないので

これもいただくことに。。

 

申し訳ない気分。。

美味しくパンを頂いていると。。

 

今度は水筒から飲み物を出して

手渡してくれる。。

 

なんだか至れり尽くせり。。

 

これ、全く知らない

さっき会った人なんだけども。。

 

ニコニコと笑顔を絶やさない

この肝っ玉母ちゃんは

なんだか日本の田舎のおばあちゃんを

彷彿させる。。

 

「ほれ、これも持っていけ」と

なんでも持たせるおばあちゃん。。

 

それと感覚が似てる。

 

なんだかオマーン人の

暖かさに触れて

ちょっとふわふわした気分で

1時間・・

いよいよマシーラアイランドに到着する。。

 

「あっちにダディーと兄ちゃんがいる。。そっち行きたい・・・」

と思ってるはずの娘。。。